柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

14号 歌麻呂美人、斑入りイヌタデ。消えた普通電車

2006年09月29日 14時11分59秒 | 動物、昆虫、鳥





 歌麻呂美人が咲きました。月下美人の仲間で、同じように夜に咲き、一夜の花です。清楚な花ですが、最近の化粧品はあまり匂わないようですが、その香りは、濃厚な化粧の女性の匂いがします。私の知っている女性達はスッピン美人が多く、化粧や香水の匂いのする女性はあまりいません。実は化粧をする暇も無いほど忙しいのです。
歌麻呂美人はほとんど炎天下にほったらかしですが、秋口になるとつぼみを数個つけます。開花過程も撮影しました。残念ながら「猿麻呂美男」と言う品種はありません。
メモ ウタマロビジン 歌麻呂美人 サボテン科 学名Epipyllum 原産地 交配種
園芸分類 非耐寒性常緑サボテン


斑入りイヌタデ
斑入りの葉が美しいので今年買ったものです。日向で栽培していましたが、葉が焼けて見苦しくなり始めたので日陰に移しました。イヌタデは庭や畑では増えて困り物ですが、花はなかなかかわいくて、田の畔などに群生した姿は秋の風情が感じられます。来年は斑入りイヌタデが増えるのが楽しみです。
メモ イヌタデ 「アカノマンマ」 犬蓼 タデ科 学名 Persicaria longiseta 原産地 日本全国 園芸分類 1年草

小生は、水曜日の夕方に常磐線の石岡駅から東京の事務所に出ます。木曜、金曜に仕事をして金曜日の夜に帰ります。土曜日から水曜日までは自宅で植物の栽培や撮影をしています。
27日、関東地方に大雨が降りました。自宅では仕事が出来ないと思って、早めに事務所に出ることにしました。13時28分発の普通電車に乗ろうとしました。石岡駅では「大雨のため28分発の電車が50分ほど遅れています。その前に発車する予定で遅れている13時3分発の電車を利用ください」とのアナウンスがありました。約30分ほど電車を待っていました。次にアナウンスで、「14時3分発の電車は定刻通り発車します」のアナウンスがありました。あれれ、13時3分と28分発の電車はどこに行ってしまったのでしょう。消えてなくなったのでしょうか。駅では何の説明もありませんでした。常磐線は少しの天候不順でよく電車が遅れます。出社が遅れたおじさんが「これでまた、給料が減らされる」と嘆いていました。

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13号 ミヤギノハギと亀戸大根

2006年09月22日 16時51分18秒 | 

 ミヤギノハギが咲きました。庭に植えて、数年経ちますが、毎年冬に根元まできり戻します。1年で写真の大きさにまでなり沢山の花を咲かせます。一緒に、タカノハススキ、屋久島ススキも植えています。秋の七種のキキョウ、フジバカマ、オミナエシも植えましたが、ハギの陰や極度の乾燥でうまく育ちません。
メモ ミヤギノハギ 宮城野萩 マメ科 学名 Lespedeza thunbergii  原産地 中部地方以北の日本海側に育つケハギから作られた園芸品種といわれる。園芸分類 耐寒性、低木。庭木。 



src="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/58/0e611a73a64ef9cf92dace7073e91d33.jpg">

 借りている菜園に蒔いた亀戸大根です。このタネは昨年、八百屋で買った大根の一本を畑に植えタネを採ったものです。近くにダイコンを植えていないので、純系の亀戸大根と思います。9月3日にタネ蒔き、発芽の写真は9月10日。9月17日に間引いたものです。
メモ
ダイコン 「スズシロ」 大根 アブラナ科 学名 Raphanus sativus 原産地 コカーサスからパレスチナ。園芸分類 耐寒性1年草。野菜 
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12号 土讃線、土佐電、クダモノトケイソウ

2006年09月15日 19時42分59秒 | 花、写真、家庭菜園
 
 先週、足摺岬に行ったとき、高知駅から中村駅まで乗った特急南風3号です。車体全体にアンパンマンの絵が書いてありました。東京の山手線などに描いてある広告イラストよりほほえましいものでした。しかし、特急とはいえ、かなりの数の駅に止まり、昔の急行並です。国鉄も民営化でJRになり、急行並みの速さでも、特急料金を取り、稼ごうとする体質は釈然としません。お客へのサービスより稼ぎの数字ばかりを追うのはいかがなものかと思います。稼ぎが多いと企業努力が良いと賞賛される世の中ですが、安全第一で、大事故を起こさないよう願いたいものです。
 高知市内を走っている土佐電気鉄道(土佐電)です。高知駅前に止まっているのを撮りました。JRの電車待ちの少しの時間しかなく、この写真しか撮れなくて残念でした。
 時々、花をつける、鉢植えのクダモノトケイソウです。よく実がならないといわれますが、雄しべの花粉を指につけて、雌しべの柱頭につけてやると容易に実がなります。この花の受粉を助ける昆虫がいないので、人工授粉をするとよいでしょう。写真が小さくなりすぎました。今日は忙しいので、近いうちに大きい写真にします。
 
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11号 足摺岬、四国霊場三八番 金剛福寺と竜串ほか

2006年09月08日 17時29分19秒 | 花、写真、家庭菜園
 

 ある俳句雑誌の撮影で俳句の先生、出版社部員と土佐清水市足摺岬にある四国霊場大三八番金剛福寺の宿坊に2泊3日お世話になりました。早速、足摺岬展望所に出向きました。台風12号の影響で波は岬や岩にぶち当たり、その音はゴウゴウと恐ろしいほどでした。黒い岩、青くエメラルドの様な海水、白い波は印象的でした。

 金剛福寺は西国霊場三八番札所で、足摺岬、裏の原生森を含めて、3万8、000坪の広大な境内です。1,160余年の昔に嵯峨天皇の勅額の「補陀絡東門」を弘法大師(空海)による開創です。本尊は千手観世音菩薩です。この地は四国最南端に位置し、補陀絡(観音)浄土の聖地で補陀絡渡海の信仰があります。
 夜、宿坊で御住職、奥様と親しくお話をすることが出来ました。ご住職は50歳直前ではつらつとエネルギーに満ち溢れている印象でした。奥様は観音様のように美しい人でした。
 ただいま、本堂前に大きな池を造成中です。
 帰りに、無理を言って、境内に生えている、アシズリノジギクとツワブキの苗をいただいてきました。
  
 近くの荒磯では、天然のバフンウニが採れます。ウニのとげが栗毛色や白色のもので、他所で見たバフンウニと異なるので驚きました。ミョウバン処理をしていない採りたてのウニは絶品小味で、身体がウニ臭くなるほど食べました。ほかに磯の名物でバイガイの様なタカツベ。(少しはなれたところではツベタカというそうです。)ほかにアワビの小型の様なナガレコも美味しかったです。  
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10号 ハバネロ、ユーフォルビア‘サマーポイン’

2006年09月01日 16時32分50秒 | 花、写真、家庭菜園
 9月に入りました。「暑い、暑い」と文句を言っていたのですが、朝夕めっきり涼しくなってくると、夏にやり残したことはないかと焦燥感にさいなまれます。季節の変わり目にはいつも、そのように感じます。皆さんはいかがでしょうか。
  
 ハバネロの花が咲き、実がつきました。昨年苗を買い、鉢植えにして温室で越冬させたものを畑に移植しました。温度があれば一年中実がつきます。
 ハバネロは世界一辛いトウガラシだそうです。その辛さを表現すると、胴体と首が離れるような辛さということです。しかし、現地の人は、生でバリバリ食べるそうで、ブタも犬もこれが大好きだそうです。小生は赤く熟してから食べるのでそれほど辛いとは思いません。香りの良い上質の香辛料で、酢やしょう油に漬けて愛用しています。
メモ ハバネロ ナス科 英名 Habanero chinense 学名 Capsicum chilli 原産地 メキシコ ユカタン半島 園芸分類 非耐寒性1年草


 これも昨年購入したもので、鉢植えにして温室で越冬させ、地に下ろしたものです。ショウジョウソウの斑入りのようです。流通名は‘サマーポイン’ですが葉の中心が赤くなるので、サマーポインセチアの意味なのでしょう。日本人は何でも縮めて、ものを言う癖がありますが、これはいかがなものでしょうか。
メモ
ユーフォルビア‘サマーポイン’別名 斑入りショウジョウソウ 猩々草 トウダイグサ科 英名 Japanese poinsettia,Mexican fire plant 学名 Euphorbia heterophylla cv. 原産地 ブラジル 園芸分類 非耐寒性1年草


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