書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

二ノ宮知子 『のだめカンタービレ』 #21

2008年08月17日 | コミック
 のだめと千秋のベッドシーン。

 見てはいけないものを見てしまった気になるヨ (ユンロン in #20)

 ところでテレビドラマの玉木宏さん演じる近距離パワー型の千秋(スタンドかい!)が好きだ。続編はあるのか?

(講談社 2008年8月)

「MSN産経ニュース」8月16日、「『日本が最大の脅威国』韓国の世論調査 竹島問題が影響」

2008年08月17日 | 抜き書き
 〈http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080816-00000931-san-int〉

 18時56分。

 京郷新聞が5日、世論調査機関に委託した調査によると、「最も好感を持つ国」は米国(45・4%)と答えた人が最多で、中国(15・2%)、日本(11・7%)、ロシア(8・1%)、北朝鮮(4・%)-と続いた。逆に、「最も脅威となる国」は日本(35・1%)が最も多く、米国(23・8%)、北朝鮮(20・1%)、中国(19・2%)-の順となった。

 それが韓国人の意見なのであれば、日本人の私には「そうですか」のほか、何を言うこともない。

 東亜日報が13日、別の世論調査機関に委託した調査では、「韓国の国益のために親しくすべき国」として2人に1人が米国(49・8%)と答え、次に中国(22・9%)、北朝鮮(9・3%)。日本と答えた人は3・3%に過ぎなかった。

 同上。
 そうお考えなのなら、どうぞそのお考えの通りに。

崔洽 「『にっぽん』というイメージでゆがめられた現代日本」

2008年08月17日 | 抜き書き
 〈http://www.chosunonline.com/article/20080817000004〉

 「Chosun Online 朝鮮日報日本語版」2008/08/17 07:56。パトリック・スミス著、ノ・シネ訳『日本の再構成』(マティ)の書評。

 パトリック・スミスの主張は、敗戦以後の日本は国民の選択を通じ自ら進むべき方向を決定すべきだったが、冷戦構造下で共産主義を防ぐという名目を掲げた米国が、第2次世界大戦に責任がある旧体制の関係者を登用したため、これが挫折した、というものだ。著者は「日本は独立国家のふりをしているものの、実質的には米国の軍事保護国だ」「米国は日本が民主主義国家だと信じるよう世の中をあざむいた」と語る。

 「日本は独立国家のふりをしているものの、実質的には米国の軍事保護国だ」。これは、従来の国家の独立の概念に従う限り、そうかもしれない。

 パトリック・スミスは、ライシャワー教授の著書『日本の今日』を、「事実無根の話ばかりで、歴史の仮面をかぶった宣伝文句にあふれた本だ」と批判し、安倍晋三前首相の母方の祖父・岸信介元首相を「戦犯にしてならず者」と容赦なく表現した。

 岸信介について、ならず者云々は著者の主観的な意見だから何も言うことはない。だが、岸はA級戦犯容疑者ではあったが、不起訴処分になったから、戦犯ではない。
 原書を読んでいないから確言はできないが、もしこの書の内容が崔記者の言うとおりであるなら、「事実無根の話ばかりで、歴史の仮面をかぶった宣伝文句にあふれた本だ」という罵倒は、著者ご自身の本書についても当てはまるだろうというのが、私の主観的な意見である。

李光会 「【コラム】中国で『歴史泥棒』扱いされた韓国」

2008年08月17日 | 抜き書き
 〈http://www.chosunonline.com/article/20080817000009〉

 「Chosun Online 朝鮮日報日本語版」2008/08/17 10:30。筆者の肩書は「インターネットニュース部長」。

 最近、インターネットは世界に自国の利益を宣伝する場として積極的に活用されている。日本は数億人の中国人ネットユーザーを狙い、自国に友好的な世論を植え付け、反日世論を事前に遮断する目的でおびただしい数のインターネットスパイを活用しているという。中国のポータルサイト「騰訊網」(QQ)は親日的な論理を広める代表的なサイトとして知られている。日中が争う尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権問題で、騰訊網は日本側の論理を中華圏に積極的に伝えた。

 おびただしい数のインターネットスパイ? そうなのか? 知らなかった。詳しいことを知りたいものである。どうしてこの計画が成功しておらず、中国の反日世論が(表面上は別として)衰えないのかを含めて。いやその前に、“インターネットスパイ”なるものが何を意味しているのか訊きたい。