東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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午後から愛知郡町議会議員大会、その後、河崎曽一郎氏の記念講演会

2005年10月14日 | 議員活動

愛知郡町議会議員大会
 今回は第40回目の大会だそうです。毎年、各町議会(長久手と東郷しかないけど)提案の議案などを決議します。それをどうするかというと、それを持って郡議長会(長久手町議会議長と東郷町議会議長)が県知事に陳情に行きます。
 今年の東郷町提案の決議案は「幹線道路網の整備促進について」、長久手町は「高齢者福祉及び障害者福祉対策について」でした。この地域を結ぶ県道、瀬戸大府東海線の整備は、豊明市内、東郷町内、日進市内までは完了しましたが、長久手町内はまだです。介護保険もこの10月から制度が大きく変わったので、それに伴ない、県・国の財政的な支援はどうしても必要です。
 これを全会一致で決議した後、来賓の挨拶。県会議員、県尾張事務所長などの挨拶がありましたが、加藤梅雄長久手町長の挨拶は特に印象的でした。その内容は「合併した結果、一つの町内で山を幾つも越えなければならないようになる、それが本当に分権か? 小さくてもキラリと光るまちづくりがヨーロッパではされている。合併に反対するものではないが、広域行政ということで互いに連携し力を出していくのが大切だ」というもの。長久手町では、その行政手法をめぐって我が党は野党の立場ですが、今日の話を聞いて、雑談で「なんでも民間に任せたら良いというものではないと思う」ということを私に話されたことが思い出されました。新しい物好き・なんでも民間委託の石川伸作東郷町長とは対象的です。

河崎曽一郎氏の講演
 河崎さんの講演中、河崎さんのケータイに郵政民営化法案成立のニュースが配信されてきました。
 講演の主な内容を一言で言い表すならば、政治の流れの先を読む、ということだったかと思います。自民党圧勝を受けて、小泉首相は靖国参拝を再開するか、というネタでは、河崎さんは10月17日参拝、なければ大晦日、という予想を述べられました。なぜなら、できるならば中国を刺激したくない、という思惑が働くだろうから。首相が靖国神社を参拝して中国が怒らないわけがないのですが、姑息と言われるかもしれないが、できるならば中国を怒らせたくない、という心理が働くだろうから。「だったら行くな」、ということですけどね。17日は中国の有人宇宙船「神舟」が帰還する日だから。祝賀ムード一色の中国メディアは靖国どころではないだろうから、というもの。当たるかどうかに興味が行ってしまいそうですが、私としては、「行くべきではない」と申し上げたい。
 ポスト小泉の話題も多かったのですが、私が特に興味を持ったのは、「比例代表が比例になっていない」というもの。今朝のNHKラジオで言ってたらしいのですが、比例代表が全国一本ではなく、ブロックに分けられているため、死票が多くなっているということ。自民党は比例で77議席を取ったのですが、もし全国が一つの選挙区ならば69議席で、実際より8議席の得、同じように民主党は5議席の得、公明党は1議席の損、共産党は4議席の損、社民党は4議席の損、国民新党は1議席の損、新党日本は4議席の損、ということらしい。新党日本に至っては、国民新党より多く得票しながら、議席数で国民新党を下回ったとのこと。小選挙区だけでなく、比例代表でも大政党が有利で小政党が不利だった、ということ。もし全国が1つの選挙区なら、日本共産党は13議席獲得していたということ。河崎さんは、「なんで共産党はこのことで怒らないのか」と言われました。言われてみればそのとおりです。実際は小選挙区制によるひずみの方が大きいので、そちらで怒っているんですけどね。もし480議席全部が比例ならば共産党は30を上回る議席を得ていた、という計算もあります。民主党は比例代表の議席だけ80議席を減らす法案の作成に取り掛かったらしいですが、まさに党利党略ですね。自民党も大歓迎でしょうしね。もし比例代表が180から100に減らされたら四国ブロックは6から3~4に減ることになります。4議席の比例代表は、もはや比例代表とは呼べません。

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最後の「郵政民営化反対」宣伝

2005年10月14日 | 議員活動

 今日午後3時半過ぎに参議院本会議で郵政民営化法案が可決されました。小泉内閣に反対して郵政民営化に反対した自民党議員が次々と賛成を表明し、民主党がよりひどい民営化になる“対案”なるものを提案する中、日本共産党は唯一、国民には「百害あって一利なし」と徹底審議・廃案を主張しました。
 そんな日の始まりに、9月の総選挙で愛知7区の候補者として闘った坂林たくみさんが、日進駅で郵政民営化反対の宣伝を行いました。
051014

 坂林さんの訴えは、郵政民営化反対にとどまらず、庶民大増税反対、障害者「自立」法案(これも今日の参議院本会議で可決)反対にまで及びました。
 私たちが郵政民営化反対のビラをまいていたら、視覚障害者と思われる方が「なんのビラですか」と尋ねてこられ、説明すると「1枚ください」と受け取っていかれました。「郵政民営化も障害者自立支援法も弱者切り捨て」「立場の弱い人にこそ予算を使うべきだ」「なぜ負担を庶民にだけ押し付けるのか、大もうけしている大企業にこそ負担増を」という坂林さんの訴えに共感してくださったのだと思います。
 国会での議論がどうなろうと、法律が成立してしまおうと、あきらめずに街頭で訴え続けることの大切さについて、今更ながら学ばせていただけました。

ziritsu_L
憲法9条を守ろう、活かそう アピール用フリー素材&ネタhttp://boat.zero.ad.jp/~zaw04991/9jo/9jo_alert.htmlより

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