柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

342号 春野菜の植え付け。赤花ユスラウメ。ジンチョウゲ。スプレー咲きヒアシンス。タカネタンポポ。他

2013年03月28日 14時02分04秒 | 花、写真、家庭菜園

 息子が女性造園家のKさんから沢山のアジュガ、フランスギク、ジャノヒゲとアナベルの苗をもらってきました。

 もらったアジュガ、フランスギク、ジャノヒゲ。花壇の管理者が事情があってある有名公園からヒッペガシ(剥ぎ取る)てきたものだそうです。

 アナベルの苗。

 これらは東京に運ばれたので茨城まで車で運ぶ事になりました。3月23日(土)に茨城から車を回し持ち帰りました。帰途、土浦にある大型ホームセンターに寄り、野菜と花の苗を購入しました。

 購入した野菜と花の苗。春キャベツ。春ハクサイ。ターサイ。ホクシャ。コンボルブルス。カンパニュラ。カラミンサなど。

 3月24日(日)。アジュガ、フランスギク、ジャノヒゲ、アナベルは荒れていた花壇を整備して植えつけました。買った、花苗は鉢上げし、野菜の苗はコンサバトリー前の菜園やピエロの小屋前の花壇に植え付けました。

 

 

  春キャベツ、春ハクサイ、ターサイを植えたコンサバトリー前の菜園。

 ピエロの小屋前の花壇。野菜と花を混植している。

 赤キャベツ、コウサイタイ、ダイコン、ビオラ、ガーデンカーネーションなど混植のポタジェガーデン。

 庭にジンチョウゲ、赤花ユスラウメ、スプレー咲きヒアシンスなどが咲いています。ジンチョウゲは、もう終わりかけています。、

 ジンチョウゲ。大きくなりすぎたので、花が終わったら切りつめる予定です。

  赤花ユスラウメ。花は沢山咲きますが、実が一向に付きません。隣に白実ユスラウメがありますが花はまだ咲いていません。花期が合わずに受粉が上手く行かないので実がならないのでしょうか?自家受粉しそうなものですが。花は5弁が基本だと思いますが、この木は6弁のものが多いです。

 スプレー咲きヒアシンス。普通のヒアシンスは一球から花茎が1,2本しか上がりませんが、スプレー咲きヒアシンスは一球から複数本の花茎が上がります。最近あまり売り出されない珍品。

 鉢栽培しているユウバリタンポポ「タカネタンポポ」が咲き始めました。

  ユウバリタンポポの花。

 ユウバリタンポポの総苞。

 ユウバリタンポポの葉。

 今年1月にリンゴ(サンふじ)の種を蒔いたところ芽が出ました。蒔くのが遅すぎると思ったのですが。

 リンゴ‘サンふじ’の発芽。

 庭仕事をしていると、しばしばシャベルや選定ハサミなどを見失います。今まで手に持っていたものがどこに置いたのか、どう探しても見つけられずイライラ、オロオロすることがままあります。私は庭仕事をしながら1日一万歩以上歩きますが、その内、見失った道具を探すのに概ね4千歩は歩いているのではないかと思います。

 庭には物を隠すちょっと悪戯(いたずら)好きの童子(ワラシベ)が住んでいるのではないかと思うことがあります。私がウロウロとものを探すのを見て、物陰で面白がっているのではないでしょうか。畑仕事をしていると背後で何かものの気配を感じる事がよくあります。そこでワラシベに物を隠されないように、菓子の空缶に廃材の取っ手を付けて小物を運ぶキャリアボックスを作りました。

 農作業用小道具を運ぶキャリアボックス。こんなものは15分もあれば出来ると思っていたのですが、思いのほか取っ手の木が硬く、木ネジの山が潰れて苦労しました。色は、たまたま残っていたスプレー塗料がこの色だったからです。これで道具を見失う事は少なくなりそうです。しかし、私はコーヒーを飲みながら庭歩きをするのですが、今度はマグカップを隠され、探す事が多くなりました。

 庭にヒヨドリ夫婦が来て、花や葉をついばんで悪戯をします。そこで、篠竹、鉢、ヒモで鳥おどしを作りました。

 鳥おどし。風でゆらゆらと鉢が揺れます。鳥が怖がって近寄らない工夫です。もう亡くなった園芸研究者のYさんがイギリスで撮った写真を見て真似てみました。はじめ、緑のヒモで作って、写真を撮ったのですが、バックに溶け込みよくわからないので白いヒモに代えました。これも思いのほか左右のバランスをとるのが難しかったです。

 3月23日(土)。裏の林の木の大枝が折れてたれ下がっていました。前日の留守中に強風が吹いたようです。我が家で最も大きな悪戯(ワルサ)をするのが暴風です。もう少しで、軽トラックやビニールハウスに直撃するところでした。

  風で折れた木。ここはよほど風が吹きすさぶ所のようです。電車の線路までは少し距離があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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341号 水戸偕楽園。水戸の梅大使。千波湖の鳥達。サクランボ‘阿波乙女’。ガマガエル。他

2013年03月22日 10時43分09秒 | 花、写真、家庭菜園

 3月19日(火)は昨日の暴風と打って変わって、よく晴わたり、風も穏やかだったので水戸の偕楽園に出かけました。千波湖畔の有料駐車場(500円)に車を預けました。駐車場脇の小山にコブシが満開でした。

  満開のコブシ。青空に純白の花が圧巻。

 千波湖畔の芽吹いた青柳(シダレヤナギ)も春風にやさしく揺れ、心が和みます。

 芽吹いたばかりの青柳(シダレヤナギ)。春風にゆらーり、ゆらーりと揺れる若葉を眺めていると、心のリズムもゆらーり、ゆらーりと和み、心なしか心臓の鼓動もゆっくりになったような気がしました。

 偕楽園のウメは残念ながら花の時期が過ぎた上に、昨日の暴風で痛めつけられ、状態は良くありませんでした。それでも、何とかまともな花を見つけ数種を撮影しました。

 偕楽園 好文亭。 千波湖から偕楽園に通じる陸橋から撮影。常磐線の架線用の柱が邪魔。

 陸橋から撮影した梅林。

以下は何とか探したまともなウメの花。

  ウメ。(佐橋紅。さばしこう)。印象的な真っ赤な花。

 ウメ。(品字梅。ひんじばい)。

 ウメ。(月宮殿。 げっきゅうでん)。

 ウメ。(座論。ざろん)。

 ウメ。(見驚。けんぎょう)。

 偕楽園で最も美しかったのは、なんと言っても「水戸の梅大使」でした。爺さんや婆さんが嬉しそうに、また、やや恥ずかしそうに一緒に記念写真を撮っていました。私も彼女達を撮影させてもらいました。

  水戸の梅大使。

 帰りに千波湖畔を散策しました。

 よく晴te穏やかな千波湖。

 湖畔には数種の鳥達がいました。コクチョウは餌を求めて近寄ってきます。見物客が「ゴメンね。あげるものがないの」と言っています。近寄ってくると何か餌をやりたいと思うのは人情です。しかし看板には「鳥達に自然の生活をさせるため、餌をあたえないで」とあります。

 以下は湖畔で撮影した鳥達です。

 コクチョウ。

 コブハクチョウ。

 オオバン。

 カルガモ。

 手前からユリカモメ。オオバン。オナガガモ。

 ユリカモメ。

 カワラバト。

 ホシハジロ。

 18日、朝方、二階から庭の池を見ると水面がすごく揺れています。何か異変が起きたのかと思い、下りて池を見ると、ガマガエルが20匹ほど「カエル合戦」をしておりました。前日まではガマガエルは1匹もいませんでしたが、夜半の雨の間に池に集まったようです。1匹のメスに数匹のオスがしがみついています。長いヒモのような卵が沢山生んでありました。

 産卵中のガマガエル。

 オスがメスにしがみつき団子状になっているヒキガエル。これから5月末まで池はオタマジャクシで真っ黒になります。

 今、庭に咲いている花。

  サクランボ。‘阿波乙女’。

 スイセン。‘アイスフォリス’。

 ヒロハノアマナ。葉の中心部に白いスジがある。

 アマナ。葉に白いスジがない。

 イヌノフグリ。花が赤く、毛が目立たない。

 フラサバソウ。花は青く毛が目立つ。イヌノフグリ、フラサバソウ共にあまり見かけられない珍しい雑草です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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340号 タイヤのパンク、JAFの牽引。暴風被害。ジャノメエリカ。ヒメシャクナゲ。アロエ。他

2013年03月14日 14時35分30秒 | 花、写真、家庭菜園

 3月9日(土)「仏滅」。東京から茨城に帰り、石岡駅近くの借りている駐車場から少し車走らせたところガタガタと車の調子が悪いではありませんか。タイヤのパンクだと思い、車を降りタイヤを見ると案の定、右前のタイヤがパンクしていました。タイヤにはネジクギが刺さっていました。

  パンクしたタイヤ。

 タイヤに刺さったネジクギ。

 ホンダのフィットにはスペアタイヤが無く、簡易パンク修理機材があるのみです。これで応急修理をしようと試みたのですが、修理機材がチャチなもので直ぐにダメになり「万事休す」となりました。しかたなくJAFに来てもらう事にしました。電話をすると到着するまでに1時間10分後と言うことでした。仕方なく手元無沙汰でしたが待つことにしました。1時間ほど経つとJAFから電話がり「前の処理に時間がかかり、予定到着時間より10分ほど遅れる」と言う事でした。ようやく、JAFが来てくれタイヤを見てくれました。「側面も破れているのでタイヤはダメで廃棄しなければ」と言われ、結局近くのイエローハットまでの牽引移動と言う事になってしまいました。

  タイヤ屋までレッカー移動。

 イエローハットに行くと「今、修理が込んでいるので2時間ほど待ってください。」と言う事になってしまいました。タイヤ交換だけでこんなに時間がかかるのかと思いましたが、ちょうど昼時でしたので近くのレストランで妻と久しぶりにゆっくりと昼食が出来ました。昼食を食べ終わった頃、イエローハットから「予定より修理が早く終わりました。」の電話があり、助かりました。

 JAFの費用は0円。イエローハットの費用はタイヤ代、修理費用。パンクしたタイヤの処理代などを含めて、8,250円でした。JAFの係りの人は対応が良く、感じの良い人でした。お手数おかけしました。

 タイヤの修理できたので土浦にある園芸店まで足を伸ばしました。園芸店で野菜と花の苗。ジャノメエリカとヒメシャクナゲなどを買いました。ジャノメエリカとヒメシャクナゲは鉢代えして撮影しました。

  ジャノメエリカ。花の中心の雄しべが黒く「蛇の目」に見えるのでこの名がある。

  ヒメシャクナゲ。葉はシャクナゲを小さくしたようだが花は壷形でシャクナゲに似ていません。

鉢栽培している斑入りジンチョウゲも咲きはじめ、良い香りを放っています。

 斑入りジンチョウゲ。

 以前買ったアロエ‘千代田錦’も咲きました。

  アロエ ‘千代田錦’。

 プランター栽培のソラマメ‘とうまーみ’の花が咲いています。一部がウイリス病にかかったようで元気がありません。

 ソラマメ ‘とうまーみ’。  ‘とうまーみ’花。

 3月13日(水)「先負」は暴風が一日中荒れ狂う日でした。風で木々の枝は折れ、鉢が棚から落ち、植えつけた花や野菜の苗は振り回されてひきちぎれるようでした。暴風の中、苗がひきちぎれないように小さな支柱を1苗あたり3本ずつ添えました。砂ほこりが目に入り大変でした。関西に住んでいた頃はこんなに荒れ狂う強風や砂ほこりが立つことは、台風以外ではありませんでした。昔の言葉に「江戸では目病みが多い」という言葉がよくわかります。

 暴風で撮影台にしていた板が吹っ飛び、運悪くコンサバトリーのドアーのプラスチックガラスに当り破れてしまいました。我が庭では風による被害がたびたびあります。よほど対策を考えなければなりません。

 破れたプラスチックのドアー。

 夕方には東京に出なければならないので、石岡駅に着くと、折りよく暴風で2時間遅れで来た電車に乗れました。しかし、これがまた途中で長い時間停止して2時間以上かかって午後8時半ころようよう東京に着きました。

 このところの暴風は所かまわず、節度が無く、品位がない吹き方をします。この暴風には怒り心頭、私の感情を癒す悪口、罵声が思いつきません。「糞。バカ野郎!」

 

 

 

 

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339号 ナミアゲハ。フェンスとビーンズポール作り。ヘレボルス・チベタヌス。レースラベンダー。他

2013年03月08日 11時19分55秒 | 花、写真、家庭菜園

 3月5日(火)は啓蟄でした。朝夕はまだ寒いのですが、日中は暦通り、暖かい日でした。庭仕事をしていると、目の前を白い紙のようなものがヒラヒラ飛んでいました。良く見るとナミアゲハでした。まだ飛ぶのが上手くないようで、あちらこちらで休みながら飛んでいました。成虫越冬するチョウ以外で、スジグロシロチョウやモンシロチョウより早く羽化したアゲハを見たのは初めてです。

 

 ナミアゲハ。、吸蜜する花があるか心配。

 翌日には我が家の庭をテリトリーにし、丁寧にお辞儀をしていたジョウビタキ♂の姿が見えませんでした。陽気が急に暖かくなったのであわてて北に帰ったようです。庭のウメ‘甲州野梅’も急に咲き始めました。

 ウメ ‘甲州野梅’。

 裏の林でヘレボルス チベタヌスが咲いているのを見つけました。昨年、栽培棚から落ちているのを見つけ、枯れるだろうと思いながらも、裏の林に植えたものです。昨年の暑い夏を越えたようです。

  ヘレボルス チベタヌス。栽培が難物と言われていますが、株が少し大きくなったようです。今年も夏越しが上手くいくことを願っています。

 裏にササが生え、何にも利用していないデッドスペースがあったので、ここをバラとユリ園にしようと整備しました。3月2日(土)と3日(日)にかけて息子と一緒にフェンスを作りました。

 整備前の荒地。

 生えている小さなササ抜き、整地。

 1枚目のフェンス。

 北面のフェンス取り付け。

 東面のフェンスを取り付け完了。

 ここは風が強い所です。フェンスが風で倒れないよう、見栄えは悪いですが、支柱に沿って鉄棒を深く差し込み針金でしばりました。

 フェンスが完成したのですが、フェンンスの奥にビニールハウスがあります。写真を撮る時に邪魔になるので、これを隠す工夫が必要になりました。そこで、ビニールハウスの前に篠竹で豆栽培用の支柱(日本語でなんと言うか適当な言葉を知りません。イギリスの園芸書ではBeans-pole、Planto supportとありました。)を作ることにしました。

 JRとの境に篠竹が生えているのでこれを切り出しました。この作業が大変でした。

 鉄棒で等間隔に深さ30cmの穴を開け、篠竹を差し込む。

 篠竹と篠竹の間に篠竹を挿す。

 繰り返しで段々と篠竹を密にする。

 横に篠竹を編むように取りつける。

 篠竹の上部を合掌作りのように結んで出来上がり。もう少し暖かくなればインゲンマメ、ニガウリ、アサガオなどを植えてグリーンカーテンを作り、ビニールハウスが見えなくなる計算。

 早速、フェンスをバックにレースラベンダー‘スパニッシュ アイ’の写真を撮りました。

 レースラベンダー ‘スパニッシュ アイ’。

 

 

 

 

 

 

 

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