ツナさんの小部屋

団塊世代のおじさんの趣味や生活の一部を紹介します。同じ趣味を持つ人たちと交流できればうれしいと思います。

幻の計画

2011年07月07日 22時22分47秒 | ツナさんの独り言
 このお宅、どう思われますか?

 なかなか、風情のある建物でしょう?

 これは、我が輩の家から50mほど東にある空き家で、昔は左半分でうどん屋さんをしていた建物です。

 だいぶ前、船越栄一郎さん主演のご当地刑事ドラマで津山がロケ地になったときなど、追跡シーンの背景に使われたりして、城東町並み保存区域の雰囲気を色濃く残したいいお宅です。

 昨年、右の家にお住まいの持ち主さんがお亡くなりになって、売りに出ているという話は聞いていました。

 我が輩も寄る年波で体力的にも反射神経や感覚的衰えは増すばかり、今の仕事をいつまでも続けていけないなあと次の仕事を考えているところでした。

 町内の皆さんからも、全然知らない人が入るよりはとお店でもやったらどうかとお話を頂いて、それではと色々と計画を練っていました。

 コンセプトは「町のダイニング」で、町内のお年寄りや自転車での通勤・通学者に朝ご飯を提供し、お昼は喫茶・軽食+日替わりランチ、夜は居酒屋とお店の名前は勿論決めて、ぼつぼつメニューもと机上の計画そのものは進んでいましたが、悲しいかな先立つものに乏しいツナさんのこと、いくら昔うどん屋さんをしていたからと言って、そのまま使うわけにも行かず、さりとてリニューアルするには結構な資金を必要とします。

 勿論、家屋を買うどころの騒ぎではなく、なかなか具体的な話に取りかかれないでいましたが、つい先日、小耳に挟んだところでは、もうすでに購入された方がいて、町内会長さんのところにご挨拶に見えたとか、やはり、和食のお店をやるそうだと聞きました。

 しかも、我が輩の考えと同じように朝食とお昼のランチを日替わりでと考えておられるようです。

 夜の営業は、今のところ計画されていないようですが、我が輩にしてみれば先を越されたようで、少々残念でした。

 と言うわけで、ツナさんの計画は幻と言うよりは、真夏の夜の夢と消えましたが、まあ、こんなことにはめげないツナさんのこと、また何か、飯の種を考えたいと思います。