柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

191号 ヒガンザクラ、成田フクジュソウ、エゾエンゴサク、雨よけワイド 

2010年03月25日 19時23分09秒 | 花、写真、家庭菜園
 暑さ寒さも彼岸までと言いますが、ここのところ雨模様の日が多く、肌寒い日が続いています。
 3月22日(月)は久しぶりに青空の澄んだ日になりました。青空に庭にあるヒガンザクラが綺麗に咲いています。ヒガンザクラと言うだけあって、わが家のヒガンザクラは違わず毎年、彼岸頃に咲きそろいます。青空と午前中の低い太陽光線でピンクの小型の花がかわいらしく撮れました。
庭に咲くヒガンザクラ 青空に映えて美しい。

 今年も鉢植えの成田フクジュソウが咲きました。なかなか花芽が出ないので枯れてしまっのかと心配しましたが今年は4個も花が咲きました。少し殖えたようです。遅咲き、姫性で小輪です。このフクジュソウは成田空港付近に自生していたものと聞きました。しかし、もっと遅咲きの阿蘇姫フクジュソウはようやく花芽が上がってきました。

 成田フクジュソウ

 花芽つきの苗を買ってきて鉢に植え替えたエゾエンゴサクです。この青い花の色がなんとも魅力的です。いつも夏にだめにしてしまい、かわいそうと思いながら買ってしまいます。今年は花が終わったらロックガーデンに植え替えようと思っています。
    エゾエンゴサク
 
 3月22日(月)は良く晴れましたが午後から寒くて強い風が吹きました。そんな中、借りている菜園にIさんに買っていただいた「雨よけワイド」を組み立てました。写真は組み立て手順です。
 雨よけワイドの部品 
 組み立て地の整地
隣の畑と通路幅に紐を張る。
 通しパイプを間口1.2mに紐に沿って置く。
 地際パイプを通しパイプの先端に刺す。土にさす深さは30cmで深さの印をつけておく
 地際パイプを等間隔に地面に刺す。間隔は90cmで最初にパイプに印をつけておく
 屋根アーチパイプを取り付ける
 通しパイプを端末金具で取りつける。これはどのようにするかなかなか難しい。慣れている人に教えていただいてようやく出来ました。
 末端金具の突起が外向きだとフイルムが破れる恐れがあるので、突起は内側になるようにつける
 途中の地際パイプと通し支柱はフックバンドで固定する。
 屋根部の通しパイプの取り付け
 屋根部に雨よけフィルムを張る
 フイルムはパイラインパッカで固定するが、不要のビニールなどをかませるとフィルムが破れにくい。
 フィルム抑えバンドで抑えて完成。地際パイプを杭などで固定すると強風で飛ばされず安定する。

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190号 霞ヶ浦帆引き船、寒タナゴつり、ヘレボルス デュメトルム、コクワガタ、ジグモ 

2010年03月19日 13時31分13秒 | 花、写真、家庭菜園
 3月14日(日)に茨城空港開港を記念した七色の帆引き船のウェルカム・セーリングが霞ヶ浦であるので出かけました。
 開始予定時間までに間があるようでしたので、途中で、野の草や寒タナゴつりなどを眺めていたところ、妻が「帆船が見えるわよ」と言うので湖面を見ると最初はわからなかったのですが遠くになにやら色の着いた帆が小さく見えました。あわてて車に乗って帆船に近づこうとしましたが、入江に沿った道がくねくねとしており、なかなか近づくこと出来ませんでした。仕方が無いので、遠くから望遠で写真を撮りました。
    七色の帆引き船 
 そのうちなにやら空から航空機のような音がしたので空を見ると、たった一日一便のアシアナ航空の飛行機が飛んでいました。これは珍しいと飛行機の写真を撮った後、湖面を振り返ると、七色の帆船の姿がありませんでした。どうも、早々と帆をたたんでしまったのでした。こちらはてっきり帆船が霞ヶ浦をあちらこちらとセーリングをするものと思っていたのが間違いの元でした。ただ湖上に係留した船の帆を上げ下げしただけのようでした。そんなことで帆引き船を近くで撮ることに失敗してしまいました。午後からも帆を揚げるとのことでしたが待つのもバカらしいので早々に帰ることにしました。
 アシアナ航空

 ただ、面白かったのは、大きな霞ヶ浦でつりをしないで、多くの人が土手の下の小さなドブのような溝で「寒タナゴつり」をやっていることでした。小さなサオと小さな仕掛けでつりを真剣にやっていました。タナゴはタイリクバラタナゴということでした。
 霞ヶ浦でつる人
  溝でタナゴをつる人 
 釣果のタナゴ
 
鉢で手入れもせず、放任状態で育てているヘレボルス ディユメトルムに花が咲きました。花は緑であまり目立ちませんが、よく見ると翡翠かエメラルド細工のような上品な花です。わが家に来て7、8年経ちますが増えもせず、枯れもせず毎年花を咲かせます。
   ヘレボルス ディユメトルム
 
 
 庭で草むしりをしていた妻が「朽ち木から虫が出てきた」と言うので見るとコクワガタの雄、雌でした。雄、雌のつがいが一緒に越冬していたようです。夏に時々庭の木で見かけるので、このアタリには個体数が多いようです。植木鉢に入れておいたら逃げられてしまいました。また、妻が「同じ朽ち木に変なものがある」と言うので見るとジグモの巣でした。ジグモは子供の頃、空き缶のふたに入れて戦わせて遊んだ思い出があります。なかなか重厚な感じがして、よく見るとかわいいクモです。
 コクワガタ  ジグモ

 さて、茨城空港が開港しましたが、今のところアシアナ航空が1日1便のみで近いうちに神戸までの1便が飛ぶ予定です。利用客予測は年間81万人だそうですが、チャーター便を入れてもとても達成することは難しいように思いますが・・・。今年は2千万円の赤字の予定ということです。そのうち赤字を税金で補填ということになるでしょう。


 
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189号 水戸偕楽園、弘道館、コクチョウ、コブハクチョウ、ハルカ、セトカ、はるみ、土佐文旦、

2010年03月12日 09時06分33秒 | 花、写真、家庭菜園
 先週の日曜日、3月7日に水戸市の偕楽園、弘道館、水戸市植物公園などに観梅に出かけました。ウメの権威のO先生をはじめ、出版社の人やその家族など総勢16名でした。冷たい雨がショボ降る寒い、寒い日でした。
 ウメはちょうど見ごろでしたが、寒さであまり元気の出る状態ではありませんでした。ウメの花も撮りましたが傘をさしての手持ち撮影なので上手くピントが合いません。カメラもオートフォーカスでの接写は苦手のようです。上手く撮れないのを承知の上で、プロらしくない写真ですが、面白そうな品種を撮ってみました。
 
  ‘八重寒紅’早咲き八重のポピュラーな品種。
 ‘見驚 けんぎょう’見て驚くほどの大きな花ということからこの名が付いたと言われる。
 ‘塒出錦 とやでにしき’残念ながら、ふりがながなかったら塒が読めませんでした。塒は「ねぐら」のことだそうです。
 ‘烈公梅 れっこうばい’「烈公」は偕楽園を作った、水戸藩第九代藩主の徳川斉昭の別称。名前に似合わずやさしげな花です。花弁と花弁の間に隙間があるのが特徴。
 ‘てっけん梅’花弁がない。花弁を作るエネルギーを節約の省エネの品種。

 偕楽園は身分の隔たりも無く、皆が楽しむと言う趣旨で、入園は無料です。園内にある好文亭は入場料が190円です。
 偕楽園遠景。左上部に好文亭が見える。
 好文亭の庭。
 好文亭から見る千波湖。
 
 帰りにちょうど「水戸の梅大使」をモデルとした撮影会をやっておりました。かわいいモデルでしたのでチョッとカメラを向けてみました。モデルさんも震えるような寒い中で笑顔を作って、少々気の毒でした。
   水戸の梅大使。

 千波湖の岸にコクチョウやコブハクチョウが上がってノッソ、ノッソと大儀そうに歩いていました。
 コクチョウ
 コブハクチョウ

 水戸市植物公園で園長の西川先生に園内を案内していただき、その後、昼食。
西川先生ご紹介のすし屋の海鮮丼は安くてとても美味かったです。その後、弘道館へ。
弘道館は水戸藩の藩校で徳川斉昭の創設です。斉昭はウメを愛し、偕楽園、弘道館に沢山のウメを植えました。それで今、双方ともウメの名所になっています。偕楽園より弘道館のほうが風情はあると言う人もいます。弘道館にはウメのほか、ロウバイやサンシュユの老木が多数あります。
  倒木のようなウメ。根が無いように見える。ウメの生命力の強さがわかる。
 弘道館の園内。
 サンシュユ
 建物の中から見た庭。

 残念ながらO先生によると偕楽園、弘道館共に、書いてあるウメの品種に疑問のものがあると言うことでした。


 ご近所のSさんからいただいたミカンのいろいろ。
 ‘はるみ’ ‘セトカ’  ‘ハルカ’ ‘土佐文旦’
 もう一種いただいたのですが名前がわからないので食ってしまいました。‘イヨカン’のようでした。
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188号 ラナンキュラス、スノードロップ、山菜料理、ブロッコリー、インドリンゴ

2010年03月05日 10時26分16秒 | 花、写真、家庭菜園
 先週は曇りがちで寒い日が多かったのですが、さすがに日足も伸び、春本番かと思われる日もあります。正直なもので、木々や草の芽も急激に膨らみ、ウメをはじめ花々も咲き始めました。
 鉢に寄せ植えしたランキュラスも花茎を沢山だし綺麗に咲き始めました。いつもうどん粉病にやられて、上手くいかないことが多いのですが、今年は肥料を与え、消毒を適当にやったので、今のところは元気にしています。
 ラナンキュラス 
 
 庭に一角に作った小山にもクロッカス、スノードロップ、早咲きのスイセン‘アーリーセンセイション’などが咲き始めました。
 スノードロップとスイセン‘アーリーセンセイション’ 

 先週の日曜日(2月28日)は朝から雪が降り寒い日でした。ある企画で「ツバキの花の料理」が必要になりました。午後になり雪も上がったので近くの里山にヤブツバキの花を探しにでかけまました。ツバキの花は雪が降ったせいか新鮮ものが沢山落ちていました。落ちた花や木に咲いている花を8個ほど採りました。
 帰りに田の畦、川の土手、小川の中などを見ていると、フキノトウ、スイバ、アザミ、西洋アブラナ、クレソンなどの若葉などを見つけました。これらも沢山は採れませんでしたが持ち帰りました。持ち帰ったものを妻に料理をしてもらい夕餉の晩酌にいただきました。わが家の春の喜びの一つです。しかし、最近は料理が面倒なので妻は料理つくりをあまり喜びません。
 以下の写真は作った料理の数々です。いずれもそれなりに美味かったのですが、スイバのジャムは見かけは食欲がわくような色をしておりませんが、なかなかいける味でした。

 ツバキの花の天ぷら 
 ツバキの花の甘酢漬け 
 スイバのジャム 
 アザミの葉の天ぷら 
 鶏肉とアザミの葉のバター炒め
 フキノトウの揚げびたし
 セイヨウアブラナとエノキの油炒め
 セイヨウアブラナの芥子和え
 タネツケバナの納豆和え
 シュルダーベーコンとクレソンのバター炒め
 なかなか料理が豊富な食卓でしょう。

 会社の近くに青森県産品特販所があります。そこでインドリンゴとインゲンマメを買いました。インドリンゴは最近見かけない品種で懐かしいので買いました。見た目は以前のインドリンゴと少々異なるので販売の人に聞くとこれは有袋栽培だからだそうです。味は甘いばかりで昔懐かしい香りはあまりありませんでした。
 インドリンゴ
 インゲンマメも模様が綺麗なので買ってみました。品種名がわかりません。どなたかおわかりの方がおりましたら教えてください。
 インゲンマメ

 プランター栽培のブロッコリーですが葉をヒヨドリに食われて無残な姿になってしまいました。それでも小さいながらも花蕾がふくらみはじめました。ヒヨドリの食害対策をしなかったのは失敗でした。
 ヒヨドリに葉を食害されたブロッコリー
 花蕾が大きくなったブロッコリー  
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