ツナさんの小部屋

団塊世代のおじさんの趣味や生活の一部を紹介します。同じ趣味を持つ人たちと交流できればうれしいと思います。

荒川豊蔵展

2008年02月17日 19時24分05秒 | ツナさんの土ひねり
 今日は、朝から雪の舞う寒い日でしたが、ちょっとした用があり、2ヶ月ぶりくらいに岡山へ出かけました。

 城下で路面電車を降りて、地下道を歩いていると、突然、虹が迎えてくれました。どうやら、地上の太陽光を取り入れてプリズムを通し、虹を壁面に投射しているようで、なかなか綺麗でした。
 

 岡山市内でも一時雪が盛んに舞って、岡山城も心なしか寒そうにしていました。
 
 ランチは、桃太郎大通りにあるシンフォニービルの真向かいの「ビストロ デ モジロ」へ。
 
 フレンチっぽい名前ですが、和食です。
 今日頂いたのは、890円のランチで、五穀米ご飯か玄米ご飯、メインのおかずも魚かお肉のどちらかチョイスできる、優しい味付けのランチでした。
 


 県立美術館の前の建物でお仕事だったのですが、午後3時頃仕事も終わり、ふと美術館を眺めると、ご覧のように人間国宝 荒川豊蔵氏の展覧会が開催されていました。

 以前から、彼の作った志野茶碗に限りないあこがれを抱いていたわが輩としては、もうこれは見るしかないと、大枚1千円を支払い館内へ。
 
     

 館内の展示品については、写真撮影が許されないので、紹介するわけに行きませんが、美術館のホームページを載せておきますので、興味のある方は是非一度ご覧下さい。
 「岡山県立美術館」
 「荒川豊蔵」

 展示は、荒川豊蔵の作った作品はもちろんのこと、ゆかりの陶芸家などの作品も数多く展示されており、列車の時間を忘れて、存分に楽しむことが出来ました。

 今まで書籍の写真でしか見ることの出来なかった、彼のおおらかで雄大な作風の志野茶碗を数多く見ることが出来て、幸せな時間を過ごせました。

 また、荒川豊蔵は、志野だけではなく、備前や信楽、萩に磁器など色んな焼物にも挑戦しており、その上、書や絵画にも素晴らしい作品を残しています。

 この荒川豊蔵展を見た後、常設の美術品も見ましたが、あまりのボリュームに列車の時間もあり、一つ一つゆっくりと見ることが出来なくて、少々残念でした。

 作品の写真はありませんが、美術館のパティオがなかなか素敵でしたので、撮影してみました。