ツナさんの小部屋

団塊世代のおじさんの趣味や生活の一部を紹介します。同じ趣味を持つ人たちと交流できればうれしいと思います。

たぬき受難の時代

2007年01月21日 21時24分52秒 | ツナさんの独り言
JR津山線の事故のお陰で、マイカー通勤を始めて2ヶ月が過ぎました。

毎日でもないけど、60kmの距離を通勤しています。いつも気になっていること、特に冬期に多いのですが、ほとんど毎回のように野生の狸が車にはねられて死んでいることです。

今日も2匹が犠牲になっていて、それをカラスがつついていました。多分、ゴムステーションでも漁りに来て、はねられたのだと思うのですが、最近特に多いように感じます。

山に食べるものがないのか、ゴミステーションの人間の捨てる生ゴミにおいしいものが多いのか分かりませんが、何だか彼らが時代の犠牲になっているような気がしてなりません。

林業については、全くの素人でものを言う資格はないのですが、最近近くの山々は杉や桧を植林して雑木林が少なくなっているのに気がつきます。雑木林が少ないと言うことは、ドングリなどの木の実やハツタケ・ズイタケと言ったきのこも少なくなってきている、従ってそれらを食べる虫や小動物も減る、そのため狸の食べるものも減ってしまうという食物連鎖の異常がこういう事態を招いているような気がします。山を遊ばすより、売ればお金になる杉や桧を植えたいのは分かりますが、杉や桧の林には、鳥も巣を作りません。ナラやクヌギの生えた雑木林が増えてくることを祈りたいと思います。