山野草鉢にいれたまま放任していた、センノウが今年も咲いてくれました。
実のところ、この花は弱く、早晩枯れるだろうと思い込んでいたのですが、思いの他強く、増えています。秋には株分けして、一部は庭に下ろそうと思っています。
朱色の花は印象的で美しいく、また、親しみやすく、◎さんのようです。カトレアも美しい花ですが、なんとなく「私、きれいでしょう」と言っているような印象で、もう一つ親しみがわきません。○さんのよう?
センノウは京都、嵯峨鳥居本にあった仙翁寺に咲いていた花なのでこの名がついたと言われています。学名もLychnis senno ですが、中国原産だそうです。
学生時代、化野念仏時から大覚寺、嵐山あたりはよくウロウロしていた所で、嵯峨野あたりは京都のはずれで、まだ、ひなびた田舎でした。今は土産物屋が並び、観光客がぞろぞろ歩き、昔の面影はなくなったようです。
しかし懐かしい、久しぶりに京都に行ってみようかな。
カカリア。エミリアとも言うようですが、紅、ピンク、ブルーが咲いています。
ピンクのウスベニニガナは暖地に野生していますが、ブルーの花を見た時は衝撃を受けました。
紅は情熱的、ピンクはやさしくかわいい、ブルーは涼しげで控えめの印象で、寄せ植えのアイテムによろしいようです。
現在のキッチンガーデン。ミニトマトの‘アイコ’‘イエローアイコ’がなっています。オクラは二日に一度とれるようになりました。
アオウリ、シロウリ、ニガウリ、サツマイモとつる性野菜を多く植えたので、だんだん、ガーデンがツルで覆われはじめました。エダマメは蒔き時が違ったのか、土壌肥料が多すぎるのか、日照の加減かわかりませんが、徒長気味です。花は咲いていますが、実が成るかどうか心配です。
ニイニイゼミがたくさんネグンドカエデに来ます。隣のトウカエデには来ないようです。
一匹に朱色の点々があるものがいました。派手な文様がある固体だと思ってよく見ると、それは朱色のダニが寄生していました。
ダニはこんなものにも寄生するのかと驚きましたが、セミの成虫の命は一週間から十日ほどだと思いますが、ダニはこの短期間に成長して、世代の交代をするのでしょうか? 不思議で驚異的です。