東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

連絡先090-1835-5649
kadohara@joy.ocn.ne.jp
白鳥4丁目押草団地

6月議会一般質問報告

2009年06月09日 | 東郷町議会

 詳しい質問内容はhttp://blog.goo.ne.jp/kadoharatakesijcptogo/d/20090523

1.町営住宅の設置の検討を

答弁 町の施策として公営住宅を運営する考えはない。

2.地域活性化・経済危機対策臨時交付金等を活用し、施設の改修も含め子どもたちの安全確保を

答弁 そういったことも含め、検討する。関連の補正予算を審議してもらうために(9月定例会前に)臨時議会をお願いするかもしれない。

3.雇用危機への対応について

1)緊急の雇用創出への取り組みは。
答弁 昨年度末に続き、今年度も臨時職員の募集をした。今年度は応募がなかった。雇用期間が短かったためと思われる。
2)相談窓口の状況はどうだったか。
答弁 仕事、住宅、生活苦についての相談があった。

4.介護保険認定の新方式の影響は

答弁 新方式での認定で、昨年度までよりも要介護度が軽くなった人は、69件中16件(5月20日まで)。そのうち、要介護から要支援に下がったのは3件。政府の経過措置により、要介護度が軽くなった人については、希望により従来どおりの要介護度とする。経過措置の目的は、旧方式で要介護認定を受けてきた人が新方式でどうなるのかの検証。今年度、新たに要介護認定を受けた人を旧方式に当てはめて認定して比較するという検証をする考えはない。

感想

1. 
安価な住宅が少ないために、生活困窮者が住みにくい町になっているのではないか、という視点を持ってもらいたい。
 新規建設は困難だとは思うが、長期的視野に立って検討してもらいたい。
 今後は、賃貸住宅などの空き家対策など、新規建設を伴わない町営住宅運営も提言したいと思います。

2. 迅速かつ効果的な対応を期待します。

3. 2009年度当初予算には、雇用不安への対策がまったく盛り込まれていない。予備費で対応するしかない中、2ヵ月という短い雇用期間での募集しかできなかった。大いに反省を求めたい。

4. 4月以降に新たに要介護認定を受ける人が、旧方式で認定を受けたらより重度の認定を受ける可能性もあります。旧方式で認定したらどうなるかの検証も必要ではないでしょうか。そうしないのは政府の方針であり、町は政府の方針に従うと言います。現場の実情をより的確に政府に伝えるためにも、政府の言うとおりにするだけという姿勢は改めるべきです。

 要介護から要支援へと軽く判定された人もいました。政府は新方式の実施を中止すべきです。

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ヒメボタル最高!

2009年06月04日 | 東郷町

 今日は日曜版折込の「こんにちは」を印刷して遅くなりました。
 ヒメボタルが見頃だろうと思い、諸輪の竹やぶに行くと、いるわいるわ、そこらじゅう光ってました。
 ヒメボタルは川とは直接関係ないホタルです念のため。

 バルブ露光できるカメラを持ってないので、仕方なく動画を撮りました。光る周期が早いでしょう。色も黄色っぽいし。

308

 こんなしょぼい写真しか撮れません。

 住宅地の近くのヤブでホタルが見れる東郷町の環境、ラッキーだと思っても良いんじゃないでしょうか。

 見頃はあと1週間ほどですかね。

 人気の観察スポットの前川の土手では2週間ほど前が見頃でした。もう終わってます。

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日東衛生組合臨時議会で「3組合合同研修」の不合理を指摘(日本共産党の比嘉議員)

2009年06月03日 | インポート

 去る5月29日、日東衛生組合(東郷町と日進市のし尿処理を行う一部事務組合)の臨時議会が開かれたので、傍聴しました。今年の職員の夏のボーナスを0.2カ月分削る議案などが審議されました。

 私は今年の4月までの1年間、日東衛生組合議員を務めさせていただいていました。私が日東衛生組合の議員でなくなった代わりにというわけではありませんが、日本共産党の比嘉知政日進市議が日東衛生組合の議員になられました。

 ボーナス削減議案には、比嘉議員が反対しましたが、賛成多数で可決されました。

 また、この議会では財政調整基金の設置条例が全員賛成で制定されました。この議案について東郷町選出の山口洋子議員(無所属)が質疑したのに対し、「昨年の9月議会で指摘を受け、財政調整基金を作ることにした」という答弁がありました。私が決算審査で指摘したことが元になって検討されたようです。住民にとっては大した問題ではないかもしれませんが、私の指摘が、規律ある財政運営に向かうきっかけになったとすれば、私もうれしいです。

 関連記事は「日東衛生組合議会」の「決算認定」

日本共産党の比嘉議員、3組合合同研修の不合理を指摘し、議員派遣の議決に反対

 これらの議案の後、議員派遣についてが議題になりました。

 例年、日東衛生組合、尾三消防組合(東郷町、日進市、三好町の消防)、尾三衛生組合(東郷町、日進市、三好町のごみ処理)の3つの一部事務組合の議会が合同で研修に行っていますが、そのことを今年もすることについてです。それぞれの管理者・副管理者(東郷町長、日進市長、三好町長)も参加します。

 議員に配布された資料によると、この議員派遣では、日東衛生組合の研修先として桑名・員弁広域連合(三重県)が示され、併せて尾三消防組合は乙訓消防組合(京都府)、尾三衛生組合は泉北環境整備施設組合(大阪府)ということも記されています。宿泊先は大阪市内。

 議長が「配布の資料の通り実施することにご異議ございませんか」と述べたところで、比嘉議員と山口議員が「異議あり」と発声し、それぞれ、ごの議決についての疑義を述べました。

 山口議員が疑問を表明したのに対し、なぜか管理者(萩野日進市長)が答弁に立ち、「仮に1組合1回ずつ行くと、我々(管理者たち)は3回行くことになる。1泊で十分見識が得られる」と、管理者の都合という議会とはまったく無関係なことを述べました。(管理者の旅費は議会費ではなく一般管理費から支出されます)

 比嘉議員は「提案の仕方が逆。日東衛生としての必要性が先だと思う。それが抜けている。『3組合合同ありき』は問題だ」と述べました。

 これに対しても、議会内の議論とは無関係なはずの管理者が答弁に立ち、「同じような組合、事業内容を見て、見聞を広げてほしい。みなさん自身で考えてほしい。我々は多くの機会をお与えしたい」と述べました。

 その後の比嘉議員と管理者とのやりとりを紹介します。

比嘉議員 消防組合に行ってるとき、(私たち日東衛生組合議員の)公務災害が認められるのか。監査請求を受けたら説明できるのか。

管理者 研究してないが、過去において成果を上げている。皆さん自身が考えること。ただちにやめることではない。

比嘉議員 日東衛生の行き先は桑名なので日帰りできる。そうすれば宿泊代がいらず、コストがかからない。

管理者 いちいち試算してない。我々としては2日で済ませてもらえればありがたい。たまたま皆さんは日東の議員だが、他の見識も広げれば良いと思う。議員の受け止めひとつ。自身の問題としてほしい。私たちは機会を与える。

 その後、起立による採決が行われ、比嘉議員と山口議員の2人は反対しましたが、他の賛成多数で可決されました。

 議員の派遣という議会内部の問題であるにも関わらず、なぜ管理者が答弁に立ったのか謎です。もし日東衛生組合議会に議会運営委員会があれば、そこで議員同士で話し合えたことでしょう。しかし議運がないので本会議でしか議論できません。それにしても管理者が答弁するのは謎。

 管理者は盛んに「自身で考えよ」と述べました。確かにそうです。議会の中の問題ですから。そして説明した中身は管理者としての都合であり、議会にとってどうであるかの言及は避けていました。議員ではありませんから、立場的に当然といえます。「やるかやらないかは議会が決めること」ということでしょう。

 更に「機会をお与えする」とも述べています。つまり「管理者の研修旅行にたまたま議会がついて来る」ということでしょうか。

 よくよく考えてみれば、管理者の言い分はもっともなものです。(ただし、日東衛生組合の管理者でも副管理者でもない三好町長が日東衛生組合の研修に参加することについての整合性は?)

 3組合合同研修の問題点を指摘した関連記事は「日東衛生組合議会でいろいろ-その2、議会研修への問題提起」、「3組合合同研修凍結の申し入れ」などです。

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