書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

「大原麗子さん、浅野内匠頭の子孫だった」

2011年08月01日 | その他
▲「msn 産経ニュース」2011.8.1 09:24。
 〈http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110801/ent11080109270002-n1.htm

 ほ、主筋ではないか。母方は赤穂義士の子孫であると、亡くなる前に外祖母から聞いたことがある。母方の母方だから女紋のようなもので、第一本人は子供を残さずに死んでいるので、兄弟か一族の血を引いているというくらいのことだろうと、まあ軽く考えていた(通説では本人には兄弟はいないとされる。ただしその外祖母の家の姓は我が先祖という義士のそれと同じだった。赤穂藩取りつぶしのさいに、敵討ちに参加した当主と長男を除き、弟は帰農したと、祖母からは聞いた)。
 昔、ある職場で、浅野直系の浅野さん(藝州浅野家? それとも浅野大学の系統?)というひとと机を並べて一緒に働くことになって閉口したことがある。こわい人だったが、なんとか話の糸口を見つけようとして、「×××の子孫です」と言ったら、「ああ、×××ね」と即座に返されて参った。
 大原さんも、私も、本人にはなんの関係もないことだけれど、「こういうご先祖がいた」という意識は、そのご先祖がいいにつけわるいにつけ、ある種心の張りにはなる。