今日の7番目。私の一般質問開始時刻は午後5時55分。
議員はもちろん、答弁者席に座っている部課長たちには残業手当はつかないが、議場の外で情報伝達や資料収集などのために控えている職員には残業手当がつく。
朝9時から始まって夜までかかる議会は疲れる。しかし議場で発言するときは、そうは言ってられない。住民のため、少しでも得点するために全力で闘う。
でもね、残業手当は馬鹿にならないですよ。無駄をなくすべく頑張るべき議会がこのような事に無頓着では困る。議運の皆様には、そのあたりしっかり考えてもらいたいです。予備日も使えば、余裕を持った日程が組めたのだから。
「住民はお客様」なのだそうです
町長の新年度の施政方針から。
私は「住民は主人公」だと思っている。私の考えでは、私たち議員も、町長以下職員も、住民に使われるパブリックサーバントです。
町長は、仕事をするにあたって「自分のため」でなく「人のため」が心がけていることだそうです。私は別に「自分のため」でも良いと思ってます。結果として人のためになるようにするのは当然だから、そのように働くだけです。
一般質問の通告を済ませた後、私の質問項目 を見た町民から、「何を小さいことに引っかかってるんだ」と苦言をいただきました。しかし、自分の「当たり前」が他人の「非常識」でもある。素直な気持ちで町長の考えを聞きました。
やってみたら、住民にとってはどっちでもいい「空中戦」。私に苦言を呈した町民の心配が当ったようです。
「空中戦」を切り上げ、臨時職員にも「全体の奉仕者」(これも施政方針から)としてのやりがいを持ってもらうための、正職員への登用と待遇改善を提案する質問に入りました。部長の一通りの答弁の後、町長に振ったら「住民を主人公という人がする質問なのかな、と思って聞いていた」だって。
住民のために一生懸命働いてもらうために待遇を良くすることが、住民の利益と矛盾するか?
やっぱりこの方と理解しあうのは難しそうだなぁ、と改めて確認できただけでも、「空中戦」を仕掛けた甲斐がありました。
新聞でもご承知でしょうけど、次も出馬することを明らかにしています。
子ども医療費、やっぱり前進なし
それでも、一時よく言われた「過剰受診になるから」という理由は言わなくなったのは前進か。
「障害は財政か」と確認したら、そうだ、と。
最後に、夜遅くまで傍聴してくださった人たちにお礼申し上げ、今日の報告を終わります。