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6日から8日にかけて三重県鳥羽市に行ってきました。地元出身で「南風」主宰をされておられる俳人、増田河郎子(かわろうし)ご夫妻に鳥羽の名所、旧跡をご案内いただきました。行き届いたお世話に感謝いたしております。
鳥羽の海岸は変化にとみ入り江、入り江に漁港があり、海の幸の豊かさがわかります。出船、入船の光景はいつまでも見飽きませんでした。
上の写真は宿泊した安楽島(あらしま)から鳥羽湾の三ツ島方向の朝の写真です。
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この写真は大潟浦をまたぎ今浦と本浦をつなぐ麻生の浦大橋(おおのうらおおはし)です。海面が日の光に輝き半月形の橋がシルエットになるのを捉えてみました。
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上の写真は「海の博物館」でのものです。「海の博物館」は海の科学的、博物的な展示より、海に生きてきた漁師や海女などの生活にスポットを当てた展示が中心です。世界の漁用の船や船上での生活品、海女の生活の歴史などが興味深く感じられました。上右の写真の記号の様なものは「ドーマン・セーマン」といい、海女が磯テヌグイや磯ノミにつけて海の魔物から身を守る印です。
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青峯山は海上守護の霊峰で正福時は天平年間に開かれました。山門は「正福時の大門」と言われ天保12年(1842年)に完成し、入母屋、本瓦葺で各所に彫刻がされ、鳥羽藩には過ぎたるものと言われ評判だったそうです。
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丸興山庫蔵寺(がんこうざんこぞうじ)の本堂の天井絵です。庫蔵寺は弘法大師が朝熊山の金剛證寺を建てた時に、奥の院として空虚菩薩を安置したと言われています。国の重要文化財に指定され、天井等に仏や菊、芍薬(私は牡丹と思う)が描かれています。これはいつでも自由に見られるものではありません。
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鳥羽にはイセエビをはじめ魚など美味なる海の幸が豊富ですが、今回は貝に注目しました。上の写真はトコブシの煮たもので、アワビと見まごうほど大きく、実は貝から溢れるようでした。トコブシとアワビの違いは大きさもありますが排水口の穴の数だそうです。トコブシのほうが多いそうです。
中の写真は上より時計回りで地元でオオアサリ、アッパガイ、ホタテガイ、サザエです。
下の写真は浦村の漁港で食べさせてくれる焼きカキ(要予約)です。