書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

「エミリーに薔薇を A Rose for Emily」と「アルジャーノンに花束を Flowers for Algernon」

2018年09月17日 | 思考の断片
 「エミリーに薔薇を」の場合、訳者が来日した原作者に原題の真意を尋ねて、「そうでもしないとエミリーがかわいそうだから」という“理由”の回答を得てこの邦訳名にしたと訳者の後書きで書いてあったと記憶するが、「アルジャーノンに花束を」の場合も原題ともに同じ理由だろうか。
 内容・構成の類似を指摘するエッセイを見かけた。下記。

"Comparing Short Stories of "The Flowers" and "A Rose for Emily"" Essay Example | Hstreasures
https://hstreasures.com/comparing-short-stories-of-the-flowers-and-a-rose-for-emily-47098/