柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

249号 サクランボ‘阿波乙女’、メカルドニア、ドリアン、ジネンジョ、ゴマダラチョウ、畑 、他。

2011年05月26日 19時09分18秒 | 花、写真、家庭菜園
 今年は鉢植えのサクランボ‘阿波乙女’に沢山実がなりました。暖地桜桃系のサクランボのようです。味は甘いのですが、果肉がやわらかく水っぽく、ややものたりない感がします。‘佐藤錦’や‘ナポレオン’などの品種は暖地で実を生らすのはほとんど不可能ですが‘阿波乙女’簡単です。普通の‘暖地桜桃’と交配しました。しかし、‘暖地桜桃’には実がなりませんでした。

                              サクランボ ‘阿波乙女’。
 

 霜除けして育てたメカルドニア‘ゴールドフレーク’が今盛りと咲いています。何度も水切れさせ、枯れかけさせたのですが気丈にも復活してくれました。今の鉢では限界のようですので植え替えてやろうと思っています。1年草扱いのようですが極端な寒さに当てなければ越冬します。

                                                                             メカルドニア ‘ゴールドフレーク’。

      
 以前は一個、10,000円もしたドリアンがスーパーで780円で売っていたので喜んで買いました。仏壇にお供えしていたのですが段々と異様な臭いがしてきました。部屋中この臭いがこもり、衣服などに移るのが困ります。私はこの臭いはあまり嫌いではありませんが、強烈過ぎて嫌いな人も多いようです。飛行機の機内には持ち込み禁止だそうです。味は甘いアボカドや甘いバターのようで栄養満点で美味いです。

  食べ時のドリアン。

 裏の畑の端から山芋「ジネンジョ」の芽が伸び始めました。木を切ってしまったので、より所がなくなり、どこに伸びようかと困っているようです。風に吹かれて右に左にと茎を揺らしながら伸びていくところを探しています。

 何処にのびようかと迷っているジネンジョのつる。

 朝、裏のエノキのところに行くとゴマダラチョウがいました。少し前に羽化したと見え、まだ上手く飛べないようでした。先週号で私がオオムラサキの幼虫だと思っていたのをゴマダラチョウの幼虫と教えてくれた人(ブログ 「花と暮らしの日々」の制作者 Aさん)の言う通りでした。お見事正解でした。蝶の名前がわかりすっきりしました。ありがとうございました

 ゴマダラチョウ 表。

 ゴマダラチョウ 裏。

 苦土石灰を撒き耕した後につる性植物栽培用のグリーンアーチを設置しました。これも I さんに買っていただいたものです。5月22日(日)に息子と作り始めたのですが途中から大雨になり、ずぶぬれになりながら設置しました。次の日にネットを張り、カボチャ、キュウリ、つるありインゲンなどの苗を植えつけました。計5基を作りました。あと1基ありますが大玉トマト栽培用の雨除け用にしょうと思っています。

     苦土石灰を撒く。

 グリーンアーチの部品。

    グリ-ンアーチ設置後の畑。
  













                                  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

248号 ハンカチノキ‘ソノマ’、ハナミズキ ステラ系、エンドウとスイートピー、オオムラサキ 他。

2011年05月19日 21時00分11秒 | 花、写真、家庭菜園
三度目の挑戦でようやく矮性のハンカチノキ‘ソノマ’が咲きました。以前のの二回は秋に苗木が送られて来て冬の寒さで枯れてしまいました。
 今回はいつも色々なものを買ってくださる I さんに買っていただいたものです。通販で9,800円もするものです。(いつもありがとうございます。)今度は苗木が春に送られ、芽が少し膨らんでいました。芽がだんだん大きくなり、緑がかったつぼみが開き始めました。その内、花は純白になり本当にハンカチが干してあるような、また、白い鳩が止まっているように咲きました。今まで大きな木の花しか見ていなかったので、小さな鉢で見ることができ少なからぬ感動をしました。

     
                             矮性ハンカチノキ‘ソノマ’。

 庭でステラ系のハナミズキが咲いています。普通のハナミズキはもう花が終わっていますが、ステラ系は今が盛りです。普通のハナミズキは葉の展開前に咲きますが、ステラ系は葉が展開した後に咲き、葉に花が隠れやや華やかさに欠けますが花期が長いです。植えてから8年ほどになりますが、ようやく沢山の花を咲かせ始めました。

    ピンク色のステラ系ハナミズキ。隣には数は少ないですが白い品種も咲いています。

 時々、エンドウとスイートピーの違いはどこですかと聞かれることがあります。エンドウは茎葉に毛が生えておらずすべすべしていますが、スイートピーは茎、葉、実にややざらつく毛が生え茎や葉柄に翼のようなものがあり角張っています。スイートピーの豆は有毒と言われています。

 エンドウ。全体に毛は生えていない。

 スイートピー。花がエンドウより大きい。   スイートピーの葉。ザラついた毛が生えて葉柄に翼がある。

 畑の端に大きな木があり、葉が無い時はケヤキだと思っていました。梢が高く、葉が展開してもがなかなか葉の形が確認できなかったのですが、どうもエノキではないかと思うようになりました。
 その木の下で畑仕事をしていると枯れ枝に蝶の幼虫のようなものがいました。私の記憶から判断するとこれはオオムラサキの幼虫ではないかと思います。幼虫は前蛹(ぜんよう)状態でしたのでその内、蛹になるだろうと思い、枯れ枝を鉢に突き刺し保存しておきました。次の日にきれいな緑色の蛹になっていました。オオムラサキの食草?(食木)はエノキですのでこの幼虫がオオムラサキなら畑の木はエノキと言うことになります。その後、チョウにに詳しい人に蛹の写真を見てもらったところ、これはオオムラサキではなくゴマダラチョウということでした。ゴマダラチョウも食草はエノキだそうです。

 エノキとおもわれる巨木。
 
 ゴマダラチョウと思われる蝶の前蛹。

 蛹。

 鉢栽培のアイスプランツに花が咲いています。径1センチほどの白い花で目立ちませんが、近づいて見るとなかなか面白い形をしています。海の中のイソギンチャクのようです。

    イソギンチャクのようなアイスプランツの花。

 先週14日(土)と15日(日)に O さんが裏の林の倒木の整理のスケットに来てくれました。切り倒しておいた木の幹、枝をチェンソーで小さく切り処分をしてくれました。林の中の見通しが大変良くなりました。
 畑にもスイカ、カボチャ、ラッカセイ、ミニトマトなどを植え付け、だんだんと菜園らしくなってきました。


 見通しが良くなった林と畑。

   ナス、甘トウガラシ、スイカ、カボチャ、ラッカセイなどを植え、菜園らしくなってきた畑。


 











   



 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

247号 カザグルマ、ヤマブキいろいろ、ヤマブキソウ、畑の開墾、寛永通宝。

2011年05月13日 13時28分03秒 | 花、写真、家庭菜園
 相変わらず余震が続いています。「もういい加減にせい!」と地下の大ナマズにカツ入れる神や仏はいないのでしょうか。
 神や仏の住む神社や仏閣も被害に会い、建物の改修費用の寄進の知らせが来ました。自分の住む建物の倒壊をも阻止できない霊力もない神様に物事をお願いしても始まりません。被災地に義援金を出しても神社や仏閣に寄進するお金はありません。被災地の惨状を見ると神も仏もあったものではありません。

 さて、庭のサクラの木に絡ませておいた「武蔵野のカザグルマ」が咲きました。園芸クレマチスと違い淡い花色と端正な花形が好ましく思います。

   「武蔵野のカザグルマ」。

 庭にいろいろなヤマブキを植えています。八重ヤマブキ、一重のヤマブキ、白花ヤマブキ、白ヤマブキ、それとヤマブキソウです。斑入りのヤマブキは枯らしてしまいました。

    八重ヤマブキ。実はつかない。

 一重のヤマブキ。実がつく。

 シロバナヤマブキ。ヤマブキの白花品種。花弁が5枚。地下茎で殖え困っています。

 シロヤマブキ。花弁が4枚。ヤマブキと属が異なる。これは種子でよく殖える。

  ロックガーデンで咲くヤマブキソウ。4弁だがヤマブキの花のよう。これは木でなく宿根草。すこしずつ殖えています。

 鉢植えのボタン‘新国色’が咲きました。もらったボタン専用の肥料が効いたのか3個つぼみをつけました。花が大きく存在感があります。花の咲く期間が短いのが残念です。

 ボタン‘新国色’。ピエロの家と呼んでいる農具入れの小屋の前で。

 この連休中は裏の畑の開墾で費やしてしまいました。ただの四角形の畑では面白くないので、中央に円形のある花壇風に区画し、周りに長方形の菜園を配置することにしました。二階の小窓から俯瞰して見ると菜園の円の中心が来るように設計しました。



 畑の区画のラフ図。

 畑は元ササ薮だったのをユンボで掘り起こしただけなので、土中にササの根が多数残っており、耕しながらこれを取り除くのが一苦労です。苦土石灰をまいた後にスコップやアルキメデスと言う畝間を耕す道具で掘り上げていきます。

 地中から出てくるササの根。

    畑の大まかな区画。写真上部には色々な品種のナスと甘トウガラシを植えました。

 鉄道側の区画にはネギの品種‘赤ひげ’‘太っ子’‘坊主知らず’、手前にはブルーベリー、カランツ、ハニーベリー、ハスカップなどを植えました。ブルーベリーは花が咲いているので多少収穫ができるでしょう。

 まだ、半分の林は倒した木が散乱しており、林内の整備はこれからです。

 半分残っている林。

 林側から見た畑。

 林の奥から見た畑の方向。

    木が散乱する林内。

 林の切り株の上にニホンミツバチ用の巣箱を設置しました。昨年は3群もいたミツバチに全て逃亡されてしまいました。何とか新しいミツバチが入ってくれないかと巣箱の上にミツバチの好きな花‘金陵辺’を置きました。

 畑を耕していたらお宝?が出てきました。寛永通宝でした。寛永通宝には沢山の種類があり、裏に色々な文字が書いてあるものがあります。出てきた寛永通宝の裏には何も文字が書いてなく、全く価値がないものでした。残念です。その内、大判、小判がザックザクと出てくるのではないかともう少し畑を耕してみます。


 寛永通宝 表。

 寛永通宝 裏。








 








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする