柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

346号 八重サクラ。筑波実験植物園。小石川植物園。ハイドンキング。オオバナノエンレイソウ。他

2013年04月26日 09時59分22秒 | 花、写真、家庭菜園

 4月22日(月)。野草の撮影に笠間市にある天神の里に出かけてみました。残念ながらめぼしい野草はありませんでしたが、近くの池畔に植えてある八重ザクラの並木が空が見えないほど満開でした。天神の里は辺鄙な所にあり、サクラを見る人はおらず、ややさびしげでした。

 空を覆いつくし、艶やかに咲く天神の里の八重ザクラ。

 4月23日(火)は筑波実験植物園に出かけました。丁度、サクラソウ展が開催されていました。木材や竹などで作られた展示設備は雰囲気がありました。

 

 

 雰囲気があるサクラソウ展示場。一見の価値があります。

 中央広場にある西洋シャクナゲ‘太陽’が満開でした。まれに見る大きな木で赤い花を毎年豪勢に見せてくれます。今回はツツジ類を中心に「画面いっぱいに撮る。」をテーマーにしました。

 

堂々と咲き誇る西洋シャクナゲ‘太陽’。

 ウンゼンツツジ。

 シバザクラ。

 4月25日(木)は小石川植物園に出かけました。フジは盛りを過ぎていましたが、ツツジ類が満開で丁度見頃でした。

 ヒラドツツジ。

 

 ヒラドツツジ‘曙’。

  

 キリシマツツジ‘八重キリシマ’。

 キリシマツツジ‘日の出霧島’。

 オオヤマツツジ。

 オオヤマツツジ‘錦の司’。

 モチツツジ‘花車’。

 オオアマナ「オニソガラム ウンベラタム」。園内には自然繁殖をした群落があります。

 長い間つぼみのままだったベトナムツバキの‘ハイドンキング’が咲きました。

  

ややボッテリとした花の‘ハイドンキング’。日本のツバキとは雰囲気が異なる花姿。

 園芸店で買ったオオバナノエンレイソウ。この花は北海道大学の校章になっています。

 オオバナノエンレイソウ。この固体には花弁に緑の筋が入っています。

 

 

 

 

 

 

 

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345号 晴海トリトン。花壇。ダリアの植え付け。チューリップのウイルス病。霜枯れ。新刊の出版。他

2013年04月18日 20時27分31秒 | 花、写真、家庭菜園

4月12日(金) 息子の一(はじめ)が晴海トリトンに撮影に行くというので一緒に出かけました。私は晴海トリトンに行くのは初めてで地下鉄有楽町線月島駅から10分ほどの所にありました。私は月島は下町のイメージがあり、江東区か江戸川区とばかり思っていましたが中央区でした。晴海トリトンは正式には「晴海アイランドトリトンスクエア」と言い、オフィスビル、商業施設、住居が集まった広いところです。隣には朝潮運河があり、施設の周辺は住環境が良く考えられ、緑道があり、色々な草木の植栽が良く管理され、ヨーロッパのどこかの国の都市のような雰囲気があります。

 朝潮運河。大都市に見られる水と空に抜ける空間に心が開かれる。

 明るく清潔な晴海トリトンの施設。

  

 木漏れ日が降りそそぎ、緑が目に優しい憩いの緑道。都会人にとっては心安らぐひと時を過ごせる空間です。

 満開のグレビレア。異国情緒のある花。

 これも満開の西洋シャクナゲ。咲き誇ると言った感じ。

 白い花のハナミズキ。

 フェンスを覆うモッコウバラ。

 珍しい葉が緑色のドドナエア「ポップブッシュ」の大きな木。

  帰りに空腹になったので月島名物「もんじゃ焼き」を食べようと、とある店に入りました。「もんじゃ焼き」はこの年になってはじめての経験でした。出てきたもんじゃ焼きの材料を見て、関西の「お好み焼き」で育った私は食べ物としては、失礼ながらかなり貧しいものだと思いました。頼んだのは750円のものでしたから、仕方がないかも知れませんが、薄くといたメリケン粉に野菜があるだけで、肉無し、卵無し、鰹節無し、空腹とは言え、あまり食欲が進むものではありませんでした。「二度と食べない」とは言わないけれど、電車賃を払ってまで食べに来るものではないと思いました。(もんじゃファンも多いと思います。これは私個人の感想で、悪しからず)。 子供の頃、叔母に連れられ、梅田の阪急百貨店でよく分厚く、大きな「お好み焼き」を食べたのが懐かしく思い出されました。

 庭の花々がようやくにぎやかになってきました。以前はササが生えていた痩せ地なので、中々草花が上手く育ちません。

 チューリップとパンジーが咲いています。いま一つボリューム感がありません。

 チューリップの中に赤に白が混じった花が咲きました。やや怪しげな美しさですが心引かれるものがあります。どうもウイルス病にかかっているようです。このウイルス病にかかったチューリップに巨万の資金を投じ、チューリップの高騰とバブル崩壊の歴史「オランダチューリップ事件」を思いおこされます。

 4月13日(土) 茨城に帰り、裏の林の植栽を見ていたところ、エビネのつぼみや葉、シモバシラの若葉が黒くなっているのに仰天しました。どうも前日の夜に遅霜にやられたようです。シモバシラはともかく、この状態ではエビネは来年も十分な花が見られないだろうとガッカリです。今年はなんとも意地の悪い天候です。

 黒く変色したシモバシラの若葉。

 つぼみと若葉が黒くなったエビネ。

 4月16日(火)。ダリアの球根を15種植えつけました。植え溝に球根を並べ、芽が出る先に予め支柱を立てました。

 植え溝に球根を並べる。

  球根の先に支柱を立てておく。これは芽が出てから支柱を立てると球根や地下の茎を痛めることがあるから予防の為、予め支柱を立てておく。

 今春、原稿や写真に携わった本が出版されました。

  西東社刊 「野草・雑草の事典530種」(文) 金田初代。(写真) 金田洋一郎

 日本文芸社刊 「散歩道で見かける四季の花」 (文、写真) 金田一

主婦の友社刊 『「園芸店で買った花」をすぐ枯らさない知恵とコツ』。写真 (株)アルス フォト 企画 金田洋一郎

   ご好評いただければ幸いです。

 

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344号 ツクシシャクナゲ。ツツジ‘春一番’。スイセン。庭のスミレ。ホトトギス類の新芽。他

2013年04月12日 08時07分35秒 | 花、写真、家庭菜園

 裏の林では植栽した花木や野草がいっせいに芽吹き、花を咲かせています。今、見ごろの花木はツツジの‘春一番’、ツクシシャクナゲ、モクレン‘エリザベス’。園芸草花はスイセン。野草はスミレ類、ハシリドコロ、ヒメウズなどです。他にホトトギス類が芽を出しました。

 ツツジ‘春一番’。この花を最初に見た時は写真より大きな株でした。「きれいな花だな」と思い、庭に欲しいと思いました。3年ほど前、小苗を買い求め植えましたが思いのほか生長が遅いです。‘春一番’と言う名があるとおり早咲きの品種ですが、今年は近所のミツバツツジより遅く咲きました。

  ツクシシャクナゲ。長い間鉢で育てていたものですが、地植えにしたところ大きくきれいな花を咲かせてくれました。花はきれいなだけでなく気品があります。アズマシャクナゲとの違いはアズマシャクナゲは花の先が5裂し、ツクシシャクナゲは7裂します。

 マグノリア‘エリザベス’。遅咲きの黄花のモクレン。黄色い花が珍しい。土日の強風で花びらが少し痛んでしまったのが残念。

 バナナアケビ。やや黄味を帯びた白い花。今年初めて雌花がつきました。果実はバナナのように黄色く色付くそうです。実が成るが待ち遠しい。

 スイセン‘フラワーレコード’。花筒の先が赤く口紅のように縁取られてチャーミング。

 スイセン‘フライヤー’。黄色の八重咲き品種。やや重たげ。

 スイセン‘プリンセス ザイデ’。やや緑を帯びた白い花。慎ましやかな感じ。

 マルバスミレ。裏の林で自生しているもの。今、いっせいに咲いています。遠目に見ると雪がうっすらと積もったよう。

 ツクシスミレ。10年ほど前、練馬区の仕事をしていた時に牧野植物園でもらってきたもの。雑草のように増えすぎて処分していたものです。牧野富太郎博士が九州で採取したと言われています。庭の所々に生えています。

 アリアケスミレ。これも10年ほど前、大津市の田んぼの土手で採取したもの。鉢植えにしていたものが種が飛び、畑の隅などに増えています。

 アカネスミレ。日当たりの良い所に元から自生しているスミレ。花つきがよくきれい。観賞価値があります。

 スミレの名の元になったと言われる大工道具の墨入れ。

 ハシリドコロ。茶褐色の渋味のある花。毒草だが茶花にいかが?

 ヒメウズ。ウズは毒草トリカブトのこと。小さな花だがよく見ると複雑な構造の花でかわいい。これも毒草かな?

 ホトトギスの新芽。

 ヤマホトトギスの新芽。

 ヤマジノホトトギスの新芽。

林にはタラが20数本自生しています。芽が見る見る大きくなり、5芽ほどを天ぷらにして食べました。

 タラの芽。天ぷらは期待したほど美味くはありませんでした。コシアブラの方が上位の味がするように思います。

 ようやく4月10日(水)ジャガイモを植えつけました。昨年より2週間ほど遅くなってしまいました・

 シャガイモの植え付け。

 先日、近所の人の紹介で牛牧場の堆肥をもらいました。今、牧場でも堆肥が無い時期だそうです。堆肥置き場の隅に残っていたものを軽トラ1台分いただきました。

 もらった堆肥。「代金を払う」と言ったのですが、「取りに来たので無料」と言う事でいただきました。ようやく畑に野菜の植え付けができます。ありがとうございました。

 農機具を置いてあるビニールハウスに入るとやたらに狭いなと思い、上を見るとビニールハウスの屋根部が凹み、大量の雨水が溜まりコブのように垂れ下がっていました。どうも以前に屋根に雪が積もり、重みで凹んだところに雨水が溜まったようです。「やれやれ、忙しい時に余計な仕事が出来た」とうんざりしました。

 雨水が溜まり、凹んだビニールハウスの農道具小屋。水をかい出すために、脚立を上がったり降りたり、疲れました。修復はまだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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343号 都立木場公園。富岡八幡宮。深川不動。カルメ焼き。トウキョウサンショウウオの卵。

2013年04月04日 14時01分46秒 | 花、写真、家庭菜園

 3月29日(金)は穏やかな花曇の日でした。都立木場公園の近くに古材や西欧ガラクタを売っている店があるのを知り、木場公園の撮影の帰りに寄ってみようと思い出かけました。

 木場公園ではサクラが満開で空はピンクの天井になっていました。他にユキヤナギ、ハナカイドウ「スイシカイドウ」などが満開で見ごろでした。

 満開でピンクの天井のようなサクラ。下では沢山の親子が花見弁当を楽しんでいました。

 ユキヤナギも満開で見頃。

 ハナカイドウ「スイシカイドウ」。下の緑はボックス ウッド「西洋ツゲ」。ピンクと緑の色合いが美しい。 

    

 ハナカイドウも満開。やさしい乙女色。私はサクラよりこの花が好ましく思います。

 園内にある帰化植物栽培コーナーでグンバイナズナを撮影しました。この草は以前はよく見かけたように思いますが、近頃は全く見かけなくなりました。最近はマメグンバイナズナばかりです。

  このような保護されている所でしか見られなくなった貴重な帰化植物。グンバイナズナ。

 木場公園の帰りに古材屋に寄ったのですが、思いの他高価で、購入をあきらめました。店の前の川の向こうに公園のようなものがあるので寄ってみると富岡八幡宮でした。

 富岡八幡宮 本殿。

 参道にある伊能忠敬の銅像。

 境内に面した小さなレストランでオムハヤシ(900円)の昼食を食べ、地下鉄門前中町駅に向かうと駅の入り口から参道がありるので奥に行くと深川不動でした。このあたりは全くの不案内で、富岡八幡宮と深川不動が直ぐ近くであることを知りませんでした。

 深川不動。

 ワラジの願かけ。大きなワラジに小さなワラジがいっぱい。

 深川不動の参道脇で「カルメ焼き」を焼きながら売っている屋台がありました。あまりきれいとは言えませんがおじいさんが熱心に「カルメ焼」きを作っていました。許可を得て撮影しました。

 カルメ焼き。私は色からしてキャラメルをイメージしてカルメル焼きと覚えていました。1個200円で材料費にしては中々の値段だと思いました。しかし、これを作るのは中々難しいそうで沢山の失敗作が出来るようです。割れカルメ焼きと言う失敗作が100円なので5個買いました。割ると中は小さな泡の空洞が沢山あり、名のように「軽め」でした。

 

 カルメ焼きを作っているところ。

 ひと欠けを口に入れると、甘さの中にかすかに泡を立たせるための重曹の香りが広がり、懐かしい昭和の味がしました。

 4月1日(月)天気が良いので笠間市にある北山公園に出かけました。写真に撮るような花はあまりありませんでしたが、出会った人が湧き水にトウキョウサンショウウオの卵があると教えてくれました。トウキョウサンショウウオの卵を見るのは久しぶりです。今まで東京都武蔵村山市で1箇所。埼玉県越生市で1箇所見た程度です。

 トウキョウサンショウウオの卵。三日月形の卵2個が1対で1匹のメスが産むそうです。

 4月3日(水)は朝からの暴風雨で荒れた日でした。畑仕事が出来ないので、トマト、ナス、カボチャ、ヘチマなどの種まきをしました。風は見境なく荒れ狂いました。この頃の風はほどほどと言うことを知りません。庭に今、満開に咲いているモモの花を吹き飛ばしてしまいました。「花に嵐」のたとえもありますが、これは現実です。無粋な風です。

 

 吹き飛ばされて池に散ったモモの花。 夕方には風雨も収まり、東京に向かう折、石岡駅でツバメが鳴いて飛んでいました。今年初めてのツバメです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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342号 春野菜の植え付け。赤花ユスラウメ。ジンチョウゲ。スプレー咲きヒアシンス。タカネタンポポ。他

2013年03月28日 14時02分04秒 | 花、写真、家庭菜園

 息子が女性造園家のKさんから沢山のアジュガ、フランスギク、ジャノヒゲとアナベルの苗をもらってきました。

 もらったアジュガ、フランスギク、ジャノヒゲ。花壇の管理者が事情があってある有名公園からヒッペガシ(剥ぎ取る)てきたものだそうです。

 アナベルの苗。

 これらは東京に運ばれたので茨城まで車で運ぶ事になりました。3月23日(土)に茨城から車を回し持ち帰りました。帰途、土浦にある大型ホームセンターに寄り、野菜と花の苗を購入しました。

 購入した野菜と花の苗。春キャベツ。春ハクサイ。ターサイ。ホクシャ。コンボルブルス。カンパニュラ。カラミンサなど。

 3月24日(日)。アジュガ、フランスギク、ジャノヒゲ、アナベルは荒れていた花壇を整備して植えつけました。買った、花苗は鉢上げし、野菜の苗はコンサバトリー前の菜園やピエロの小屋前の花壇に植え付けました。

 

 

  春キャベツ、春ハクサイ、ターサイを植えたコンサバトリー前の菜園。

 ピエロの小屋前の花壇。野菜と花を混植している。

 赤キャベツ、コウサイタイ、ダイコン、ビオラ、ガーデンカーネーションなど混植のポタジェガーデン。

 庭にジンチョウゲ、赤花ユスラウメ、スプレー咲きヒアシンスなどが咲いています。ジンチョウゲは、もう終わりかけています。、

 ジンチョウゲ。大きくなりすぎたので、花が終わったら切りつめる予定です。

  赤花ユスラウメ。花は沢山咲きますが、実が一向に付きません。隣に白実ユスラウメがありますが花はまだ咲いていません。花期が合わずに受粉が上手く行かないので実がならないのでしょうか?自家受粉しそうなものですが。花は5弁が基本だと思いますが、この木は6弁のものが多いです。

 スプレー咲きヒアシンス。普通のヒアシンスは一球から花茎が1,2本しか上がりませんが、スプレー咲きヒアシンスは一球から複数本の花茎が上がります。最近あまり売り出されない珍品。

 鉢栽培しているユウバリタンポポ「タカネタンポポ」が咲き始めました。

  ユウバリタンポポの花。

 ユウバリタンポポの総苞。

 ユウバリタンポポの葉。

 今年1月にリンゴ(サンふじ)の種を蒔いたところ芽が出ました。蒔くのが遅すぎると思ったのですが。

 リンゴ‘サンふじ’の発芽。

 庭仕事をしていると、しばしばシャベルや選定ハサミなどを見失います。今まで手に持っていたものがどこに置いたのか、どう探しても見つけられずイライラ、オロオロすることがままあります。私は庭仕事をしながら1日一万歩以上歩きますが、その内、見失った道具を探すのに概ね4千歩は歩いているのではないかと思います。

 庭には物を隠すちょっと悪戯(いたずら)好きの童子(ワラシベ)が住んでいるのではないかと思うことがあります。私がウロウロとものを探すのを見て、物陰で面白がっているのではないでしょうか。畑仕事をしていると背後で何かものの気配を感じる事がよくあります。そこでワラシベに物を隠されないように、菓子の空缶に廃材の取っ手を付けて小物を運ぶキャリアボックスを作りました。

 農作業用小道具を運ぶキャリアボックス。こんなものは15分もあれば出来ると思っていたのですが、思いのほか取っ手の木が硬く、木ネジの山が潰れて苦労しました。色は、たまたま残っていたスプレー塗料がこの色だったからです。これで道具を見失う事は少なくなりそうです。しかし、私はコーヒーを飲みながら庭歩きをするのですが、今度はマグカップを隠され、探す事が多くなりました。

 庭にヒヨドリ夫婦が来て、花や葉をついばんで悪戯をします。そこで、篠竹、鉢、ヒモで鳥おどしを作りました。

 鳥おどし。風でゆらゆらと鉢が揺れます。鳥が怖がって近寄らない工夫です。もう亡くなった園芸研究者のYさんがイギリスで撮った写真を見て真似てみました。はじめ、緑のヒモで作って、写真を撮ったのですが、バックに溶け込みよくわからないので白いヒモに代えました。これも思いのほか左右のバランスをとるのが難しかったです。

 3月23日(土)。裏の林の木の大枝が折れてたれ下がっていました。前日の留守中に強風が吹いたようです。我が家で最も大きな悪戯(ワルサ)をするのが暴風です。もう少しで、軽トラックやビニールハウスに直撃するところでした。

  風で折れた木。ここはよほど風が吹きすさぶ所のようです。電車の線路までは少し距離があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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341号 水戸偕楽園。水戸の梅大使。千波湖の鳥達。サクランボ‘阿波乙女’。ガマガエル。他

2013年03月22日 10時43分09秒 | 花、写真、家庭菜園

 3月19日(火)は昨日の暴風と打って変わって、よく晴わたり、風も穏やかだったので水戸の偕楽園に出かけました。千波湖畔の有料駐車場(500円)に車を預けました。駐車場脇の小山にコブシが満開でした。

  満開のコブシ。青空に純白の花が圧巻。

 千波湖畔の芽吹いた青柳(シダレヤナギ)も春風にやさしく揺れ、心が和みます。

 芽吹いたばかりの青柳(シダレヤナギ)。春風にゆらーり、ゆらーりと揺れる若葉を眺めていると、心のリズムもゆらーり、ゆらーりと和み、心なしか心臓の鼓動もゆっくりになったような気がしました。

 偕楽園のウメは残念ながら花の時期が過ぎた上に、昨日の暴風で痛めつけられ、状態は良くありませんでした。それでも、何とかまともな花を見つけ数種を撮影しました。

 偕楽園 好文亭。 千波湖から偕楽園に通じる陸橋から撮影。常磐線の架線用の柱が邪魔。

 陸橋から撮影した梅林。

以下は何とか探したまともなウメの花。

  ウメ。(佐橋紅。さばしこう)。印象的な真っ赤な花。

 ウメ。(品字梅。ひんじばい)。

 ウメ。(月宮殿。 げっきゅうでん)。

 ウメ。(座論。ざろん)。

 ウメ。(見驚。けんぎょう)。

 偕楽園で最も美しかったのは、なんと言っても「水戸の梅大使」でした。爺さんや婆さんが嬉しそうに、また、やや恥ずかしそうに一緒に記念写真を撮っていました。私も彼女達を撮影させてもらいました。

  水戸の梅大使。

 帰りに千波湖畔を散策しました。

 よく晴te穏やかな千波湖。

 湖畔には数種の鳥達がいました。コクチョウは餌を求めて近寄ってきます。見物客が「ゴメンね。あげるものがないの」と言っています。近寄ってくると何か餌をやりたいと思うのは人情です。しかし看板には「鳥達に自然の生活をさせるため、餌をあたえないで」とあります。

 以下は湖畔で撮影した鳥達です。

 コクチョウ。

 コブハクチョウ。

 オオバン。

 カルガモ。

 手前からユリカモメ。オオバン。オナガガモ。

 ユリカモメ。

 カワラバト。

 ホシハジロ。

 18日、朝方、二階から庭の池を見ると水面がすごく揺れています。何か異変が起きたのかと思い、下りて池を見ると、ガマガエルが20匹ほど「カエル合戦」をしておりました。前日まではガマガエルは1匹もいませんでしたが、夜半の雨の間に池に集まったようです。1匹のメスに数匹のオスがしがみついています。長いヒモのような卵が沢山生んでありました。

 産卵中のガマガエル。

 オスがメスにしがみつき団子状になっているヒキガエル。これから5月末まで池はオタマジャクシで真っ黒になります。

 今、庭に咲いている花。

  サクランボ。‘阿波乙女’。

 スイセン。‘アイスフォリス’。

 ヒロハノアマナ。葉の中心部に白いスジがある。

 アマナ。葉に白いスジがない。

 イヌノフグリ。花が赤く、毛が目立たない。

 フラサバソウ。花は青く毛が目立つ。イヌノフグリ、フラサバソウ共にあまり見かけられない珍しい雑草です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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340号 タイヤのパンク、JAFの牽引。暴風被害。ジャノメエリカ。ヒメシャクナゲ。アロエ。他

2013年03月14日 14時35分30秒 | 花、写真、家庭菜園

 3月9日(土)「仏滅」。東京から茨城に帰り、石岡駅近くの借りている駐車場から少し車走らせたところガタガタと車の調子が悪いではありませんか。タイヤのパンクだと思い、車を降りタイヤを見ると案の定、右前のタイヤがパンクしていました。タイヤにはネジクギが刺さっていました。

  パンクしたタイヤ。

 タイヤに刺さったネジクギ。

 ホンダのフィットにはスペアタイヤが無く、簡易パンク修理機材があるのみです。これで応急修理をしようと試みたのですが、修理機材がチャチなもので直ぐにダメになり「万事休す」となりました。しかたなくJAFに来てもらう事にしました。電話をすると到着するまでに1時間10分後と言うことでした。仕方なく手元無沙汰でしたが待つことにしました。1時間ほど経つとJAFから電話がり「前の処理に時間がかかり、予定到着時間より10分ほど遅れる」と言う事でした。ようやく、JAFが来てくれタイヤを見てくれました。「側面も破れているのでタイヤはダメで廃棄しなければ」と言われ、結局近くのイエローハットまでの牽引移動と言う事になってしまいました。

  タイヤ屋までレッカー移動。

 イエローハットに行くと「今、修理が込んでいるので2時間ほど待ってください。」と言う事になってしまいました。タイヤ交換だけでこんなに時間がかかるのかと思いましたが、ちょうど昼時でしたので近くのレストランで妻と久しぶりにゆっくりと昼食が出来ました。昼食を食べ終わった頃、イエローハットから「予定より修理が早く終わりました。」の電話があり、助かりました。

 JAFの費用は0円。イエローハットの費用はタイヤ代、修理費用。パンクしたタイヤの処理代などを含めて、8,250円でした。JAFの係りの人は対応が良く、感じの良い人でした。お手数おかけしました。

 タイヤの修理できたので土浦にある園芸店まで足を伸ばしました。園芸店で野菜と花の苗。ジャノメエリカとヒメシャクナゲなどを買いました。ジャノメエリカとヒメシャクナゲは鉢代えして撮影しました。

  ジャノメエリカ。花の中心の雄しべが黒く「蛇の目」に見えるのでこの名がある。

  ヒメシャクナゲ。葉はシャクナゲを小さくしたようだが花は壷形でシャクナゲに似ていません。

鉢栽培している斑入りジンチョウゲも咲きはじめ、良い香りを放っています。

 斑入りジンチョウゲ。

 以前買ったアロエ‘千代田錦’も咲きました。

  アロエ ‘千代田錦’。

 プランター栽培のソラマメ‘とうまーみ’の花が咲いています。一部がウイリス病にかかったようで元気がありません。

 ソラマメ ‘とうまーみ’。  ‘とうまーみ’花。

 3月13日(水)「先負」は暴風が一日中荒れ狂う日でした。風で木々の枝は折れ、鉢が棚から落ち、植えつけた花や野菜の苗は振り回されてひきちぎれるようでした。暴風の中、苗がひきちぎれないように小さな支柱を1苗あたり3本ずつ添えました。砂ほこりが目に入り大変でした。関西に住んでいた頃はこんなに荒れ狂う強風や砂ほこりが立つことは、台風以外ではありませんでした。昔の言葉に「江戸では目病みが多い」という言葉がよくわかります。

 暴風で撮影台にしていた板が吹っ飛び、運悪くコンサバトリーのドアーのプラスチックガラスに当り破れてしまいました。我が庭では風による被害がたびたびあります。よほど対策を考えなければなりません。

 破れたプラスチックのドアー。

 夕方には東京に出なければならないので、石岡駅に着くと、折りよく暴風で2時間遅れで来た電車に乗れました。しかし、これがまた途中で長い時間停止して2時間以上かかって午後8時半ころようよう東京に着きました。

 このところの暴風は所かまわず、節度が無く、品位がない吹き方をします。この暴風には怒り心頭、私の感情を癒す悪口、罵声が思いつきません。「糞。バカ野郎!」

 

 

 

 

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339号 ナミアゲハ。フェンスとビーンズポール作り。ヘレボルス・チベタヌス。レースラベンダー。他

2013年03月08日 11時19分55秒 | 花、写真、家庭菜園

 3月5日(火)は啓蟄でした。朝夕はまだ寒いのですが、日中は暦通り、暖かい日でした。庭仕事をしていると、目の前を白い紙のようなものがヒラヒラ飛んでいました。良く見るとナミアゲハでした。まだ飛ぶのが上手くないようで、あちらこちらで休みながら飛んでいました。成虫越冬するチョウ以外で、スジグロシロチョウやモンシロチョウより早く羽化したアゲハを見たのは初めてです。

 

 ナミアゲハ。、吸蜜する花があるか心配。

 翌日には我が家の庭をテリトリーにし、丁寧にお辞儀をしていたジョウビタキ♂の姿が見えませんでした。陽気が急に暖かくなったのであわてて北に帰ったようです。庭のウメ‘甲州野梅’も急に咲き始めました。

 ウメ ‘甲州野梅’。

 裏の林でヘレボルス チベタヌスが咲いているのを見つけました。昨年、栽培棚から落ちているのを見つけ、枯れるだろうと思いながらも、裏の林に植えたものです。昨年の暑い夏を越えたようです。

  ヘレボルス チベタヌス。栽培が難物と言われていますが、株が少し大きくなったようです。今年も夏越しが上手くいくことを願っています。

 裏にササが生え、何にも利用していないデッドスペースがあったので、ここをバラとユリ園にしようと整備しました。3月2日(土)と3日(日)にかけて息子と一緒にフェンスを作りました。

 整備前の荒地。

 生えている小さなササ抜き、整地。

 1枚目のフェンス。

 北面のフェンス取り付け。

 東面のフェンスを取り付け完了。

 ここは風が強い所です。フェンスが風で倒れないよう、見栄えは悪いですが、支柱に沿って鉄棒を深く差し込み針金でしばりました。

 フェンスが完成したのですが、フェンンスの奥にビニールハウスがあります。写真を撮る時に邪魔になるので、これを隠す工夫が必要になりました。そこで、ビニールハウスの前に篠竹で豆栽培用の支柱(日本語でなんと言うか適当な言葉を知りません。イギリスの園芸書ではBeans-pole、Planto supportとありました。)を作ることにしました。

 JRとの境に篠竹が生えているのでこれを切り出しました。この作業が大変でした。

 鉄棒で等間隔に深さ30cmの穴を開け、篠竹を差し込む。

 篠竹と篠竹の間に篠竹を挿す。

 繰り返しで段々と篠竹を密にする。

 横に篠竹を編むように取りつける。

 篠竹の上部を合掌作りのように結んで出来上がり。もう少し暖かくなればインゲンマメ、ニガウリ、アサガオなどを植えてグリーンカーテンを作り、ビニールハウスが見えなくなる計算。

 早速、フェンスをバックにレースラベンダー‘スパニッシュ アイ’の写真を撮りました。

 レースラベンダー ‘スパニッシュ アイ’。

 

 

 

 

 

 

 

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338号 ダッチオーブン料理。オウバイ。ゲウム。パンジー。西洋クモマグサ。ケサランパサラン。他

2013年02月28日 10時29分37秒 | 花、写真、家庭菜園

 2月23日(土)から一泊で栃木県芳賀町にあるM氏宅に家族でお邪魔しました。M氏の弟さん自慢のダッチオーブン料理をいただきました。

 敷地の林の中で火を焚き、おき火で鉄鍋(ダッチオーブン)に入った肉、野菜などを蒸し煮にして食べました。焚き火から出来上がりまで少々時間がかかりますが、その間、ビールやカッポ酒を飲みながらの談笑がとても楽しい。

 屋敷林に囲まれた広大なM氏宅。

 火を焚きながらのおき火が出来るまで談笑。

 カッポ酒。持参した酒でしたが甘すぎました。

 おき火が出来ました。

 ダッチオーブンを二段に摘んで蒸し煮。

 鍋から蒸気が出なくなったら出来上がり。

 肉、野菜の蒸し焼き。 野菜、ソーセージの蒸し煮。 いずれも、やや薄味で我々には丁度良い味加減でおいしかったです。

 夜遅くまで会話(私一人がほとんどしゃべっていました。)で楽しかったです。

 翌朝、家族との記念写真。いずれも美男美女。

 23日(土)はよく晴れ、穏やかな日でしたが、帰りの24日(日)は強風が荒れ狂い、高速道路は舞い上がった砂塵で前がよく見えない状態でした。

 砂塵で前が良く見えない高速道路。中国のPM2.5の空気汚染を彷彿とさせる風景。まだこちらの方が空気が汚染されていないだけまし。 ところで「彷彿とする」。「彷彿する」「彷彿とさせる」、いずれが正しいか? 日本語は難しい。

 2月20日(水)に買った草花を鉢に植えかえました。

  

 西洋「洋種」クモマグサ。毎年買うが夏越しをしたことがない。今年はロックガーデンに植えかえるつもりです。

  イオノプシジュウム。薄紫のかわいい花。こぼれ種で増えます。

 買ったままで満開になったオウバイ。

 鉢に植え替えたオウバイ。鉢に対して木がやや小さいかな?

 満開のオウバイ。

 ゲウム「西洋ダイコンソウ」‘クッキー’。濃いオレンジが印象的。

 リナリア「姫キンギョソウ」‘グッピー’。赤と黄色のコントラストがかわいい。

 ブリキのバケツで種から育てたコマツナ(右)、ラディシュ(左)、パンジー ‘夢色スミレ’(後)。

 庭で見つけたガガイモとみられる綿毛をつけた種子。この綿毛を「ケサランパサラン」と言い、おしろい(白粉)を食べて生長すると珍重する人がいる。「ケサランパサラン」は動物由来(動物の毛)と植物由来(種子の綿毛)がある。

 

 

 

 

 

 

 

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337号 茨城県フラワーパーク「がまの油売り口上。フクジュソウ。大輪ダリア、ベゴニア展」。畑の区画。

2013年02月21日 14時07分49秒 | 花、写真、家庭菜園

 茨城県フラワーパークでフクジュソウが咲き始め、「大輪ダリアとベゴニア展」が開催されているので、2月17日(日)出かけました。

 入園すると丁度、筑波名物「がまの油売り」の口上が演じられると言うので見学しました。

 

 「がまの油売り」の口上。申し訳ないが演技がもう一つであった。

 その後、フクジュソウ園に行きましたがまだ咲き始めたばかりで、花数が少なくさびしい。

  

 フクジュソウ園。日照が少ないのと寒さで開花が十分でない。

 園の奥の温室で催されている「大輪ダリアとベゴニア展」を見ました。寒い冬に大輪ダリアを咲かせるのは大変だろうなと思いました。一輪、一輪の花はゴージャスできれいです。

 大輪ダリア ‘迎春’。

 大輪ダリア ‘ペチカ’。

 大輪ダリア ‘バードジャスター’。

 大輪ダリア ‘ロザンナ’。

 大輪ダリア ‘銀映’。

 大輪ダリア ‘砂漠’。

 大輪ダリア ‘赤陽’。

 大輪ダリア ‘大海原’。

 大輪ダリア ‘大都会’。

  ベゴニア展示コーナー。

  球根ベゴニア。

 木立ベゴニア ‘ドラゴン ウィング’。

 ベゴニアはただ沢山の花を棚に羅列するだけで、品種名もわからずあまり感動がありません。もう少し展示のレイアウト、ベゴニアやダリアの寄せ植え等、楽しみ方の示唆に富んだ展示など、見せ方の工夫が必要だと思います。

 月曜、火曜は曇りでした。寒い中、裏の畑の区割りをしました。1区画ずつ白い荷作りロープで囲いました。区画は結局、水曜日の午前中までかかりました。

  

 裏の畑の区画。これから区画した所に苦土石灰をまき耕し、堆肥をまき耕しとまだまだ先は遠いです。まずはジャガイモの畑作りからです。

 2月20日(日)は10日に続いて花木センターで3割引きの日でした。買ったものはオウバイ 686円、ブドウ‘甲州’476円、ヒメシャクナゲ366円。キリシマエビネ686円などです。

 オウバイ。 ブドウ‘甲州’

 ヒメシャクナゲ。

 

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