書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

ゆく夏に

2018年09月12日 | 思考の断片
 今年の夏は、美味しい白茶に当たることができたことが大きな幸福の一つである。白茶は、茶杯に直にいれて湯を注ぎ、葉が下に沈むまで気長に待って飲むのが自分にはいちばん美味しく思えることを再確認した夏でもあった。
 さらにまた、日本の緑茶のなかにも、急須や茶漉し付き茶杯ではなくこの中国白茶と同じ淹れ方をしたほうが美味しい(私には)ものがあることを発見した。湯を注いだあと底に沈む茶葉でないと駄目だが。