ツナさんの小部屋

団塊世代のおじさんの趣味や生活の一部を紹介します。同じ趣味を持つ人たちと交流できればうれしいと思います。

日本の相撲も終わりかなあ。

2007年10月03日 14時12分00秒 | ツナさんの独り言
 先日来、時津風邪部屋で稽古中になくなった新弟子の方に関する報道が毎日のように行われている。

 細部は、部屋の稽古場という我々に馴染みのない場所で起こったことだけに、軽々にものを言うことは出来ないが、いくら厳しいプロスポーツの修行の場とはいえ、死亡するまで稽古を続けるというのはどう考えても異常と言わざるを得ない。

 そういう事故が起こらないように、親方や部屋付きの親方衆が稽古場で目を光らしているわけで、親方衆の最大の任務は稽古場の安全管理並びに力士の健康管理なのである。

 事件発生当時、時津風邪部屋は遺体を荼毘に付した後、ご両親に返すといったらしいが、今になってみると暴行の後を隠すためだったとしか、考えられない。

 亡くなられた方のご両親は、遺体を見て死因を調べるため、解剖することを決心されたようだが、当然のことと思う。

 亡くなられた方は帰っては来ないが、早く、真相が明らかになり、適正な処置が行われるよう願うばかりである。

 それにしても、朝青龍問題にも見られるように、ここのところ相撲協会の指導力のなさは目に余るものがあり、理事長の責任は大きい。

 今年は、日本人の新弟子は希望者がゼロだったそうだし、時津風邪部屋の事件のため、他の部屋への入門予定者も次々とキャンセルを申し出ているようで、このままでは日本の国技である大相撲の存続に関わる事態にもなりかねない。

 伝統というものの大切さ・重さは十分わかるが、時代にあった改革というものも考えていかなければならない。早く、この事態を収拾し、正常な形で我々に昔のようなわくわくする相撲を見せてもらいたいものである。