柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

27号 モミジ、カマキリ、ツウダツボク、トウワタ

2006年12月29日 12時22分38秒 | 
  飯田橋駅の牛込橋のたもとにヤマモミジの木があります。暖冬のせいか、上のほうは葉が散ってしまっていますが、下の方はまだ、青い葉も残っています。12月28日撮影。また、茨城の庭には、まだ、オオカマキリが陽だまりにいます。動きはかなり鈍くなっていますが、触るといやいやをします。夏の間たくさん害虫を食べてくれたのでしょうから、お礼のつもりで温室に入れたやりました。もしかすると、モミジの葉もカマキリも年を越すかもしれません。12月25日撮影。
牛込橋の脇の石垣の上に葉っぱの大きい木に白い花が咲いています。やや珍しい木で東京付近では自生するのをあまり見かけません。もう数十年前から石垣の上に生えており、あまり増えてもいません。ヤツデに似ているが葉が薄いから、または、木の髄を乾燥して薄く紙のように切ったものを造花に使うのでカミヤツデ「紙八手」と言います。別名をツウダツボク「通脱木」と呼ばれています
                                     
庭で夏の間、黄色い花を咲かせていたトウワタに大きなサヤ状の実が付き、実がはじけて白い綿毛の付いたたくさんの種が出てきました。逆光で見るとなかなか美しいです。少し強い風が吹くとふわふわとどこかに飛んでいきます。花もオレンジ色と黄色があり面白い形をしてなかなか、かわいいです。
 さて、今年は夏目漱石の「坊ちゃん」が発表されて100年にあたるそうです。高校時代に呼んだ記憶があるのですが、記憶が断片的なので、この夏に読み返した見ました。「親ゆずりのむてっぽうで」で始まりますが、親は坊ちゃんのむてっぽうをしかっているので、むてっぽうは親ゆずりではないように思います。松山を田舎とあざけり、中国や他の職業の人を蔑視する台詞がいたるところに書いてあります。校長や同僚の先生、生徒に変な敵愾心を持つ、変な男であります。マドンナも私が思う聖女ではなく、なんとなくイメージが違います。
しかし、松山の人達は、あれだけ田舎者とバカにされながら、商売とはいえ、坊ちゃん湯とか、坊ちゃん電車とか、坊ちゃん饅頭とか、坊ちゃん弁当等々と親しんでいるのは少々不思議に思います。
 もっと前に書きたかったのですが、今年最後の号になってしまいました。
 私のブログも今年最後の号になりました。ご感想はいかがだったでしょうか。来年も頑張りたいとお思いますのでよろしくご愛読をお願いいたします。
 皆様が良いお年をお迎えになるようお祈りいたします。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

26号 ポインセチアのいろいろ

2006年12月22日 12時05分35秒 | 花、写真、家庭菜園

   茨城県小美玉市にJA運営の広大な園芸売り場「花木センター」があります。そこで撮影したポインセチアのいろいろです。最近は赤だけでなく、シロ、黄色、吹っかけ模様、斑入り模様など、苞の形も様々で多彩です。この他にいろいろの品種を撮りましたが、残念ながらデジタル記録不良で再現できませんでした。
 ところで、テレビ、ラジオなどマスコミで、華やかなクリスマスイルミネーションやプレゼント商戦のニュースが流れていますが、本当に世の中は、あのように楽しげなことばかりなのでしょうか。世界の多くの人は、戦争、病気、貧困と苦しんでいる人が多くいます。楽しく生活している人より、苦しんで生活している人の方が多いのです。日本でも富裕層と貧困層の格差がますます広がり、働いても働いても、貧困という人が増えています。反面、野球選手のチーム移動だけで120億以上という金が動いています。世界には月収2,000円以下という人も沢山います。同じ人間で、どうしてこのような差がついていしまうのでしょうか。私の様な貧困層はどのように思えば良いのでしょうか。時代が悪い?政治が悪い?自分が悪い?世に神、仏はいるのでしょうか?
メモ ポインセチア 別名 ショウジョウボク 猩々木 トウダイグサ科 学名 Euphorbia pulchrrima 原産地 メキシコ 園芸分類 非耐寒性常緑小木。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

25号 ドングリの汽車、宇宙芋

2006年12月15日 12時06分41秒 | 花、写真、家庭菜園
  以前に拾っておいたマテバシイのドングリで汽車と自動車を作りました。車輪や煙突は瞬間接着剤でつけました。瞬間接着剤は手などにはくっつきやすいのですが、つけたい物にはつきにくいように思います。この接着剤は乾いて接着するのではなく、空気と反応して接着するので接着剤を薄くつけるのがコツです。小さな子供さんには取り扱いがやや難しいです。
メモ マテバシイ 別名 サツマジイ、マタジイ ブナ科 学名 Lithocarpus edulis 自生地 本州、四国、九州、沖縄 園芸分類 耐寒性常緑高木。公園木。食用。
   宇宙芋「エアーポテト」を収穫しました。子供のこぶし大のムカゴが空中になっている姿は異様です。ムカゴは大きくなれば子供の頭大になると言われますが、関東付近では無理なようです。ムカゴはあまりうまいとは思いませんでしたが、皮を厚めにむいて素揚げや汁の実にして食べました。地下にも芋が出来るそうですがまだ掘っていません。
メモ ウチュウイモ 宇宙芋 別名 エアーポテト ヤマノイモ科 学名 Dioscorea bulbifera 原産地 熱帯アジア、フィリッピン 園芸分類 非耐寒性つる性1年草。野菜。 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

24号 霜、ヤーコン

2006年12月08日 14時52分37秒 | 花、写真、家庭菜園
  茨城も急に冷え込みシモがたくさん降るようになりました。少々、早起きして寒さに耐える庭の植物を写してみました。上の写真はシモバシラの霜柱です。冬にこのように枯れた茎から霜柱が立つので植物の名前もシモバシラです。庭の日陰に植えているもので、立派に霜柱がたちました。下の写真は秋に咲いた花です。
メモ シモバシラ 霜柱 別名 ユキヨセソウ シソ科 学名 Keiskea japonica 自生地 関東~九州 園芸分類 耐寒性落葉多年草
  上の写真は朝、シモに打ちひしがれて寒さに耐えて気の毒なようなビオラです。最近のビオラは寒さに強くなり、冬も花を咲かせ続けます。下の写真はシモが解けて元気になった姿です。
メモ ビオラ スミレ科 学名 Viola X wittrockiana  原産地 ヨーロッパ 園芸分類 耐寒性常緑1年草
   上左の写真はタチカンツバキの写真です。ツバキと言う名がついていますがサザンカの仲間です。
メモ タチカンツバキ 立寒椿 ツバキ科 学名 Camellia X hiemalis   原産地 日本、中国、園芸品種?諸説あり。 園芸分類 耐寒性常緑中低木。庭木。

上右の写真は早くも顔を出したチューリップの芽です。
メモ チューリップ 鬱金香 ユリ科 学名 Tulipa 原産地 ヨーロッパ 園芸分類 耐寒性常緑球根

下の写真はシモに耐えるエンドウの小苗です。かわいそうなので、笹の霜よけを立ててやりました。
エンドウ 豌豆 マメ科 学名 Pisum sativum 原産地 地中海沿岸 園芸分類 耐寒性常緑つる性1年草。野菜。
 
上の写真は先週の日曜日に収穫したヤーコンです。イモはほの甘く生で食べられます。生よりキンピラにして食べると美味しいです。料理に砂糖はいりません。身体に吸収されない甘味(フラクトオリゴ糖)なので糖尿の方には甘みを楽しむ料理に向いています。収穫後1から2ヶ月後に甘みがより増します。最近は干し芋もあります。葉は乾燥して健康茶に利用されます。下の写真は秋に咲く小さなヒマワリの様なヤーコンの花です。
ヤーコン 別名 ジナシ 地梨 キク科 学名 Samallant sonchifolius 原産地 中南米アンデス地方 園芸分類 非耐寒性球根。野菜、薬用茶。

 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

23号 カラスウリのイノシシ、ハロウィン飾り、ケヤキ、ユズ、ダイコン

2006年12月01日 13時30分08秒 | 花、写真、家庭菜園
    カラスウリの実があちらこちらで目立ちます。葉や茎はすでに枯れています。カラスウリと言うのにカラスやヒヨドリなどの鳥はあまり、この実を好きではないようです。冬も進みいよいよ食べるものが無くなるまで食べません。カラスウリの実を使って飾り物を作ってみなました。いかがでしょうか。子供や孫のいる人は一緒に作ってみると面白いですよ。
メモ  カラスウリ 烏瓜 別名 タマズサ ウリ科 学名Trichosanthes cucumeroides 自生地 東北南部から四国、九州 園芸分類 耐寒性つる性落葉球根 
   左の写真は常磐線石岡駅の東側広場にあるケヤキの紅葉です。11月25日に撮影しました。青空に黄色の紅葉は印象的でした。右の写真は笠間市岩間のある地区に生えているユズの木です。後ろの立派な民家と合わせて11月29日に撮影しました。
メモ ケヤキ 欅 ニレ科 学名 Zelkova serrata 分布 本州~九州、朝鮮半島、台湾 園芸分類 耐寒性落葉高木
メモ ユズ 柚子 ミカン科 学名 Citrus junos 原産地 中国 園芸分類 耐寒性常緑中高木。果樹。日本で広く栽培

 11月22日に撮影したダイコン‘冬自慢’です。やや種まきが遅れたのですが、暖かい日が続いたので、すくすくと立派に育ちました。残念ながら亀戸大根はそうそうとスが入ってしまいました。亀戸大根は収穫時期を知るのが難しいですね。
メモ ダイコン 大根 アブラナ科 別名 オオネ カガミグサ学名 Raphanus sativus 原産地 コカーサスからパレスチナ 園芸分類 耐寒性1年草。 野菜。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする