柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

54号 サンパチェンス、ヤブキリ、ウスバカゲロウ、ヘチマ

2007年07月20日 17時04分48秒 | 花、写真、家庭菜園
  (株)サカタのタネ発売のサンパチェンスを5種育てています。サンパチェンスはインパチェンスの園芸品種で、インパチェンスの日陰の花のイメージを一掃した日向でも旺盛に育つ品種です。一株でも相当大きくなります。‘斑入りサーモン’と‘マジェンタグランデ’という品種は、鉢で栽培していますが、このところの雨と曇天が生育に良い環境なのか沢山の花をつけてくれました。日照りに強いサンパチェンスとは言え、やはり半日陰の方が良いようです。水切れ、肥料切れ、ハダニには要注意という事です。切り戻しにも強いそうです。
  このところの長雨で、花が雨にあたりサンパチェンス以外はあまり状態がよくありません。なにかブログ用のネタ無いかと庭を探したら、ヤブキリとウスバカゲロウを見つけました。ヤブキリのメスは成虫ですがオスはまだ幼虫でかわいらしい顔をしていました。メスはどうも、温室で越冬したのではないかと思います。この冬に温室で何度か見かけたことがありましたから。
 ウスバカゲロウはアリジゴクの成虫で、幼虫のアリジゴクは軒下などの乾いた所にすり鉢型の巣を作って、アリなどの小動物が落ちるのを待っています。
 子供頃、アリジゴクにアリを放り込んで、アリが必死によじ登ろうとするのを、アリジゴクは砂をパッパと投げかけるとアリはズルズルと鉢底に落ち、ついには鋭いあごに捕まってしまうのを興味深く見ました。アリジゴクには餌にありつき良いことでしょうがアリにとってはとんだ災難でした。
 幼虫は相当恐ろしげで、醜い姿をしていますが、成虫は目が大きく可愛い姿です。昆虫は幼虫と成虫の姿が全く異なるものが多く、その変化は神秘的です。私も昆虫のように脱皮をして、華麗に生まれ変わりたいと何度も思いました。もう無理ですが 子供の頃読んだ昆虫エッセイストがウスバカゲロウのことを「薄馬鹿下郎」とも書けると書いていたのを印象深く今も覚えています。
                                    
 ヘチマが二階まで伸びました。葉の脇には小さな蕾が付いています。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 53号 クラインガルテン栗源... | トップ | 55号 優曇華、鶏小屋の増築... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

花、写真、家庭菜園」カテゴリの最新記事