2月14日(日)。晴。先週、笠間市の石切り山脈の帰りに、立ち寄れなかった、「石の百年館」に妻と出かけました。
「石の百年館」はJR水戸線の稲田駅に隣接しています。民営((株)タカタ)でしかも入館料は無料でした。笠間市稲田地区に産する花崗岩の解説の他に、岩石の成り立ち、世界の花崗岩の種類、他、岩石標本の展示されていました。展示品を見ていると、遠い昔に地下深くで起こった変異に伴う岩石や貴石などの形成を想うと、壮大なロマンを感じました。
以下は展示風景と売店で買った貴石です。
JR水戸線稲田駅(左)と「石の百年館」(右)。
表札。
岩石の成り立ち。
世界の花崗岩。
茨城県の石。
煙水晶。笠間市稲田産。
リシア「リチア」雲母。入館者1人に1個、無料でくれます。
ヒスイ。新潟県糸魚川市産。1,500円。
メノウ。常陸大宮市 玉川産。300円。
オパール球顆。福島県西会津町宝坂産。宝石にはなりません。100円。
ちなみに宝石のオパール。ニュージーランド産。
花崗岩「稲田石」。笠間市稲田地区で拾ったものです。
貴石の形をしたチョコレート菓子。退館後、外に出ると係の女性が追いかけてきて、くれました。「今日はバレンタインデーですから」ということでした。ありがたくお礼を言っていただきました。しかし、食べると歯は欠けるのではないかと心配です。
帰りに稲田御房、浄土真宗別格本山、西念寺に寄ってみました。西念寺は親鸞聖人が上洛以前に家族と共に約20年間暮らし、「教行信証」の執筆と布教をした草庵のあった所です。
西念寺外観。
境内。
山門。
親鸞聖人御頂骨堂。親鸞聖人の分骨が納められている御堂。
林照寺 草庵。親鸞聖人家族が住んだと言われる、草庵。北陸から移住した信者が、貧窮の中から財物を集め、再築されたものです。
吾国山。眺めが比叡山に似ているといって親鸞聖人が気に入った風景。確かに似ていると思います。
お葉つきイチヨウの樹。茨城県指定天然記念物。
お葉つきイチョウ。