柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

330号 クリスマスカクタス。ポインセチア。ハエマンサス。ハツコイソウ。ハーデンベルギア。ビワの花。

2012年12月27日 13時34分18秒 | 花、写真、家庭菜園

 クリスマスと言っても、我が家は特別何もしません。クリスマスは華やかで、幸せな家庭を思い浮かべますが、世界には罪のない子供達が、貧困や病苦に苦しみ、少年兵として戦闘に狩り出されてもいます。世界では恵まれない子供達の方が多いのではないでしょうか?幸せと不幸せの格差、神や仏は本当に等しく子供達を慈しんでいるのでしょうか? 商魂の具にされた華やかなクリスマスを心より祝う気にはなかなかなれません。   偏屈者!。

 さて、クリスマスの時期の花の代表と言えば、ポインセチアとクリスマスカクタス「デンマークカクタス」があります。12月24日(月)クリスマスの日に園芸店に行ったところ、はや、ポインセチアが半額になっていました。昨日までは1,980円だったものが1,000円になっていました。買い求め、鉢を替え撮影しました。クリスマスカクタスは2年ほど植え替えをしていない放任栽培のものです。

 ポインセチア。街灯の影が家の壁に写っているのをバ ックに撮りました。

 クリスマスカクタス。‘ピンクコンペイトウ’。

 ポインセチアを買ったついでにハーデンベルギア ビオラケアも買いました。定価通りに1,480円です。

  

 ハーデンベルギア ビオラケア。小さなフジの花のようです。他のマメ科の植物の葉のように羽状複葉にならず単葉です。別名をコマチフジと言い、白やピンクの花色があります。冬に咲く花は寒さの管理が難しく、私は直ぐに枯らしてしまいます。

 レシュノルテイア。初恋草と言う名で売られています。 中々、上手い名前をつけたものです。鮮やかな花色が豊富でかわいいく、私の好きな花の一つです。

  ハツコイソウ。

 

 ハエマンサス ヒルスタス。「マユハケオモト」。放任栽培ですが球根が増え、鉢からあふれんばかりです。いつも株分けをしてやらないといけないと思いながら、枯れそうもないので放任のままです。毎年、懲りずに花を咲かせてくれます。花は別名の通り、眉刷けの形をしています。

  ハエマンサス ヒルスタス「マユハケオモト」。

 ちょっと必要があって買ったマーガレット‘モリンバ’です。

 マーガレット ‘モリンバ’。 ビニールポット植えの物を鉢に植え替えました。

 日本カンラン‘華神’。20種ほど東洋ランを育てていますが、今年花をつけたのはこの種だけでした。

花は渋いのですが、香りは極上です。

  日本カンラン ‘華神’。極上の香りを楽しみます。

 ロウアガキ「ロウヤガキ」。数年前から鉢植えで育てているものです。

 盆栽屋さんによれば、この木は「幼木から実成りは良いが幹の太りが悪く、古色がなかなか出ない」と言う事です。

 ロウアガキ。実が小さな中国原産の観賞用カキ。完熟すると干し柿のような味がします。

 鉢植えのビワの花‘茂木’が咲き始めました。冬に花を咲かす果物で、変わり者です。

 毎年、寒風で花がやられ満足に実が成らないので、今年は無加温の温室に入れました。ビワは1種では実がなりにくいので3種栽培をしています。新品種‘なつたより’も咲き始めました。温室では花粉を媒介するハナアブやハエが来ないので、耳かきの綿毛で人工受粉をやっています。

  ビワ‘茂木’の花。きれいに咲いています。良い実をつけるには蕾の時に上部の蕾を摘蕾をすると良いそうです。

 今年もブログのご愛読ありがとうございました。来年も続ける予定です。よろしくお願いいたします。

 皆様、良いお年をお迎えください。 柿上猿麻呂。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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329号 シークヮーサー。ラベンダー。オキザリス。寒菊。ベビーリーフ。ゲジゲジ。カマドウマ。他

2012年12月20日 14時24分13秒 | 花、写真、家庭菜園

 今日は冬至です。私は冬至の日が一年で一番好きな日です。明日から日中時間が少しずつ長くなるかと思うと心が踊ります。まだこれから本格的な寒さが来ますが、日が長くなると植物達も喜ぶのがよく分かります。植物達は本当に太陽が好きです。

 柑橘類を鉢植えで10種ほど栽培していますが、今年は実がなったのはシークヮーサーとキンカンのみです。キンカンは黄色く色づいてきましたがまだ見頃ではありません。このシークヮーサーは肥料不足でやや小ぶりのように思います。

   シークヮーサー。少し黄色くなってきました。酸橘類として利用するには青いほうが良いのかもしれません。

 以前、買っておいた寒菊がようやく咲き始めました。私はノギク類が好きで、園芸菊のほかに何種か栽培しています。ノギクは放任栽培でもそれなりに見られますが、栽培菊は手入れをしっかりやらないと見られたものではありません。性に合わないのか栽培菊は上手くいきません。この寒菊もどこか間が抜けた感じがします。もう少し待つとボリュームが出てくるかもしれませんが。

 カンギク。背丈の割りに花のボリュームがなくバランスがもう一つです。バック処理も良くありません。

 ベビーリーフの寄せ植えです。ポット苗を植えつけたときはやや徒長気味でボサボサでしたが、ようやく形が整ってきました。

 ベビーリーフ。左より「ミズナ、レッド辛しミズナ、切れ葉レッドケール」。食べごろかな?

 オキザリス 

 オキザリス バーシカラー。 先の号で紹介したより花数が増えました。

 

 先の号では紹介できなかったオキザリス ‘ゴールデン アイランド’の平開した花。

 カンアオイ ‘雪月花’。冬に、しかも半分、土に埋もれながら咲く奇怪な花。

 かれこれ1ヶ月以上、あまり変化もなく咲き続けているラベンダー‘センティヴィア ブルー’。香りもよい。今咲いていると言うことは、5月にもまた咲くのかな?

  ラベンダー ‘センティヴィア’。冬の花なので少し花が少なくさびしい。

12月入ってからハボタンのタネをまいてみたら、発芽しました。来年に向かって大株にするか、踊りハボタンにするか、それとも枯れてしまうか、これからの管理が思案のしどころです。

 発芽したハボタン。今の寒さと来年の夏の暑さを超えなければなりません。どうなるか興味津々です。

 寒くなるといろんな虫?などが暖を求めて家の中に入ってきます。ムカデも時おり入ってきます。

 ゲジゲジ。普段でも時々見かけますが、冬は特に多くなります。ゴキブリの天敵?と言われているのでそっとしておきますが、何となく姿が悪く、あまり歓迎ではありません。

 カマドウマ。おとなしい虫だがこれもあまり好感が持てる虫ではありません。ニュージーランドにはこれの10倍以上大きいものがいるようです。

 

 

 

 

 

 

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328号 第44回 日展。モズのはやにえ。カブ‘恵星紅’‘万木カブ’。方領ダイコン。シモバシラ。

2012年12月13日 13時51分51秒 | 花、写真、家庭菜園

 先週12月7日(金)日展に行ってきました。私の従姉妹の娘、寺山 三佳さんが彫刻をやっており、日展で過去2度特選をもらっています。今年は委嘱出品となっていました。(日展では入選するだけでも難しい事ですが2度も特選を取ると言う事は大変な事です。)

 寺山 三佳 さん作 「NEW DAY」 (作品が他作品と重なり見難いのでバック処理をしました。)

 彫刻展示会場。

 洋画と日本画を見ましたが共に作風もモチーフも同じようなもので一見するだけでは区別が付きません。 日本画の方が洋画よりやや前衛的かもしれません。

 洋画展示会場。

 日本画展示会場。

 日本画といえ上村松園、松篁 親子。鏑木 清方。伊東 深水。菱田 春草 などの作品を思い浮かべますが日展の入選作にはそのような作品はありませんでした。洋画も同じようなモチーフやタッチの作品が多く、あまり目新しい作風は見当たりませんでした。大きな絵が沢山並んでいると言うだけの印象でした。選出基準をもっとコテンポラリーなものにするべきだと思いました。やや、沈滞気味の印象です。

 私は陶芸が好きでくまなく見ました。伝統工芸的な作品は少ないのですが、意欲的なものも多少ありました。青い色の陶芸作品をテーマに撮影し、ブログに載せようと思いましたが、作者の許諾を得ていませんので取り止めます。陶芸の青、藍、ブルー、青磁。青白磁色には魅せられます。

 工芸美術会場。

 書の会場はやや空気感が他の会場と異なり、清々とした感がありました。書は全く分かりませんが昔の中国の書体には大いに興味を持ちました。

 書の会場。

 先日、NHK番組の「ダーウィンが来た。」でモズをやっており、モズの珍しい習性「モズのはやにえ」を紹介していました。我が家の庭にもモズがおり、秋には縄張り宣言の高鳴きをしていました。それで庭に「モズのはやにえ」が無いかと探したところ2箇所で見つけました。コオロギの方は今は無くなりました。モズが食べたのかもしれません。

 モズのはやにえ。コオロギ。

 モズのはやにえ。 バッタ。

 裏の畑のカブ‘恵星紅’、‘万木(ゆるぎ)カブ、‘方領ダイコン’を収穫しました。このところの霜で葉が痛んできたのであわてて撮影しました。間引きや施肥を怠ったので小ぶりでやや変形しています。

               赤カブ。‘恵星紅’。大野紅カブ系。

 赤カブ。‘万木(ゆるぎ)カブ’。滋賀県の郷土野菜。

 方領ダイコン。愛知県の郷土野菜。先が曲がるのが特徴。

 裏庭に栽培しているシモバシラに霜柱が出来ました。植物名のシモバシラは冬に霜柱が出来ることに由来します。

 ソモバシラに霜柱が出来た。

 

 

 

 

 

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327号 ガーデンシクラメン。キンギョソウ。オキザリス。キンセンカ。クリサンセマム。花苗の発芽。他

2012年12月06日 09時00分57秒 | 花、写真、家庭菜園

 「大工(土方)殺すにゃ刃物は要らぬ。雨の三日も降ればよい。」と言う言葉がありますが「猿麻呂殺すにゃ・・・・・・」です。このところ冷たい雨が降る日が多く、撮影が出来ないのでブログのネタ探しに苦労しました。12月5日(水)、ようやく晴れたので、身近にある草花をとりあえず撮影しました。

 ガーデンシクラメン。先月買ってビニールポットのまま放置していたのですが、ちょっと調子が悪くなってきました。あわてて鉢を買ってきて寄せ植えにしました。寒さのせいもあるのか白花が特に悪いようです。

 キンギョソウ。2ヶ月ほど前に寄せ植えをしたものです。中々花が咲き揃わなかったのですが、ようやく花が上がってきました。

  キンギョソウ。英名はスナップドラゴン。この花を見て日本人は金魚をイメージして、ヨーロッパ人は竜をイメージしたようです。両方ともなるほどと思います。

 オキザリス バーシカラー。以前、栽培をしていた時はかなり増え、強いものだと思い、管理を怠っていたらいつの間にか消えてなくなりました。園芸店で一株買って鉢上げしました。まだ花数が少ないです。

 バーシカラーの蕾。ねじり飴のようでかわいい。

 平開したバーシカラー。

 オキザリス ‘ゴールデンアイランド’の蕾。バーシカラーの黄色バージョンのよう。小種名がわかりません。

 半開の‘ゴールデンアイランド’。気温が低いせいか平開しませんでした。

 ‘ゴールデンアイランド’の葉。

 オキザリス ヒルタ。立性で花数は少ない。

  スイートアリッサム。 鉢植えにしていますが、撮影するほどまだボリュームがありません。

 キンセンカ‘冬しらず’。こぼれタネで増えたものを鉢上げしたもの。これから春まで長く咲き続けます。

  レウカンテマム パルドサム 「クルサンセマム パルドサム」 ‘ノースポール’。ようやく一輪咲きました、

 ‘ノースポール’の蕾。

 コレオステファス ミコリス 「クリサンセマム ムルチコーレ」。これもようやく一輪咲きました。

 ムルチコーレの葉。

 バニータイプのビオラ‘ルルのひなたぼっこ’。花がうさぎの耳のようでかわいい。

 

 コーヒーの木が段々大きくなってきました。無加温の温室に入れておいたのですが、先日の寒さで頂部がやられたので、あわてて室内に入れました。

 頂部が凍害になったコーヒー。

 タネを蒔くのが遅過ぎたのか?早過ぎたのか?分かりませんが、11月末に蒔いた花のタネ(いろんな花をミックスしたもの)が発芽し始めました。昼間は外に出し、夜は温室に入れています。

  発芽し始めた花の芽。これらを一株ずつピニールポットに移植するのが大変ですが、どんな花が咲くか楽しみです。

 ビニールポットに移植したパンジーの苗。

 

           

 

 

 

 

 

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