書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

山田慶児 『混沌の海へ 中国的思考の構造』

2006年09月05日 | 東洋史
 この本で説かれる「中国的思考の構造」:
  1.演繹論理の欠如。
  2.パターン認識を基礎とする“技術者的”思考。「なぜかは知らないが、経験に照らしてこういう場合はこうなるものだ。だからこう対応すればよい」という考え方。

(筑摩書房 1975年10月)

▲「中央日報」2006年9月4日、「日本沈没時に真先に救うべき人はイ・スンヨプ」
 →http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=79523&servcode=400§code=410

 私なら「韓国沈没時に真先に救うべき人は?」などという質問には答えるのを拒否する。あとは死んでもかまわないという意味に取られかねないから。 

▲「YOMIURI ONLINE」2006年9月5日、「わいせつ容疑で院長逮捕、立場悪用し看護師に関係強要」
 →http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060905i406.htm?from=main4

 強要したのなら最悪。合意があったとしても、醜悪。