書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

宮本常一 『忘れられた日本人』

2006年09月06日 | 人文科学
 「土佐寺川夜話」に出てくる“カッタイ病の通る道”の話について、内容を確認するため、再読。
 なお今回読み直してあらためて気がついたことだが、寺川には明治35(1902)年まで牛がいなかったという。この年、外部から初めて持ち込まれた。足を括って棒を通し、逆さに吊るした牛を何人もの人間が担ぎ、断崖急流の山中を跋み渉って村へ運びこんだらしい。

(岩波書店版 1998年6月第37刷)

▲「MSN毎日インタラクティブ」2006年9月6日、「秋篠宮妃紀子さま:男児ご出産 41年ぶり皇位継承資格者」
 →http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060906k0000e040008000c.html

“約41年ぶりの皇位継承資格者の誕生で、順位は皇太子さま、秋篠宮さまに次ぎ第3位。政府が検討していた皇室典範改正案の国会提出は、当面先送りされる公算が大きい”

 なにはともあれ。おめでとうございます。