書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

「米国の怒りに右往左往する日本外交」 から

2009年10月27日 | 抜き書き
▲「Chosun Online 朝鮮日報日本語版」2009/10/26 11:00:42、東京=鮮干鉦(ソンウ・ジョン)特派員。 (部分)
 〈http://www.chosunonline.com/news/20091026000031

 副題「米軍基地移転問題でもあたふた」。

 「怒れる」米国の前に日本が揺れている。岡田克也外相は23日、両国の争点の中核である在沖縄米海兵隊基地の移転について、「(沖縄県外に移転するのは)考えられない状況」と述べた。米国と自民党政権が既に合意した「沖縄県内移転」の約束を履行するという意味だ。「沖縄県外移転」を明示した選挙公約を破る、ということになる。

 鳩山首相は政権発足初期に、「米国のない共同体は考えられない」との意向を何度か表明している。野党時代に行った米国中心の経済秩序に対する容赦ない批判が日米関係に影を落とすのを意識した発言だった。しかし、岡田外相は今月7日、外国特派員協会での講演で、東アジア共同体の対象国家に言及した際、米国を除外した。すると、鳩山首相は24日、米国を排除する意思はない、と再度方向修正するに至った。

 これでは、本題も副題も、そう言われても仕方がない。
 こと日本報道に関する限り、「中央日報」に人はいないが、「朝鮮日報」には鮮干鉦氏がいる。