地震後、本屋に行っていません。今ごろあの新刊も出ているかしら。でもまあ、仕方ない。本屋さんの話では、動くのは四月の二週めあたりからだとか。そのころは軌道に乗っているといいのですが。
今日も余震があり、転んで膝を痛打しました……。
もともと二三月はわりと読書量が減るので、買いおきの本を読もうにもいまひとつやる気が出ない。数ページめくってはやめ、めくってはやめ……。
地震の後片付けで、ほかの本の下になっていたこの作品。やはり、好きですね。 近藤史恵「アネモネ探偵団」(メディアファクトリー)。
今回は「迷宮ホテルへようこそ」というタイトルで、主役は西野あけびです。ちっちゃくて乙女チックな服が好きなあけびは、有名な科学者の父と二人暮らし。何年も前に離婚した母をめぐる脅迫状が届いたことで、あけびは久しぶりに母に会うことになりますが……。
それにしても、手帳に子供の誕生日って書きませんかね。わたしは決して忘れないにしても、一応記入しますが。(わたしの今年の手帳は、シーズンオフの特売で50円でした)
双子の姉妹がかわいい。暁さんも再登場でうれしい。中西さんも男前だわ。
あけびの母が経営するホテルが、すごくいい雰囲気。バラ園のある中庭やおいしいケーキでお出迎えの企画。さらには朝食。フレンチトーストもエッグ・べネディクトもとってもおいしそう!
泊まりに行きたい!
しかし、中学生が友達と泊まるには贅沢すぎやしないか、と思わないでもないですが、少女小説は夢の世界。読者をうっとりとさせなくてはね。
今回のあとがきには近藤さんが中学生のときに「クララ白書」「アグネス白書」を愛読していたことが書かれていて、うわー、わたしも好きだった~と共感いたしました。
友人から、近藤さんは三島や寺山のファンだったと聞いていたので、ちょっと驚き。
でもわかります。この本も、それから「あなたに贈る×」も、お嬢様学校の寄宿舎をイメージさせるものがある。
短絡的思考の「勇気」に腹を立てる部分もありましたが、ポップでしんみりして、おもしろかった。
今年度も今日で終わりです。心機一転、来年度も充実した毎日であるといいなーと思っています。
いろいろと震災の余波はありますが、自分のペースで頑張っていきたいですね。
今日も余震があり、転んで膝を痛打しました……。
もともと二三月はわりと読書量が減るので、買いおきの本を読もうにもいまひとつやる気が出ない。数ページめくってはやめ、めくってはやめ……。
地震の後片付けで、ほかの本の下になっていたこの作品。やはり、好きですね。 近藤史恵「アネモネ探偵団」(メディアファクトリー)。
今回は「迷宮ホテルへようこそ」というタイトルで、主役は西野あけびです。ちっちゃくて乙女チックな服が好きなあけびは、有名な科学者の父と二人暮らし。何年も前に離婚した母をめぐる脅迫状が届いたことで、あけびは久しぶりに母に会うことになりますが……。
それにしても、手帳に子供の誕生日って書きませんかね。わたしは決して忘れないにしても、一応記入しますが。(わたしの今年の手帳は、シーズンオフの特売で50円でした)
双子の姉妹がかわいい。暁さんも再登場でうれしい。中西さんも男前だわ。
あけびの母が経営するホテルが、すごくいい雰囲気。バラ園のある中庭やおいしいケーキでお出迎えの企画。さらには朝食。フレンチトーストもエッグ・べネディクトもとってもおいしそう!
泊まりに行きたい!
しかし、中学生が友達と泊まるには贅沢すぎやしないか、と思わないでもないですが、少女小説は夢の世界。読者をうっとりとさせなくてはね。
今回のあとがきには近藤さんが中学生のときに「クララ白書」「アグネス白書」を愛読していたことが書かれていて、うわー、わたしも好きだった~と共感いたしました。
友人から、近藤さんは三島や寺山のファンだったと聞いていたので、ちょっと驚き。
でもわかります。この本も、それから「あなたに贈る×」も、お嬢様学校の寄宿舎をイメージさせるものがある。
短絡的思考の「勇気」に腹を立てる部分もありましたが、ポップでしんみりして、おもしろかった。
今年度も今日で終わりです。心機一転、来年度も充実した毎日であるといいなーと思っています。
いろいろと震災の余波はありますが、自分のペースで頑張っていきたいですね。