柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

304号 絞り咲きカワラナデシコ。サンターソニア。ガーデンハックルベリー。日光植物園。

2012年06月29日 07時45分43秒 | 花、写真、家庭菜園

 春の花も大方終わりになりました。ようやく、鉢栽培している初夏の花々が咲きはじめました。先の冬の寒さに何とか耐えた者達です。

  

サンダーソニア ‘フェニックス’ 。オレンジ色の品種も同じ鉢に植えたのですが、芽が出ません。

 

 チョコレートコスモス ‘チョコモコ’。以前のチョコレートコスモスは暑さに弱く、直ぐにダメになりましたが、この品種は強健で、次々花を咲かせます。鉢では群れ咲くようにはなりません。

 ヒッペアスケリア。ヒッペアストラム(アマリリス)とスプレケリア(ツバメズイセン)との交配種。交配種らしく強健で、小鉢で栽培していますが次々と花を咲かせます。花色は真っ赤で、花の形はアマリリスとツバメズイセンの中間型です。

   これは、先日、6月26日(火)に日光植物園へ撮影に行った帰りに「鹿沼花木センタ^」に寄りました。そこで650円で買った絞り咲きカワラナデシコ‘ほまれ’です。これは、女子サッカー「なでしこジャパン」をイメージして作ったと解説がありました。遠目にもよく目立つ花です。

 以前、かすみがうら市の「緑花木センター」で150円で買ったラセンスギの新芽です。葉がねじれトルネードして面白い形をしています。

 畑でダイコン‘天宝’とキャベツ‘金系201号’を収穫しました。ダイコンは夏採りですので辛味が強いです。ソバ、うどんの薬味に重宝しています。

  

ダイコン‘天宝’。

   キャベツ‘金系201号’。収穫がやや遅れ、玉がパンクしているものもあります。

 ガーデンハックルベリーの花。   ガーデンハックルベリー。これは、アメリカ産のブルーベリー(ツツジ科)の一種、ハックルベリーとは全く異なるもので、ナス科の植物です。若い果実は有毒だそうですが黒紫に熟した果実はハックルベリーのようにジャムなどに利用するそうです。アントシアニンを多く含むと言う事です。ハックルベリーと言うと「ハックルベリー・フィンの冒険」を思い出します。

 ジャンボニンニクの花が咲きました。球根がニンニクに似ていますが、西洋ネギ「リーキー」に近いものです。花はアリウム ギカンチュウムに似ています。

 タネをさし上げたSさんが上手にプランターでサニーレタスを作りました。一株いただいたのですが、それを食べた記憶がありません。いよいよ本格的ボケがはじまったかな?

 6月26日(火)に日光植物園に行きました。その折に園内で撮影した山野草です。あまり綺麗なものはなく、地味なものばかりです。

 ウマノミツバ。

 ウワバミソウ。

 キツネノボタン。

 キツネノボタン 果実。

 白花ウツボグサ。

  

ツルガシワ。

 ドクゼリ。

 ヒメチドメ。

 ミズトクサ。

 ミゾホオズキ。

 ミミナグサ 果実。

 ヤワタソウ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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303号 台風4号の被害。ジャガイモの実。赤い木の実。ミント類。今週の野草。

2012年06月22日 13時23分14秒 | 花、写真、家庭菜園

 6月19日(火)の夜半から20日(水)明け方にかけて台風4号が襲ってきた。外の暴風雨の音を聞きながら、裏の畑の被害を心配していました。
 20日の朝は台風一過、青空の広がる、むし暑い日でした。畑は案じたとおり、かなりの被害でした。トマトの雨除けビニールハウスや農具などを置いていたビニール雨除けも吹っ飛んでおり、バラバラになっていました。また、高さ25メートルはあるエノキの枝(直径10センチ)が折れ、キュウリのを栽培しているアーチを直撃しました。アーチはぐにゃぐにゃに折れ曲がっていました。キュウリは青森の友人が送ってくれたご当地キュウリだったのですが木の下敷きになってしまいました。上手く、立ち直るかどうかが心配です。
 チエンソーでエノキの枝を小さく切ったり、風で倒れたトマトやナスなどの支柱の立て直しで大変な一日でした。先日は雹でやられ、このような天候が続くと農作業のモチベイションがそがれます。

  風で飛ばされたトマト用雨よけビニールハウス。

  風で飛ばされた農具置きにしていたビニールハウス。

  左のエノキの木から折れた枝が右のキュウリ栽培アーチを直撃。

  キュウリ栽培アーチを直撃した枝。

 ジャガイモに実が成りました。ジャガイモに小さなトマトのような実が成るのは良く知られていますが、花はたくさん咲く割りには実が成るのはまれです。

 トマトの実。タネを採って栽培すると面白いイモができるかも。

 庭や鉢植えの木に真っ赤な実がなっています。中々、綺麗でかわいいです

 ウグイスカグラ。 味は薄甘く、それほど美味ではない。

 アカバナヒョウタンボク。形は名の通り、丸い実が2個付き、ひょうたん型になる。有毒。

 ナツグミ。たくさん成ります。味は甘いが渋みが残る。

 タワラグミ「ビックリグミ」。甘くて美味。

 

コレクションしているミント類が青々と元気です。 ペニーロイヤルは10年ほど前に栽培していたものが細々と生き残っているものを培養中です。ホースミントとグレープフルーツミントは現在、苗を探しています。

 

 オレンジミント。

 ブラックペパーミント。

 

 斑入りペパーミント。

 

 パイナップルミント。

 

 スペアミント。

 

 キャンディーミント。

 

 アップルミント。

 

 ホワイトペパーミント。

 カーリーミント。

 コルシカミント。

 

 ハッカ「ニホンハッカ」。つくば市産。

 

今週撮影した雑草、野草です。先週ブログに載せられなかった分も合わせてお見せします。

 

   オオチドメ。庭の一部でグリーンカバーになっている。石岡市。風土記の丘。

 

 カラスビシャクの花。  カラスビシャクの茎に出来たムカゴ。 庭。

 

    キキョウソウ。庭。

 

    コアカザ。何故、名がコアカザなのかな? 葉の色から見るとコシロザではないのかな。小美玉市。

 

   コウゾリナの花と実。 庭。

 

  ノアザミの花。 

 ノアザミの葉。トゲがいっぱい。  庭。

 

  ワルナスビの花。  ワルナスビの葉のトゲ。 小美玉市。

 

  ミゾカクシの花。    ミゾカクシの葉。石岡市 風土記の丘。

 

     コマツヨイグサ。 小美玉市。

 

    ミクリ。 絶滅危惧種と言われているが 風土記の丘の池には沢山生えている。 石岡市 風土記の丘。

  白花ウツボグサ。 庭。日光市で採取。もう、15年ほど庭に生えている。 庭。

 

  ホタルブクロ。ガクの分れた付け根にそり返る付属体がある。庭。

   ヤマホタルブクロ。ガクの基部がコブ状になり、反り返る付属体がない。庭。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 














 

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302号 アメリカデイゴ。都立木場公園、帰化植物園とハーブ園の花達。

2012年06月15日 11時08分49秒 | 花、写真、家庭菜園
「ありゃりゃ、これは大変なことをしてしまった。」 今週撮影した写真を記録したメモリーを自宅に忘れてきてしまった。 写真を整理しようと思ってメモリーをカメラから取り出したところ、植物を撮影したメモリーと違っていた。出かけるときにあわてて、テーブルの上にいつも置いておき、庭に来る鳥やチョウなどの撮影をするカメラと取り違えて持ってきてしまった。
 と言う事は今週のブロぐのネタないと言う事です。少々パニクリました。
 そこで、ブログのネタ探しに急遽、6月14日(木)に都立木場公園に出かけました。木場公園内には帰化植物園などが有り、何かとネタ探しには苦労しない所です。

 地下鉄東西線の木場駅を出ると木場5丁目の交差点の向かいに、赤い花を咲かせる大きな木がありました。近寄ってみるとアメリカデイコでした。中々立派な木で存在感があります。

   木場5丁目の交差点脇にあるアメリカデイコの大きな木。

 木場公園への道路脇のマンションの緑化スペースにキンシバイが咲いていました。最近は花が派手なヒペリカム ヒドコートが多くなり、キンシバイやビヨウヤナギが見られなくなり残念とおもっていたのですが、キンシバイを見てホットしました。

    キンシバイの生垣。

 木場公園内ではサンゴジュとマテバシイの花が満開でした。

     サンゴジュの花。こんなにたくさん咲いているの見たのは初めてです。

    マテバシイの花。雄花、雌花と共に昨年受粉して、今年実になる幼果が同時に見られます。

 以下は帰化植物園で撮影した植物です。

   アカバナルリハコベ。なんともややこしい名の植物です。赤花? ルリ色?

 イヌヤマモモソウ。

     ウナダレヒレアザミ。別名「ジャコウアザミ」と言うことですが、あまり香りは感じませんでした。

   オオマツヨイブサ。この植物は最近見かけなくなり、山梨や長野あたりまで撮影に出かけなければならないかと思っていたのですが、こんな都心で見られて感動ものです。

 ウマゴヤシの果実。先に訪れた時はたくさん花が咲いていたので、果実の写真が撮れると思っていたのですが、もう、株自体が枯れて果実は落ちてしまっていました。何とか探して撮影しました。

 キバナニワゼキショウ。九州あたりでは自生しているそうですが、見るのは初めてです。
 

   キバナツノウマゴヤシ。果実の先がツノのように曲がっている。

    キンガヤツリ。

    コバンソウ。こんなに本物の小判が成ればなあ。

    シラゲガヤ。

  シロバナシナガワハギ。

    セイヨウトゲアザミ。

    タマザキクサフジ。以前、北海道で見た時、ツル性のレンゲ発見と思った。

   ヌマツルギク。

      ノラニンジン。

  ヒロハノレンリソウ。

  ヒロハノレンリソウ(白花)。

    ムラサキウマゴヤシ。サラダで食べるアルファルファ。

    ユメノシマカヤツリグサ。

 帰化植物園の近くにあるハーブ園で撮ったハーブ。

    アーテチョーク。つぼみが立派。

    キバナノコギリソウ。

    コモンタイム。

    ダイヤーズカモミール。染料用のカモミール。

  ラムズイヤー。葉の手触りが子羊の耳のように柔らか。




  




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301号 ジャガイモの花。ホシザキユキノシタ。モンキチョウ。今週の野草。

2012年06月08日 20時55分17秒 | 花、写真、家庭菜園
 裏の畑でジャガイモの花が咲いています。ヨーロッパではジャガイモが渡来した当初は食用でなく、花をパーティーなどでコサジュに使っていたと言うことだけあって、なかなか綺麗な花です。花は品種により色が異なります。花の色と芋の色は関係がないようです。

 ジャガイモ ‘十勝こがね’。


 ジャガイモ ‘ルピカ’。

 ジャガイモ ‘さやあかね’。

 ジャガイモ ‘こがね丸’。

 ジャガイモ ‘スタールビー’。


 6月5日(火)国道355号を車で行方市方面に走っていると、右側の農産物直販所の園芸コーナーにユキノシタが売られているのがチラッと見えました。そのユキノシタはホシザキユキノシタだと直ぐにわかりました。と言うのは、先日、筑波実験植物園で撮影したばかりだったからです。帰りに直販所に寄って購入しました。200円でした。ホシザキユキノシタは筑波山特産で今は採取禁止になっているそうです。直販所では以前採取した人が増えたからと、売りに出したそうです。

 ホシザキユキノシタ・。

庭に自生している普通のユキノシタ。

 6月5日(月) 笠間市岩間の野原で撮影していると、モンキチョウの雌を雄が追いかけていました。そのうちにモンシロチョウも加わって戯れているように4頭(匹)が乱舞し始めました。飛んでいるチョウなのでピントが合うかわかりませんが取りあえず撮影しました。何カットかの内に何とか見られる写真が撮影できました。

 4頭(匹)のチョウが戯れている。本当は雌をめぐる戦い。モンキチョにモンシロチョウが加わるのは理由がわかりません。飛んでいると似ているので、とりあえず後を追ってみようと言うことかな?

 今週もあちらこちらに野草を求めて撮影に出かけました。ところが、目的の植物の花が終わって果実が撮影できるのではないかと行ってみると、見事に草が刈られて撮影できず残念に思うことがあります。

    綺麗に刈られた土手や野原。

 さて、今週も沢山の野草を撮影しました。以下はその一部です。順不同。

 イヌガラシ。庭。
 

 スカシタゴボウ。笠間市 岩間。 イヌガラシに似るが果実の形が異なる。

    ブタナ。小美玉市 玉里。 タンポポに似るが、花茎が枝分かれする。

     コモチマンネグサ。行方市。 葉の付け根に小さなムカゴ状の幼苗がつく。

 ヒレアザミ。庭。

 タニソバ。 庭。

 ミコシガヤ。 石岡市。

  コナスビ。 庭。

 イモカタバミ。

 イモカタバミの根。 笠間市。

    アメリカフウロ。小美玉市 玉里。

   オオフサモ。 小美玉市 玉里。葉の脇に白い小さな花が咲いている。

  アオカモジグサ。 行方市。

 カモジグサ。 行方市。
  

  











  









 







 

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300号 ショクダイオオコンニャク。アメリカフジ。サヤエンドウ。カラスアゲアハ。今週の野草。

2012年06月01日 19時46分58秒 | 花、写真、家庭菜園
 新聞に筑波実験植物園で世界一大きな花と言われる、ショクダイオオコンニャクが咲いたと言う記事がありましたので、5月29日(火)に出かけました。
 以前、小石川植物園で咲いた時は、あまりの大勢の人が見学に押し寄せたので閉門したということでした。
 今回も大勢の人が押し寄せ駐車場に車を止める事が出来るか?見物に何時間も並ばなければいけないかと心配しましたが、比較的スムーズに見られ、撮影も出来ました。しかし、残念ながら開花後5日ほど経っているので仏炎苞が閉じていました。

   ショクダイオオコンニャク。開花には栽培に20年かかったということです。人工受粉したということなのでどんな実がなるかも楽しみです。

 同じ陰湿に咲いていた奇怪な形の花 クロバナタシロイモの大型変種。タシロイモ科。

 温室の外に咲いていたチュウキンレン。バショウ科。

 同じく温室の外で咲いいた イリキュウム ラセンオラツム。シキミ科。

 昨年、コンサバトリーを建てる時に、前にあったガゼボに絡んでいたアメリカフジを枯れてもいいやと思い小さな鉢に入れておきました。ところが今年の春、芽が出て綺麗な花を咲かせました。花が咲くと可愛いもので早速、裏の林のクヌギの根元に植え替えてやりました。

    アメリカフジ。日本のフジほど立派ではありませんが綺麗です。

 以前買った斑入りオオハンゲが咲きました。放任栽培ですが、毎年1,2花咲かせます。本当は、斑入りでないものが欲しいのですが。

  斑入りオオハンゲ。

 畑で、キヌサヤエンドウが沢山実をつけました。知人にもおすそ分けしましたが、まだ沢山残っています。酒の肴は毎日キヌサヤエンドウの煮付けです。

 沢山実がなったキヌサヤエンドウ。

 庭に咲いているムシトリナデシコにカラスアゲハが来たので撮影しました。

 カラスアゲハ。羽の裏側ばかりで、表側が撮れませんでした。

 先週号で野草にはまっていると書きましたが今週も沢山の野草を撮りました。写真はその一部です。写真は順不同。

  
  チドメグサ。庭。

    オオチドメ。筑波実験植物園。

 カタバミの根。庭。

 カモジグサ。石岡市。

    カワジシャ。鉢の中に一本生えてきたもの。

    ニガナ。石岡市。

    ムラサキツメクサ。つくば市。

    シロツメクサ。江東区 夢の島。

   メキシコマンネングサ。小美玉市。

 チチコグサ。筑波実験植物園。芝刈り機デ切られて丈ガ低い。

 ヤセウツボ。つくば市。かなり大きな株。

     ユウゲショウ。庭。

  ユキノシタ。千代田区。


 



  

  
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