柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

170 号 サツマイモ掘り、ケンポナシ、ナメコ

2009年10月30日 10時21分39秒 | 花、写真、家庭菜園
 庭の畑に植え付けたサツマイモが繁茂して、隣の敷地まで伸びていきました。どれだけ大きな芋が沢山採れるだろうと、大いに期待して、25日(日)に芋ほりをしました。 

 繁茂した芋つる  芋の茎を切る 
 茎を切った芋株  シャベルで掘る  土の中から出てきた芋  収穫した芋
 
 株は7株ほどでしたが、葉が繁茂していた割には期待していたほどの収穫ではありませんでした。その原因は、どうもつる返しをしなかったからだと思われます。芋掘りをしていると、つるが地に着いた所から根が出て小さな芋が沢山ついていました。ここに小さな芋が出来ることによって、栄養が分散され、収穫が期待通りにいかなかったようです。   つるの途中についた小さな芋

 最近の栽培書はつる返しは必要ないと書いてあるものもありますが、やはり、昔の人が言うようにつる返しはやったほうが良いようです。

 小石川植物園の入り口の右奥にケンポナシの木があります。十年ほど前ですが、初冬にケンポナシの実が落ちているのを拾ってきて、種をまきました。種は発芽率が良く沢山芽が出ました。数本をしばらく鉢で育てていましたが、茨城に移ってから一本、地におろしました。それがぐんぐん大きくなり数年前から実がつくようになりました。花序の元にある枝の部分が太り、初冬に落ちます。木についている時は渋味がありますが、落ちるとこの部分が甘くなり食べられます。今年はこれで果実酒を作ってみようと思っています。
  沢山実のついたケンポナシ 
 
 妻が「ナメコが沢山出ていますよ」と言うので、裏にいってみるとナメコが出ていました。2年ほど前にナメコ菌を植え付けたホダキを買って裏庭にほおっておいたものです。ホダキにカワラタケが生えてしまったので、ナメコ菌は死にナメコは生えないだろうとあきらめていたのです。しかし、ナメコ菌は生きており、このあいだの台風20号の雨に刺激され、生えたようです。早速、夕飯の鍋とナメコのおろしあえで食しました。 
 ナメコのでたホダキ  ナメコ 
 ナメコとカワラタケ
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169号 シビックガーデン収穫感謝祭

2009年10月23日 17時23分17秒 | 花、写真、家庭菜園
 先日18日(日)、畑を借りている、シビックガーデンで収穫感謝祭が催されました。
 感謝祭では主催者挨拶、優良畑使用者表彰、幼稚園、保育園出品のかかしコンテスト、ふかし芋サービス、牛乳試飲サービス、芋ほり、モツ煮込み販売、ソバ打ち体験教室などが行われました。思いの他、近在から大勢の人たちがあつまり、小美玉市にもこんなに沢山の子供がいるのかと驚くほど来場しました。
 感謝祭会場ゲート  会長挨拶  かかしコンテスト優良者表彰   かかしコンテスト
  芋ほり  ふかし芋サービス   牛乳サービス 

  ソバ打ち体験教室
 
 ちなみに、ふかし芋、牛乳試飲は無料。芋ほりはビニール袋代10円、モツ煮は100円でした。

 感謝祭終了後に世話役による芋煮による懇親会が行われました。皆和気藹々で楽しい時間でした。
 懇親会
 世話役およびお手伝いの人々 
 
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168号 庭の大改造 Ⅰ、ニホンミツバチの戦い 他

2009年10月16日 19時04分35秒 | 花、写真、家庭菜園
 茨城の庭を大改造にすることにしました。設計は徳原 真人氏、施工は徳原氏、広瀬氏、鈴木氏です。
 庭に縦の主要道を直線A、Bの2本、S字道を1本、横の主要道直線を1本作ります。縦と横の道の交差点には直径2、8メートルのサークル作ります。道路で区切られた所は花壇、ロックガーデンを作る予定です。
 今回は主道Bのプロセス写真です。
  木枠で囲まれた道にジャリを敷く。 ジャリを鎮圧する。  ドライモルタルを敷く。  ドライモルタルの表面を平らにする。  敷石を等間隔に並べる。
 ドライモルタルに軽く水をまく。
 並べられた敷石。この後、余ったドライモルタル部分を切り取り、そこにシバを植える予定。

   先日14日にニホンミツバチB群に大騒動がありました。空中に沢山のミツバチが飛び交い大騒ぎでした。一瞬、ミツバチ達が逃亡するのではないかと思いましたが、良く見ると、ニホンミツバチ同士が争っているではありませか。くんずほぐれつの戦いで、1匹に数匹が絡み合っています。足に噛み付いたり、針で刺そうとしていました。ミツバチ達も内輪もめをするのでしょうか? 後で聞いた話ですが蜜を盗みに来たミツバチを防御しているのだと言う人もいました。秋までに十分に越冬用の蜜を貯められなかった群れが蜜を横取りに来たのかもしれません。B群はオオスズメバチに襲われたり、同属のミツバチに襲われたりして、災難の多い群れです。
 次の日には何事もなかったように巣から出入りをしていましたが、何時か逃亡するのではないかと心配です。

  台風18号の風で落ちてしまったミニトマトのアイコです。そろそろ、トマトの木を整理しようと思っていたので、気持ちの整理がついてかえって良かったように思いました。
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167号 ニホンミツバチ、イワギボウシ、エンジャルトランペット、オンブバッタ

2009年10月08日 09時57分08秒 | 花、写真、家庭菜園
 飛べなくて地を這うミツバチ  ひっくり返ったミツバチ
 
 先週の火曜日(6日)は前線と台風18号の影響で空が暗い日でした。ミツバチはどうしているかと、見に行くと、彼女らはけなげにも暗い空に向かって働きに出かけていました。
 眺めているとポトリと巣から落下した者がいました。彼女はもう飛び上がる元気はないようでした。巣で役に立たなくなった事を悟っているのでしょう。巣の中で死んでは仲間に迷惑をかけると、地面をヨロヨロとまろびころびつ歩き、巣から離れようとしていました。私には彼女の「死出の旅路」のように見えました。何千匹の仲間がいるのですが誰に見送られ事もなく、ただ一人の旅路です。彼女はただ地を這うだけで、いずこに向かおうとしているのかわかりませんが巣からは既に5メートルくらい離れていました。
 折悪しく、雨も降り始めました。

 
 園芸店でイワギボウシとして買ったものです。10月に入り咲き始めました。岩場などに生えている、自生のイワギボウシとは少々、様子が違うようです。栽培のせいか、個体差のせいかよくわかりません。小鉢栽培ながら良く花があがりました。


 鉢栽培のアケビです。春に受粉させたので沢山の実がつきました。しかし十分に肥培しなかったので実は小ぶりです。
 アケビを葉が5枚あるのでゴヨウアケビという人がいますが、細かく言うとゴヨウアケビはアケビとミツバアケビの自然交配種で、区別点は葉に鋸歯があるものがゴヨウアケビげないものがアケビです。

 畑に行く途中にある豪邸の前庭に植えられているエンジェルトランペットです。 ちょっと挨拶をして撮影をさせていただきました。毎年、立派に咲いています。写真は少し、盛りを過ぎています。

 庭にいたオンブバッタです。メスが茶色でオスが緑です。変わったカップルなので撮影しました。
 お気の毒ですが撮影後はニワトリの胃袋に入ってしまいました。
 なぜか同じ昆虫でも役立つミツバチと害虫のオンブバッタではその命に対する感情が異なります。ミツバチの死に対しては哀れみを感じますが、野菜を食い荒らすオンブバッタはすぐさまニワトリのエサに投げ与えてしまいます。
  

 
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166号 キクイモ、イヌキクイモ、サルビア・ストリアタ、ユーホルビア、フウリンガマズミ 他

2009年10月02日 16時33分02秒 | 花、写真、家庭菜園
 秋に、田や畑の畦、路傍、鉄道の脇などに背丈が高く、ヒマワリを小さくしたような黄色の花が目立ちます。キクイモかイヌキクイモのどちらかと思われますが、外見ではその区別は難しいです。明確に区別点を記述したものも見当たりません。私にとっては大いに気になるところですので、2種を採取して調べることにしました。
 区別点は花、葉、茎などでは明確な差異は見当たりませんでした。多少の差異は個体差の範囲のように思われます。しかし、根を見るとその差ははっきりします。イヌキクイモは2~3センチほどの小さな芋ですが、キクイモは育つと10センチほどにもなる塊根になります。また、開花期はイヌキクイモの方は半月ほど早く、イヌキクイモは8月の末から、キクイモは9月なかばあたりからです。
 結論として、差異は開花期と根を見るということにしました。
 キクイモの花  イヌキクイモの花  キクイモの花の裏面  イヌキクイモの花の裏面  キクイモの葉  イヌキクイモの葉  キクイモの根  イヌキクイモの根 
 キクイモの塊根は食用や滋養強壮に利用されますが、大宮駅近くでは「キクイモクラブ」と言うものがあって、キクイモ料理を食べさせるレストランもあるとテレビで見ました。
 
 園芸家の古賀さんが時々、花の苗をプレゼントしてくれます。中には最新の品種もあります。写真のサルビア・ストリアタは、たまたまNHKの「趣味の園芸」で「この種はまだ珍しいです」と放送があった日にいただいたものです。他に、矮性のセンニチコウ、ユーホルビア‘ダイヤモンド フロスト’コムラサキ、フウリンガマズミなどをいただき、栽培したものです。
 サルビア・ストリアタ  矮性センニチコウ  ユーホルビア ‘ダイヤモンド フロスト’   コムラサキ  フウリンガマズミ

  先日、フォックスフェイスを撮影したYさん宅のキンモクセイです。
よく手入れがされて沢山の花が咲き、良い香りがしています。ところが、東京の事務所のあるマンションの庭にある大きなキンンモクセイはまだ香りません。キンモクセイは秋に2度咲くことがありますが、東京のキンンモクセイは今年は1度だけかもしれません。 
  
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