柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

218号 コジュケイ、タイワンチェリー、ベゴニア、リコリス、ヒガンバナ、赤花ソバ、マイタケ。

2010年09月30日 14時05分10秒 | 花、写真、家庭菜園
 庭の芝生と裏の林の境目でなにかがいる気配がするので見てみるとコジュケイの雛が5,6羽エサをついばんでいました。雛と言っても成鳥とあまり変わらない大きさでした。私を見るとすぐに薮に逃げ込みました。私は急いでカメラをとりに帰り、時々、薮の方を観察していると、チラチラと雛の姿が見えました。蚊に刺されながら辛抱強く待っていると数羽が塀沿いに出てきたのを撮影することが出来ました。この雛達は昨年、「チョイちゃん」と呼んで飼っていたコジュケイの子供ではないかと思います。時々近くで「チョイちゃん」と思われる鳴き声が聞こえました。どうもコジュケイは夫婦で子育てをするようです。コジュケイはめったに姿を人に晒すようなことはありませんが、この雛達はわたしの姿を見てもあわてて遠くに逃げることはありませんでした。雛達も「チョイちゃん」に似てあまり人を怖がらないようです。

  コジュケイの雛。私の姿を見てもあわてて逃げない。

 以前、盆栽店で買ったタイワンチェリー「姫黄桃」が咲きました。濃いピンクでかわいい花です。ネットではサルスベリの仲間とありました。たしかにサルスベリの花に似ていますが、名にチェリーとあるように小さな液果が生ります。これはキントラノオ科でアセロラの仲間ではないかと思われます。

 タイワンチェリー「姫黄桃」。

 以前から毎年、勝手に芽生え、勝手に花を咲かせる白いベゴニア・センパーフローレンスがあります。それがいつの間にか赤い花と交雑して薄いピンクや覆輪「ピコティー」の花を咲かせる株も出るようになりました。いずれもなかなか観賞価値のあるものです。地植えは嫌う様で他の花の鉢に勝手に生えて咲いています。

 元からあった白花。  淡いピンクの花。  覆輪「ピコティー」花。

 庭の小山に植え付けたリコリス アルビフローラ‘アルビピンク’とヒガンバナがようやく咲き始めました。ヒガンバナは毎年違わず彼岸に咲いていましたが、今年は一週間ほど遅れています。

 リコリス アルビフローラ‘アルビピンク’。  ヒガンバナ。

 プランター栽培の赤花ソバ‘高嶺ルビー’が満開です。はじめは薄いピンク色で買った時についていたラベルの写真の色に比べ薄いのでがっかりしていましたが、涼しくなるにつれて赤い花を咲かせるようになりました。白い花のソバもきれいですが赤花もなかなかチャーミングです。

  赤花ソバ‘高嶺ルビー’。

 プランター栽培のマイタケがこのところ涼しくなったので急に生えだしました。どのように料理して食べようかと思案中です。
   マイタケ。
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217号プルーン、オトメリンゴ、ポポー、シマトウガラシ、パラペイニョ、ハバネロ、ジョロキア 他

2010年09月24日 14時08分39秒 | 花、写真、家庭菜園
 毎年この時期になると水戸にある果樹園が気になります。年に2,3度しか行かずほったらかしでろくに管理をしていません。しかし、今頃はプルーン、洋ナシ、オトメリンゴ「アルプス乙女」、イチジクなどがたわわに生っています。毎年、収穫に行かずカラスなどのエサや腐ったりしてモッタイナイことをしてきました。
 そこで今年は意を決して9月19日(日)に収穫に出かけました。
 シュガープルーンやオトメリンゴは枝が折れんばかりになり、多くの実が落果していました。プルーンの‘バーバンク’はこの夏の暑さと少雨のせいか実を枝につけたまま枯れていました。残念です。

オトメリンゴ。   沢山実をつけたオトメリンゴ。   オトメリンゴ 沢山落果している。

 シュガープルーン。   シュガープルーン。   落果した実。‘バーバンク’。

 庭に植えたポポーが熟して落果し始めました。木の下にいると落下した実が頭に当たり「いててて・・・」となります。この実は美味いのですが、傷みやすく日持ちがしないのが欠点です。そのため果物屋にはあまり出ません。人にも差し上げていますがそれでも沢山残ります。上手い利用法はないでしょうか。茨城ではワインを作っているところがあるそうですが、個人で作るのは酒税法に触れるでしょうから。

 収穫したポポー。

 今年は辛いトウガラシをプランターで栽培しました。‘タカノツメ’‘シマトウガラシ’‘パラペイニョ’‘ハバネロ’‘ブート ジョロキア’です。いずれも辛い品種ですが、‘ブート ジョロキア’はギネスブックでは一番辛い品種として登録されているそうです。‘パラペイニョ’はチリ産で青いうちに利用すると香りが良い品種です。

 ‘タカノツメ’。 ‘タカノツメ’。

 ‘シマトウガラシ’。  ‘シマトウガラシ’。

 ‘パラペイニョ’。香りが良い。

 ‘ハバネロ 赤実’。  ‘ハバネロ 黄実’。  ‘ハバネロ 黄実’。

 ‘ブート ジョロキア’。 
 ‘ブート ジョロキア’。

 「浜野ウッド」さんのブログを見ると、我が庭の為に一所懸命にコンサバトリーを作ってくれているようです。かなり複雑な形なので木の組み合わせ角度などが難しいように思います。ブログで見る限りではなかなか良さそうな形です。浜野さんはかなり頭の良い人のようで、設計図無しに作り上げます。頭の中のイメージが直接指先に行くようです。次の工事ではほとんど完成というところでしょう。とプレッシャーをかける

 ところで、ブログの中で品種名がわからないと言う花が載っていましたが、これはウスイロサンゴバナ「ジャスティシア カルネア」と思われます。

 






   

 



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216号 浜野ウッドさんコンサバトリーを作る②,トウガン、キュウリ。

2010年09月17日 11時53分33秒 | 花、写真、家庭菜園
 浜野ウッドさんがコンサバトリーの基礎工事に来てくれました。実際に主な工事をやってくれたのはM工業の職人さんでした。工事の一部始終を紹介します。 (一部、浜野ウッドさんのブログと重複するところがありますがあしからず。)
 工事はレンガ工事、床工事、エントランス工事は同時進行ですが、写真は工事内容ごとにまとめました。

  ○ レンガ工事
 ブロックの基礎の上にレンガを五段積み、建物の外枠を作ります。
 レンガを積む。

 レンガの水平や高さを確認。
 
 水糸に合わせてレンガを積む。

 レンガの穴にモルタルを流し込む。 


 レンガの穴に鉄骨を入れ補強。 

○ 床工事

床部分は鉄骨の網を敷き、コンクリートの荒打ちの後、上塗りをする。

床に鉄骨の網を敷く。

 コンクリートを入れる。
 床を平らにする。

 コンクリートと上塗りのモルタルが親和するように接着剤をまく。

 モルタルを平らにする。

 番外。荒打ちした床面をニワトリが歩いた。

 番外。ウラギンシジミがコンクリートの染み出た水を飲みに来た。アルカリ性の水が好きなようだ。

 床面をきれいに塗る。床面は中心が高く、周辺は水はけのため、1センチほど下げて塗る。匠の技。

 ○ エントランス部分工事

 西面のエントランスはカーブのあるスロープにする。入り口には天然石で作ったバラを埋め込む。この意匠はM工業のR社長の特技で、バランスが少しでも狂うとバラに見えなくなる。

 スロープの基礎に砂利を敷き、打ち固める。

 コンクリートを入れる。

 スロープにバラの文様をはめ込む。

 バラの文様。

 基礎工事の完成。まわりもレンガを敷いてもらってすっきりした。浜野氏の独り言。「また、すぐに物置場所にするだろうな・・・」、その通り、早速、野菜のプランター栽培所となりました。台の上やレンガの上にプランターを置くと、高さがちょうどよく、管理がしやすいのです。

 自然に生えた実生のトウガンに実が4個ほどなりました。トレリスに絡まって伸びたつるに大きな実が2個ぶら下がっています。

 トウガン。

 中国人からもらったキュウリの種をまいたところ立派なキュウリがなっています。うどん粉病などにも強いようです。味もよく、炒め物や煮物にも向く品種のようです。

 中国品種のキュウリ。









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215号「ひと目でわかる!「山菜・野草」の見分け方・食べ方、トウモロコシの収穫、ポットマム、他.

2010年09月09日 17時59分16秒 | 花、写真、家庭菜園
 毎日の猛暑で青空を眺めて恨めしく思っていましたが、台風9号のおかげで7月25日以来の雨で一息ついた感じです。アマガエルも喜びの歌を唄っていました。しかし、大雨で被害を受けた方もおられるでしょう。お見舞い申し上げます。
 柿上猿麻呂「本名 金田洋一郎」写真、妻 金田初代 文の‘ひと目でわかる!「山菜・野草」の見分け方・食べ方’と言う本がPHP研究所から出版されました。この本は初心者の為に野草や山菜の見分け方、食べ方をわかりやすく、写真や文章で解説したものです。絶滅も危惧されている山菜もありますので、この本は散歩道などに身近に生えている草木の食べ方に重きを置いた本です。野にある野草を味わい、季節を楽しむために利用していただければ幸いです。
定価は税別で1,500円です。
 最近出版した本は‘「一日ひとつの花図鑑’PHP研究所。定価1,500円(税別)‘わかる花木・公園の木’山と渓谷社 定価1,200円(税別)‘色・季節でひける花の事典820’西東社 定価1,500円(税別)などがあります。書店でお買い上げいただければと思います。

 新しく出版した本。
 
 茨城の家の裏に広いトウモロコシ畑があります。近くに牧場があり牛を飼っています。トウモロコシはその牛のための飼料用です。先の狂牛病事件以来、牧場も飼料を自家栽培しているようです。大きなトラックターで見る見るうちにトウモロコシを収穫していました。トラックターで粉砕されたトウモロコシはトラックに上から流しこまれるようになっています。トラックターとトラックの動きのタイミングを合わすのが大変なように見えました。

 トウモロコシの収穫。

 収穫途中のトウモロコシ畑。

 こぼれた粉砕されたトウモロコシ。

 所用で小美玉市役所に出かけました。毎年、駐車場から入り口までの道にヒョウタンが栽培されています。今年は千成ヒョウタンのみで、大ヒョウタンは見られませんでした。どうも暑さと水不足で枯れたようです。千成ヒョウタンはその名の通り沢山ぶら下がっていました。

 千成ヒョウタン。

 千成ヒョウタン。 

 園芸店に秋植え野菜の苗を買いに出かけたのですが暑さのため、どの苗もひどいものでした。もう少し涼しくなるとよい苗が出るだろうと思い買いませんでした。
 帰りに緑色の花が付いたポットマム‘アナスタシア グリーン’見つけましたので270円で買いました。私は緑の花、黒い花を見つけるとついつい買ってしまいます。

 ポットマム‘アナスタシア グリーン’  ポットマム ‘アナスタシア グリーン’。
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214号 浜野ウッドさんコンサバトリーの基礎をを造る、三つ又ナス、干し野菜、モモ‘黄金桃’

2010年09月03日 08時13分49秒 | 花、写真、家庭菜園
 今年の夏は気象庁の記録が始まって以来、最も暑い夏だったそうです。しかし、9月に入ってからも残暑が厳しく、こんな言葉があるのか知りませんが「嫌暑、呪暑、恨暑、糞暑」と言う感じです。「クソー暑い
 庭にあるガゼボが古臭く、ガラクタ置き場のようになってきたので、思い切って壊し、浜野ウッドさんに冬に向かってコンサバトリーを造ってもらうことにしました。
 上物は浜野ウッドさんに任せるとして、土台の基礎工事は浜野ウッドさんの知り合いで専門家のKさんにお願いしました。
 酷暑の中の大変な工事でした。以下は基礎工事完了までの手順写真です。
 工事前のガゼボ。リンゴの木やアメリカフジが茂ってむさくるしい。

 リンゴの木を切る。毛虫が沢山いてビビル浜野さん。

 ガゼボを壊す。鉄製なので壊すのに手こずる。

 庭木を移植して整地する。

 基礎の高さと水平を取る。今は機械があるので簡単。

 地盤にモルタルを敷き、ブロックの基礎を置く。

 コンサバトリーの形が変形八角形と複雑なのでブロックをつなぎ目の角度に合わせて切る。

 ブロックのつなぎ目。



 ブロックを並べ、モルタルと鉄骨でブロックを固定。整地して基礎工事完了。
炎暑の中ご苦労様でした。
 浜野さんによると基礎の形は決まっているが上物のデザインは考え中とのこと。懲り性なので奇抜なものになるでしょう。楽しみです。それにつけてもお二人さんお疲れ様でした。

 ところで、上物工事が始まるまでは、コンテナ栽培の野菜置き場にしばし利用させていただきます。

 野菜のコンテナ栽培。

 借りている畑もあまりほって置くわけにも行かず、暑い中シブシブ様子を見に行きました。久しぶりの畑は草ボウボウでしたが、巨大化したナスやキュウリ、オクラがなっていました。硬くなったオクラは処分しましたがナス、キュウリ、カボチャは持ち帰りました。ナス、キュウリはやや種が硬くなり始めていましたので、干し野菜にすることにしました。そのまま料理をすると種が口に残ると思うので、乾燥後ミルサーにかけて粉末にしてスープなどにして利用するつもりです。

 収穫した巨大化した野菜。

 乾燥中の野菜。

 コンテナで栽培しているナスに扁平な花が咲いていたのでどんな実がなるか興味を持っていたのですが三つ又のナスが出来ました。一個の花で三個の収穫でちょっと得した感じ?!
どんな条件でこのようになるのでしょうか?

 三つ又のナス。

 鉢植えのモモ‘黄金桃’が真っ赤に色づきました。無袋栽培なのでこのように美しく色づいたようです。有袋つくりでは名の通り黄色く色づくようです。食感は果肉がやや硬く、ネクタリンのようでした。

  モモ‘黄金桃’。

 
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