柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

135号 マンサク、ヤマコウバシ、サソリラン、コブララン、バケツラン、ヘレボルス、中国春蘭

2009年02月26日 17時34分54秒 | 花、写真、家庭菜園
 
 マンサクの花の写真が欲しいので、筑波実験植物園に行けばあるだろうと今にも雨が降りそうだったが出かけました。ところがシナマンサクや北米産のハマメリスは沢山目立つ所に咲いてましが肝心のマンサクが探せませんでした。広い園内を3回ほど周ってようやく林の中に1本見つけました。やや貧弱な木で花つきもあまりよくありませんでした。
  同じ林内で見つけたヤマコウバシです。この木は冬でも葉っぱが落ちないのが特徴です。この「落ちない」に縁を担いで広島市植物園では合格祈願のお札にしており、受験者にはなかなか評判だということです。
 温室では変わった形の花を咲かせるランの展示をしておりました。

 花の形がバケツに似た「バケツラン」 Abrus precatoriusです。
 花の形がコブラに似た「コブララン」 Bulbophyllum purpreorhachisです。
 花の形がサソリに似た「サソリラン」Arachnis longisepalaです。


 園内の大きなスギの木に沢山の雄花が付いていました。私は以前は花粉症ではなかったのですが昨年あたりからこの季節に目がかゆくなることがあります。
 ちょっと勇気のいることですがスギの花粉が飛散しているところを撮ろうと雄花をたたいたら思いの他大量の花粉が飛散しました。花粉は風向きで私のほうには来なかったので、目にはそれほど被害はありませんでした。

 
昨年買ったヘレボルス「クリスマスローズ」の交配種‘ローズカメレオン’です。ラベルについていた花の写真を見て面白い花色だと思って買ったのですが、写真はやや感じが異なります。咲き進むとラベルのようになるのか、株に力が付けばそうなるのか良くわかりません。
 十数年前、まだ今のようにクリスマスローズの流行が始まる前に買ったヘレボルス ムルチフィダ クロアチアです。小さな鉢で育てていますが枯れもせず、増えもせず毎年数輪花を咲かせます。
 ヘレボルス ニガーの実生です。昨年は一重だったと思いますが、今年はセミダブルの花を咲かせました。

  昨年の東京ドームの洋ラン展で買った中国春ランの「朶々香 ダダコウ」です。翡翠のように緑が美しく、上品な香りも素晴らしいです。
 今年買った中国奥地のラン「春剣蘭」です。シュンラの変種だそうですが花が1茎に数輪付きます。香りもやや控えめですがします。
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134号 スイセン、プリムラ ベリス、プリムラ マラコイデス、ディオニシア、ハンノキ

2009年02月19日 20時28分56秒 | 花、写真、家庭菜園
 今、庭で咲いているスイセン‘アーリーセンセイション’です。まだ他のスイセンはつぼみも上がっていないのに早くも咲いてしまいました。
 この品種は丈は低いのですが品種名のように非常に早咲きです。早春の花壇に重宝する品種と思います。
 先日高萩の園芸店で買ったプリムラ ベリスです。298円でした。
  同じ店で買ったプリムラ マラコイデスの新品種‘ウインティー’です。淡いライムグリーン色をしており、さわやかな感じがします。寄せ植えに使うと上品な感じがするのではないでしょうか。380円でした。

 同じ店で買ったディオシニア アレチオイデスです。イラン北部の標高3000~3200mの高山に生えているそうです。背丈が低く鮮明なイエローが印象的です。サクラソウ科だそうです。夏は暑がるでしょう。298円でした。

  これも同じ店で買ったユキワリソウの‘古代’980円と‘さやか’680円です。‘古代’は茶系と白の渋い色です。写真よりやや茶が強いです。‘さやか’さえたピンク色でかわいい少女のようなイメージがします。
  高萩に行く途中、常磐道の日立北サービスエリアで休息をとりました。車を降りると、何か茶色の物がたくさんぶら下がっている木がありました。スギかなと思って近づいて見るとハンノキでした。ハンノキは葉が出る前の冬のうちから咲くようです。
  鉢で栽培しているマンサクの‘ニシキマンサク’と‘アーノルド プロミス’です。

 花やで切花で売られていたアオモジの雄花です。関東地方では見かけない木なので買いました。105円でした。

 S百貨店屋上の園芸店でシラー ホヘナッケリーということで買ったものです。しかし、花が咲いてみるとどう見てもムスカリです。他にもう一種買いましたが、つぼみを見るとどうもムスカリのようです。残念、悔しい。
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133号 ダッチオーブン、真岡市 大前神社 骨董市、益子

2009年02月12日 21時26分31秒 | 花、写真、家庭菜園
 友人のMさんからダッチオーブン料理をやるから泊まりがけでお出かけくださいというお誘いがあり、あつかましく家族3人でお邪魔しました。ダッオーブンは初めてなので興味津々でした。
 Mさん宅は栃木県芳賀町にあり、屋敷の敷地だけで1町(3000坪)以上ある広い邸宅です。
 夕刻から邸宅の中の林で、自称、焚き火1級士?の弟さんが焚き火をやりはじめました。ダッチオーブインはその燃えた後の置き火を使い、重い鉄なべでじっくりと料理をするそうで、結構手間のかかるものでした。ビールを飲みながら出来上がりを待ちました。
 奥さんが我々の身体のことを考えて野菜中心の料理にしてくれました。単純な薄い塩だけの味付けですがなかなか美味しいものでした。妻が家でもやりたいと言っていましす。
  
    パン  お孫達が来たとき火が危ないのでお孫たちの観客席。今は大きくなり用を足さないそうです。
 
 翌朝、真岡市の大前神社で骨董市があるというので出かけました。思いの他広い境内に沢山の骨董屋が店を開いていました。駐車場はどこもいっぱいで、観光バスで団体さんも来ていました。
 ややこっけいに見えるのは日本一大きいという恵比寿さんの像でした。大きいのは大きいのですが、少し貧相な感じで、妻が知人のUさんにそっくりだと言うので笑ってしまいました。
 Uさんは人はとても良いのですが裕福とは言えません。申し訳ないが、この恵比寿さんに本当にご利益があるのかどうか少し疑問を持った次第です。
 大前神社は芳賀氏の加護のもとに建てられ、本殿は権現造りで桃山末期(1590年ころ)に建てられたそうです。
    
  
 以下の写真は骨董市で買った、竹カゴと三本鍬(備中鍬、万能)です。私は鍬と鋤の区別が良くわかりません。今まで鋤と思っていたのが鍬で3から5本の歯のある物も鋤と言うらしいのですがどちらがどちらなのか頭が混がらがって良くわかりません。取り合えず、買った物を三本鍬としておきます。これは500円の値段がついていたのですが、店主がもって帰るのが嫌だから安くして450円で良いと言うので買うことにしました。小生が500円を出し「50円のお釣りがなければ100円でも良いよ」と言うと、店主に丁度50円のお釣りがなく、100円のお釣りをくれました。
竹カゴは2500円の値がついていたものを2000円で手に入れました。他に球根の水栽培に良いと思われる花瓶を500円で買いました。
  
 骨董市の帰りに益子の[仲良し]で「乳茸すいとん」を食べた後にMさん達と別れ買い物をしました。買ったものは、小さなコケ玉(800円)で写真は小生がイチイを植え足しました。他に、ヒマラユキノシタ(1800円を1400円)と妻が欲しいといったフクジュソウの鉢植え(2000円を1600円)です。店頭には花餅が飾られていました。


裏で今咲いているコセリバオウレンです。

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132号 シクラメン、ラケナリア、ユキワリソウ、グレビレア 他

2009年02月05日 13時32分49秒 | 花、写真、家庭菜園
  園芸店で廉価で買った、まだ新しい品種のシクラメン‘ハピネスママ’です。花にフリルのようなひだがあります。
 花はかなり痛んでいたのですが、まだつぼみが沢山付いており、養生次第ではまだまだ楽しめると思い購入しました。購入価格は300円でした。この鉢に値段を下げていったラベルがついていたのではがしてみると、はじめは1800円でした。それが1280円→500円→400円→300円となって、ようやく小生に助けられたということです。肥料をやり、日に当て育てればよい花が咲くと信じています。
 先々週、12株500円で買ったプリムラ ジュリアンを鉢植にしました。プランターと鉢で二個になりました。
これもこれから暖かくなるとボリュームがでて良くなることを期待しています。
   ぼつぼつユキワリソウが咲き始めました。丸いプランター植えは実生3年目です。ユキワリソウは実生で容易に沢山の苗が得られます。小生の場合は発芽後の管理が悪く大半を枯らしてしまいます。
 白い八重咲きは‘翠苑’です。これは早咲きで暮れの内から咲き始めます。
   昨年暮れに買ったラケナリア二種です。ムタビリスはつぼみは紫ですが咲き始めると花弁は黄色で茶色の斑点があります。
 クリビア‘キャンドール’です。クンシラン「クリビア ミニアータ」と下垂性クンシラン「クリビア ガーデニー」との交配種です。交配種なので毎年良く咲きます。しかし、管理が悪いのかあまり増えません。
 
テラスで日光浴をさせている花々です。毎朝、この花たちを、温室、栽培室、室内から日のあたる所に出してやります。水や肥料を与え、夕方にはまた元の所に返します。この出し入れがなかなかの仕事です。
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