東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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一刻も早い解散・総選挙を!

2007年11月09日 | 日本共産党

 今日は、中川議員と地区の宣伝カーを東郷町で使って宣伝しました。宣伝カーで流しながら政策を訴えるのも良いものです。でもやっぱりしっかりと政策を訴えようということで、いつものスーパー前で街頭演説をして締めくくりました。

 テレビのコメンテーターなどの〝国会がねじれているから法案が成立しない、国が前に進まない〟という種類の議論に腹が立っていましたが、今日はうれしいニュースが。住宅再建も含め被災者を支援する法律が、全会一致で成立しました。(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071109-00000405-yom-polなど)

 街頭演説では、この法律が全会一致で成立したことも紹介し、政治を動かすのは一部の政治家ではなく国民の声だ、と話しました。

 どの党でも合意できる法律、ましてこの法律のように国民にとって役立つ法律ならば、党利党略抜きでどんどん通すことは当然です。この法律には与党案も民主党案もありました。日本共産党も意見を持っていました。でも、国民のために急いで調整する、これは当然だと思います。

 腹が立つのは、ミソもクソも一緒にして〝法案が通らない。何をもたついてる〟式の議論。先の参院選では、消費税増税もテロ特措法延長もダメだよ、ということで与党の大敗につながりました。ならば、今国会でまさに議題になっていたテロ特措法延長も、テロ特措法が失効した後の新テロ法も通さないように野党が一致して頑張るのは当然ではありませんか。

 ここにも、小沢民主党代表が大連立の協議をしたことが批判される理由、そして反省抜きに小沢氏を慰留した民主党も民意に背いていると言わなければならない理由があると思います。

 野党が参議院で多数を占めているという条件を生かし、自民・公明を解散総選挙に追い込み、再び〝自公ノー〟の結果を出すために、日本共産党は頑張ります、と演説を締めくくりました。

〝お遊び〟でもマジメに対応するところが良いところ?

 テレビの「大田光の私が総理になったら」で、「政党の分裂・連立を禁止します」というテーマで賛否を争っていました。政党の分裂の禁止は、憲法21条で保障された結社の自由に反するので、私は反対です。もちろん、先の「大連立協議」を念頭に置いているだろうから、そんなことは問題ではないのでしょうが。

 日本共産党の山下よしき参院議員は、自民党議員らとともに「反対」の席へ。それが他の出演者らには意外だったらしく、「なぜか共産党議員も反対へ」というナレーションも入ったほど。理由を聞かれた山下議員は「一般論で聞かれたら反対ですよ」と答えたので、「共産党は他の党と組むのか」と聞かれ、「今はない。将来は…」と日本共産党の綱領の見地に基づいて説明していました。そして「孤立しているのか」と突っ込まれ…。

 番組をつくる側としては、いまのところ共産党の綱領の見地はどうでもいいでしょうから、それから山下さんはほとんど映りませんでした。

 実際、番組は一般論ではなく、今回の「大連立協議」について自民党と民主党の出演者が延々と言い合う展開に。山下さんも、最初の発言で今回のことについて怒りを表明したのだから、こういう展開になることが予想できたなら、「賛成」に回った方が良かったかも?

 民主党・社民党の議員は「賛成」の席に座って、今回のことを批判していましたよ。現に新党日本や国民新党と組んでいる民主党、過去に8党連立や自社さ連立に参加し、今も民主党と選挙協力している社民党の人がまじめに対応したなら、「政党の分裂・連立を禁止します」には賛成できないはずですが。誰も突っ込みませんでしたが。

 自民党の平沢さんも「賛成」。心底から公明党と組むのが嫌なのか?

 この番組は、極端な議題設定をして、極端な議論をさせる、まあ言ってみれば〝お遊び〟みたいなものなんだから、山下さんにも民主党や社民党議員並のあつかましさが必要だったかも?

 でもそうしないのが共産党議員らしいな、まあそれが良いところか、と思いました。

 でも、番組のパターンを読んで民主党・社民党と同じように「賛成」しといた方が、「大連立けしからん。密室協議けしからん」とたくさん話せたかも。

 山下さん本人の感想はhttp://www.yamashita-yoshiki.jp/column/column/1194343138.html

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