柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

40号 「新宿御苑のサクラ」 「鹿島鉄道とうとう今月いっぱいを持って廃線」

2007年03月30日 15時00分00秒 | 花、写真、家庭菜園
 

 
昨日少々早起きをし、新宿御苑へサクラを見に行きました。
既にかなりの人が9時の開園を待っておりました。

撮影目的の人が多く、開園と同時にお目当てのサクラへ走っていかれる方もおります。
また、興奮して「あれも撮らなきゃ、これも撮らなきゃ」と気が急いて、滑稽な程に右往左往する方もいました。
桜は逃げも隠れもしませんのにね。

ソメイヨシノは八分から九分咲きで、いま少し華やかさに欠けていました。
ハナモモも綺麗に咲いていましたが、サクラの品種だと勘違いされている方もいらっしゃいました。
サクラとモモの区別がつかない様です。特に男性は、花の区別が苦手な様ですね。

ところで先日、ソメイヨシノの両親が判明されたというニュースが報道されていました。
「オオシマザクラ」と「コマツオトメ」という品種との交配で生み出された可能性が高いそうです。

ソメイヨシノの起源に関してはこれまでに諸処説ありましたが、今回の発表で確かな説が確定するかもしれませんね。

メモ ソメイヨシノ(染井吉野) バラ科 学名:Purunus X yedoennsis cv.Yedoensis
園芸分類:耐寒性中高木 江戸時代に作成された園芸品種


 

何度かこのニュースでご紹介した鹿島鉄道が、いよいよ明日の31日をもって廃線になります。
休日ともなれば、多くの鉄道ファンが最後の別れを惜しみ乗車します。

何と普段の1両では足らず、2両編成で運行されていました。
運転席の脇にも、沢山の人が乗っておりました。
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39号 ユキヤナギとユキワリソウの実生

2007年03月23日 17時23分30秒 | 花、写真、家庭菜園
   ユキワリソウの花もボツボツ終りになってきました。ここに載せた花は、私が種を撒いたものです。撒いてから3年目です。ブルーの花色の持ち合わせが少なかったので、ブルー系の種をまきました。白、吹きかけ、中透けなどいろいろ出ましたが、今のところ最初の写真のものが一番濃いブルーです。初花なので、まだ花は小さいのですが美しいと思います。千重咲きや三段咲きのものもいくつか持っていますが、一重のものが私は好きです。
メモ ユキワリソウ 雪割草(園芸での名称)・標準和名 ミスミソウ、スハマソウなど キンポウゲ科 学名 Hepatica nobilis var.japonica 原産地 新潟、富山、栃木、茨城、群馬等 園芸分類 耐寒性多年草
  

    以前はユキヤナギは白いものばかりでしたが、何年か前にフジノピンキーというピンク花が売り出されました。蕾や花弁の裏がピンクで、遠目に見ると薄いピンク色に見えます。小生も庭に植えています。種がこぼれて鉢などいたるところに実生が生えてきます。最初の写真はコナラを植えていたのですが、ユキヤナギの実生が生えてコナラは枯れてしまいました。実生の中にはフジノピンキーよりピンクの強いものがあり、写真に撮りました。この実生は花の若い時は花弁の表もピンク色です。ユキヤナギも種まき後3年で咲きはじめます。
メモ ユキヤナギ 雪柳 別名 コゴメバナ バラ科 学名 Spiraea thunbergii 原産地 中国、日本でも自生 園芸分類 耐寒性落葉低木 庭木
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38号 断崖の女王、鹿島鉄道

2007年03月16日 15時49分49秒 | 花、写真、家庭菜園
  「断崖の女王」が咲きました。昨年買ったものです。こういうものは栽培が難しいものと思っていたのですが、最低温度5℃くらいで、水をやらずに保存していました。2月頃から芽が動き出して立派に咲きた。株全体が子ヒツジの様な柔らかい白い毛に覆われています。花はオレンジ色でなかなか美しいです。面白い和名をつけたものと感心しています。
メモ ダンガイノジョウオウ 断崖の女王 イワタバコ科 学名 Lechsteineria leucotricha  原産地 ブラジル 園芸分類 非耐寒性球根
石岡駅から鉾田駅までの鹿島鉄道がいよいよ今月いっぱいで廃線となります。小生は利用はしていないのですが、駐車場を借りているので、全く縁がない訳ではないのです。なくなるとなると何だか寂しく残念な気持ちになります。あと2週間ほどしかありませんので、お近くの方は最後のご乗車はいかがでしょうか。
 写真は昨年から撮り集めたものの一部です。

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37号 ヒメリュウキンカ、パンジー

2007年03月09日 16時27分00秒 | 花、写真、家庭菜園
       ヒメリュウキンカです。金属的な輝きのある花がかわいいです。地中海沿岸から西アジアにかけての原産だそうです。品種がそろっていたので園芸店で買いました。標準花は以前に買って2年ほど前に現在のところに移植したものです。標準花以外は浅鉢で栽培しています。
メモ ヒメリュウキンカ 姫立金花 キンポウゲ科 学名 Ranunculus ficaria 原産地 地中海からにアジア 園芸分類 耐寒性宿根草
 黒花のパンジーの品種のハロウィンです。黒バラ、黒ツバキ、黒ボタンなど黒といわれる花がありますが、真の黒からは程遠いものです。しかし、パンジーやビオラの黒は、誰が見ても黒と言うでしょう。
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36号 熊本にて

2007年03月03日 09時18分01秒 | 花、写真、家庭菜園
 3月1日と2日に熊本に出張があり、ブログの更新が遅れました。
 写真のツバキは熊本空港のロビーに展示してあった肥後ツバキです。200年の伝統を持つツバキとして長い間門外不出となっていました。一重平咲き梅芯の格調の高さが見所です。大きな木に接木したもので、独特の技法です。
 夕刻に繁華街に夕食を食べに行った時に乗った市電です。写真のブルーの車体以外に赤、白などがあります。
 2日の朝7時頃ににホテルの窓から撮った川面に映る朝日です。日の出は東京より30分以上遅いようです。
 仕事が早めに終ったので、阿蘇の火口を見ようと出かけました。しかし、間の悪いことに、新聞、テレビで大きく報道された山火事の為に、引き返すことになりました。途中に見た「米塚」です。残念ながら、以前に見た緑美しい時と異なりまだ冬の茶色の姿でした。
 帰路の途中で、「葉 祥明 阿蘇高原絵本美術館」に寄りました。葉 祥明氏は絵本作家で詩人です。絵本の主人公の「犬のシェイク」や青い蜂「ブルービー」の絵は誰でも一度は見ているでしょう。美術館の周りは広々とした散歩道になっており、静かなゆったりした時を楽しめます。鎌倉にも美術館があるそうです。
コメント (4)
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