柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

239号 購入花苗、スノードロップ、シクラメン、金のなる木、プチベール、ウドのキンピラ、マイタケ。

2011年02月24日 11時09分51秒 | 花、写真、家庭菜園
 以前に2度訪れた事があるニュージーランドのクライストチャーチで大地震があり、美しい街が崩壊してしまったのは大変な驚きであり非常に残念です。今もなお多くの方が行方不明になっており、大いに心配です。一刻も早い救出を心から願っています。

 先日、「花木センター」で3割引きセールがありました。花壇に植える花苗を買おうと立ち寄りました。ほんの少しと思っていたのですが、次々と買ってしまいました。

  買った花、木苗 〆て9,220円。

 686円で買ったシクラメン‘プリマドンナ’。やや花が痛んでおり安売りをしていたのを更に3割引きで買いました。鉢カバーに入れてみました。花弁がチリチリのフリルになっており面白い形と色をしていますが鑑賞にはもう一つの印象です。

  シクラメン ‘プリマドンナ’。

 406円で買った金のなる木‘鑫々(しんしん)’です。葉が緑と黄色でフチが赤く観賞価値があります。以前、栽培していたのですが枯らしてしまいました。それ以来、お金に縁遠くなったような気がします。品種名が‘鑫々’と言い、金の字二つにその上に金が乗っていると言う豪勢な字です。栽培しているとお金が貯まるような気がするのが不思議です。「早く大きくな~れ!」。

  金のなる木‘鑫々(しんしん)’。

 お世話になっているIさんに買っていたいただいたスノードロップ(50球)が咲いています。清楚で春の到来を静かに喜んでいるようです。

    春の到来を告げるスノードロップ。

 
 プランター栽培のプチベールが収穫適期になりました。やや育ちが良くないようですが、きれいなプチベールが沢山ついています。白いのが‘ホワイト’、赤いのが‘ルージュ’です。

 プチベール 右が‘ルージュ’左が‘ホワイト’。

 ‘ホワイト’。 ‘ルージュ’。

 U魚屋のおばさんからウドとマイタケをいただきました。妻がウドの「酢味噌和え」と「キンピラ」を作ってくれました。キンピラは「酢味噌和え」を作るときにむいたウドの皮で作ったものです。妻は料理時に出るセリやミツバの根、ナスの皮も捨てずに「キンピラ」や「油いため」などを作ります。味はなかなか良く酒の肴に良いのですが、野菜の繊維が歯に挟まるのが難点です。

 ウドの酢味噌和え。

 ウドのキンピラ。

 いただいたマイタケ。

 ※先週号で紹介したアナカンプセロスについて「スタジオA」さんからコメントをいただきました。アナカンプセロスには花が咲くということです。どんな形でどんな色の花が咲くのでしょうか? 花の咲くのが楽しみです。
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238号 スノードロップ、クリスマスローズ、マンサク、アナカンプセロス、ヘスペランサ、ミニ観葉。

2011年02月18日 08時58分53秒 | 花、写真、家庭菜園
 太平洋側でも雪や雨の日が多くなってきました。 春の到来の兆しです。寒いのに霜柱も立たない乾燥した気象から、潤った気候になり木々や草花の芽が一気に膨らんでくるでしょう。園芸を趣味とする者にとって期待で心がわくわくする時期です。緑や赤の小さな木の芽やつぼみを見つけた時は脳に喜びの物質「ドーパミン」があふれるのがわかります。 
 
 先日の雪の積もった日にスノードロップとニシキマンサクが咲いていました。スノードロップは一度目の雪の日にはまだつぼみでしたが二度目の雪の日には花が開いていました。

 スノードロップ。一度目の雪の日。まだつぼみの状態。

 二度目の雪の日。花が開いている。

 雪が積もっているニシキマンサク。

 次の日の朝。花が凍っている。

 いつもお世話になっている I さんが買ってくださったクリスマスローズの八重花が咲きました。ピンクの八重系とピコティー(覆輪)の八重系です。まだ株が小さいので数輪しかつぼみはありませんが大株になると見ごたえのあるものになるでしょう。八重のピコティーはかわいい花です。

  クリスマスローズ ‘八重ピンク系’。

 クリスマスローズ ‘八重ピコテー系’。

 園芸店でアナカンプセロス‘吹雪の松’という植物を見つけました。葉が緑、ピンク、黄となかなか美しいので買って小鉢に植え替えました。どんな花が咲くか楽しみです。
  アナカンプセロス‘吹雪の松’。

 これも園芸店で見つけたヘスペランサ ヒュミリスです。花が終わったような状態でしたが花ガラを摘み鉢に植え替えたら新しいつぼみを出し咲きました。金属光沢のあるピンクの花です。

   ヘスペランサ ヒュミリス。

 園芸店でミニ観葉を買ってきて小鉢に植え替えてみました。まだ小さいですがこれから暖かくなったら大きく育つでしょう。

 買ったミニ観葉植物。

 アローカシア‘ドワーフ’。

 フィカス「コムノキ」‘ロブスター’。

 ディジゴセカ ‘エレガンテシマ’。

 アンスリュウム ‘ホワイト’。

 シルクジャスミン。

 シルクジャスミンの実。


 先日、中国春ランの植え替えをやっているときに根元にランの実生のような物が芽生えてていました。タネを蒔いた覚えはないのですがどうもコクランのように見えます。小鉢に植え替えてやりましたがどんな花が咲くか楽しみです。

 コクランの実生らしきもの。
























  

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237号 筑波実験植物園(グレープフルーツ、セコイア、メタセコイア 他)。キクイモ掘りと料理。

2011年02月10日 09時27分07秒 | 花、写真、家庭菜園
 自宅の花の開花も少ないので、今週も先週に続いて植物園の温室を訪ねました。自宅から小一時間で行ける「筑波実験植物園」です。植物園では大改装中で施設や植物の充実が図られています。完成の春が楽しみです。
 さて、外は寒いので早速、温室に飛び込みました。温室は熱帯資源植物区、ザバンナ区、熱帯雨林区、水生植物区があります。サバンナ区は改装中でした。
 有用植物地区では巨大なレモン‘ポンテローサ'、グレープフルーツの実がなっていました。この地区で撮影した植物は以下の通りです。

 レモン‘ポンテローサ'。
 グレープフルーツ。
 カミガヤツリ「パピルス」。
 シュロガヤツリ。
 サンケジア パルウイブラテアタ。 キツネノマゴ科
 カンキチク。
 アブチロンの一種。
 カクチョウラン ‘キンカク'。
 ヨウシュコバンノキ。

 熱帯雨林区で撮影したもの。

 エリデス ロレンセアエ。
 エピデンドルム ペペロミア。
 ステノリンコス スペキオスス。
 ブラッサボラ ペリーニ。
 レリア ルンデイイ。
 デンドロビュウム カピツリフォルム。
 デンドロビュウム アトロウィオラウム。
 テイコマンテ デンドロフィラ。ノウゼンカズラ科。
 ローレルカズラ。
 アリサエマ リヘンゲルム。 サトイモ科。
 エスキナンツス ハートレイ。イワタバコ科。

 水生植物区で撮影したもの。


 ツノヨブコウジ。
 ウォータポピー。

 植物園の入り口から温室までにトチノキ、マロニエなどの植栽の他に、大きな木の並木があります。何となく木こ名札を見ていると、セコイアとメタセコイアの名がありました。今まであまりこれらの区別を意識していませんでしたが、改めてみるとかなりの違いがありました。セコイアは北アメリカ原産の木で、世界一の巨木で有名です。常緑性で幹は黒色で木肌に粗い割れ目が目立ちます。メタセコイアは化石が日本で発見され、生きた木が中国で発見された「生きた化石」で有名です。落葉性で木肌は灰褐色で樹皮は細い縦の溝がありはがれるように見えます。新しい発見でした。

 常緑のセコイアと落葉のメタセコイア。
 セコイアの幹。
 メタセコイアの幹。

 家の敷地と常磐線の線路の境目の土手にキクイモを植えています。少し食べてみようと掘ってみました。かなり深く掘らないといけないかと思っていましたが、浅いところからイモがゴロゴロと出てきました。妻が「ふくめ煮」を作ってくれましたが水っぽいジャガイモのようで味はもう一つでした。次は「味噌漬け」を作ってみようと思います。

 キクイモ掘り。
 収穫したキクイモ。
 キクイモの「ふくめ煮」。



 





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236号 水戸植物公園、球根ベゴニア、チュウサギ、アオサギ、マガモ、ツグミ、最高最低温度計 他。

2011年02月04日 10時30分31秒 | 花、写真、家庭菜園
 この時期は我が家の花も乏しく、実はブログのネタ探しに苦慮します。
 自宅から小一時間でいける水戸植物公園にネタ探しに出かけました。「球根ベゴニア展」を開催しておりました。展示は例年とほとんど変わりがありませんが写真に収めました。

 球根ベゴニアの展示。
 下垂性球根ベゴニア。
 下垂性球根ベゴニア。
 球根ベゴニア。
 球根ベゴニア。
 球根ベゴニア。
 球根ベゴニア。

 撮影をしていると「何を撮っているのですか?」声をかけられることがしばしばあります。温室で撮影していると例のごとく「何を撮っているのですか?」と声をかけられました。ここで私は大恥をかいてしまったのです。 私はクロトンの花を撮っているばかりと思い込んでいたのです。声をかけられた人に「これはクロトンの花で高温でないと咲かず、非常に珍しい花です。」と得意げに話をしました。ところが、声をかけた人の連れの人が「ここにも同じ花が咲いている。木が違うのに同じ花です。」と言うので見ると、それはコルディリネの花でした。何と! 良く見るとコルディリーネの花がクロトンの枝にからまってあたかもクロトンの枝に花が咲いているように見えていたのです。私の頭の中は真っ白になり「間違いました、この花はコルディリネの花でクロトンンの花ではありませんと平謝りをしました。浅学をさらけ出してしまいました。お恥ずかしい!。

 クロトンの枝に咲いているように見えるコルディリネの花。
 コルディリネの花。クロトンの花も穂状に咲くが小さく花色は白。

 以下は水戸植物公園の温室で撮影した植物です。

 アカバナトケイソウ。トケイソウ科。
  ベニバナトケイソウ。 アカバナトケイソウとベニバナトケイソうは似ていますがアカバナトケイソウの葉は3裂するがベニバナトケイソウの葉は鋸歯のある楕円形だそうです。
 ツンベルギア フォーゲリア。キツネノマゴ科。 
 ツンベルギア エレクタ「コダチヤハズカズラ」。フォーゲリアとエレクタの違いはエレクタの方が花も葉もやや小さい。
 ディアンテラ キツネノマゴ科。
 パキスタキス ルテア。キツネノマゴ科。
 ハナキリン。トウダイグサ科。
 カエンカズラ。ノウゼンカズラ科。
 サイパンレモン。ミカン科。
 セイヨウコバンノキ「ヨウシュコバンノキ」。トウダイグサ科。
 ダンドク。カンナ科。
 ディフェンバキア。サトイモ科。
 デュランタ。クマツヅラ科。
 コルディリネ‘愛知赤?’リュウゼツラン科。
 ベロペロネ「コエビソウ」。キツネノマゴ科。
 ルスポリア。キツネノマゴ科。
 レッドジンジャー。ショウガ科。

 帰りに水戸植物公園の池を見ると広い割には水鳥が少ないようでした。チュウサギとアオサギ、それにマガモの夫婦しかいませんでした。岸の土手でツグミがしきりに落ち葉をつついて餌を探していました。
 チュウサギとアオサギ。
 マガモの夫婦。
 私の撮影機材に興味を待ったマガモ。

 ツグミ。

 1月31日の夜はこの冬一番の寒さでした。外、温室に最高最低温度計をぶら下げていますが温室内でも-4℃以下になりかなりの植物がダメージを受けました。暖房費が高いので節約しています。

 屋外の北面の最低温度。-8.5℃。

 温室(大)。最低温度-4℃。「暖太郎」と言う石油ヒーター?一個。

 温室(小)。最低温度-4℃。無加温。

 コンサバトリー(新しい木製温室) 最低温度-6.5℃。500Wの温風サーキュレータ一個。

 都心では路地で冬を越す植物でも、厳寒の地、茨城では温室内でも枯死します。本当に寒さに弱い熱帯性の植物は室内で+16℃以下にはならないようにしていますが。




 
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