書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

あるコンラッドの評伝を読む。・・・

2018年09月25日 | 思考の断片
 あるコンラッドの評伝を読む。彼の作品の英語が難解もしくは晦渋とされるのは、英語はポーランド生まれの彼にとっては外国語で、それも一番後から学んだ、つまり一番不得手で下手だったからとは言うたらアカンのか。語感がぼけたりずれたりしているのがそのまま文体に反映しているのではないか。