東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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白鳥4丁目押草団地

高すぎる国保税、今すぐ下げよ

2010年03月31日 | 東郷町議会

 3月議会が終わって1週間が過ぎました。そろそろご報告せねば。

 日本共産党は、一般会計、国保特別会計、後期高齢者医療特別会計、介護保険特別会計、下水道特別会計の各当初予算案に反対しました。

 このうち、私かどはら武志は、国保、後期高齢者、下水道の各当初予算案について、反対討論をしました。一般会計と介護保険は中川議員。

 国保特別会計への反対理由は3つあります。

  1. 住民が重税で苦しんでいるのに国保税の引き下げ努力をいっさいしない。特に、一般会計からの医療費等繰入金(法定外繰り入れ)をゼロにしたのはひどい。
  2. 特定健診の一部負担金(集団1000円、個別1300円)をいまだに取ろうとしている。この近辺で一部負担金を取っているのは東郷町だけ。受診率を上げよ うという姿勢がまったく見られない。
  3. 低所得者向けの医療費窓口負担の減免制度を整備しない。(日進市・豊明市などは整備済み)

 これらの事実を告発した上で、「健康はすべての人の権利。誰でも払える国保税、誰でも安心して受けれる健診、誰でも安心して医療が受けられる制度作りを求める」と述べました。

 これに対し、民主党の橋本洵子議員が賛成討論をしました。

 おおざっぱな内容ですが、大要を紹介すると、「東郷町は値上げせずに頑張っている。一般会計からの繰り入れをすると、国保と関係ない人にも負担を求めることになり不公平」というものです。

 こうした意見に対して私は

「不況で大変だからこそ、値上げしないから良いでは済まされない。国保は、失業するなどして組合健保などの社会保険に入れない人が入れる唯一の公的医療保険だから、国保税をできるだけ安くするのは町の責任だ」

と声を大にして言いたい。(議場では一議案について1人1回しか討論できないので、言えませんでしたが。)

 国保税の値下げをしようとしない町の姿勢は、子ども医療費無料化の拡大に消極的という姿勢にも通じると思います。

 町民の健康と命を第一に考える東郷町を作るために、微力ながら努めていきます。

コメント
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