1月26日

2022-01-27 | 鉄道模型
半日作業日、張り切って参ります。


ところで、高井訓平さんが集大成として取り組んでいる地方私鉄写真集の4巻目、No.1が出ます。

この「1」は絶対に逃してはなりません。


各鉄道の全駅と里程標、この後何ページか続きます。


「驚き」というほかない実際の乗車券類。

昭和30年代の実際の「時刻表の地図」や「時刻表の誌面」などズバリ載っています。


写真だけではなくあらゆる解説がきちっとしています。 「鉄研三田会の仕事」です。


各鉄道全車両の諸元表が載っています。

このムックは2970円ですが、その手に持った重さの時点でとんでもない桁違いの内容の濃さがわかります。

1日では全然見きれない、読みきれないはずです。


左て(さてとも言います)始めます。


3507・・・普通のデハ3500形、ランボードの脚やベンチレーターの配列がどこにも同じ数字の繰り返しがないです。

3508はベンチレーターの配置間隔がまた全く違います。

ベンチレータの位置は書き込んでしまいました。 そしてランボードはおおよそ10mm間隔なのでうまくやります。

問題はパンタグラフの取り付けピッチがわからないので罫書きができません。


アートプロから発売されていたTDKーCパンタのキットを組みます。

私はパンタのキットは初めてです。


燐青銅0.4mm厚の板からエッチングされています・・・右は断面を少しだけ改善するべくバローべの平たい半円断面のヤスリで角を少し削ったものです。


折る順番を間違えてポロリとやってしまいました。

これだから素人はいけません。


真鍮帯板で修理します。(まあ、付け直しですね。ドンマイドンマイ!)


ポロッとやってしまった以上にあかんかったのは、モノが小さいから配線用の30/60Wのハンダゴテでつけられるだろうとやってしまったことです。

いつものハンダゴテと違うハンダが付いてしまい苦しみました。


中途ですが失敗するかもしれないので明日の朝に作業を持ち越します。

明日は家族を食事に連れて行くことになって4/5日作業です。

今後は3月20日までは勘弁してもらうことにします。








1月25日

2022-01-26 | 鉄道模型
1月18日(火)デアゴスティーニから
隔週刊「鉄道車両金属モデルコレクション」が創刊されました。

(ポップアップします)


その第一弾485系クハ481を見ました。

間違いなく1/87 12mmでした。 少しだけ追い風が感じられます。

今日は本社に行く日でしたので工作は殆ど無しです。


デハ3507の屋根を加工します。

ヤスリで削るのです。 最初にちょっとだけ“ブライト2000”を使いました。


デハ3500は、デハ3450同様に雨樋が回っている構造ではなく、このように水切りになっています。


途中から“バローべ”でヤスリました。 バロー部の方が早く削れる・・・我が家のブライト2000は使われすぎで歯が鈍ってきたかもしれません。


こちらは最初に途中をお見せした反対側の角です。


公式サイド

元来は屋根板と接着が先だと考えていましたが、あまりに綺麗に削れて傷をつけたくないので先に屋根の罫書きに行きます。


先端0.1mmと0.05mmの油性ペンは数十本ずつ買ってあるのですが、自宅には0.05mmが一本しかなく、それがダメになったので2本ずつ持ってくるつもりでしたが忘れました。

罫書きにはガンダムマーカーを使います。


慎重にはならずつんのめる様に進めなくてはならないのですがイモンは未熟者でノロいです。

明日は作業時間半分の日です。







1月24日

2022-01-25 | 鉄道模型
新しい作業への希望に燃えた1日でしたが・・・


最後の一吹きを終えた3両の屋根。


雨樋の上に載せるとこうなります。


下面の研磨は新しいアイデアが続々出て良くなりました。(相変わらずドロドロの作業突き進んでいます)


ところが、デハ3508の屋根が太鼓状に反っている事が発覚しました。(真ん中上り)

チェックが甘い!

TGー5では撮りきれずにアイフォンで撮った写真です。

肉眼に比べていかなるカメラも遥かに追いつけない分野です。


削り直し、作り直しを真剣に検討しました。

のぞみ工房ほぼピッタリ“A”はあと2枚あります。

この写真で見てもわかりますが、左の一枚はデハ3508より3倍大きく反っています。 そして真ん中の一枚は捻れていますのでベークライトの上に座れません。

そのまま仕上げるしかありません。

雨樋板との接着によって反りを減ずる作戦を立てるしかなさそうです。


KSモデルの1.5mm✖️1.5mm真鍮角棒をハンダ付けします。 補強&逆反り作戦です。


うまく側板固定用の角棒を動かさずにハンダ付けしなくてはならないので真ん中が良いのですが、パネルライトが中央に置けるように16.5mm程度のスペースを空けなくてはなりません。


粒ハンダが入手困難な状況なのでレールカッティングニッパーと棒ハンダでインスタント粒ハンダ作って作業します。


真ん中にボール紙を置いてハンダ付けをして少し逆反りさせました。


苦しんだ1日でした。

1歩後退2歩前進というか、「半日休み」くらいの進行でした。

屋根に木を使うペーパー車両にとっては、屋根板は唯一の形状を保つ拠り所です。

背骨である「屋根」が反ったペーパー車両の運命は想像したくないです。





1月23日

2022-01-24 | 鉄道模型
今日NHKのニュースを見ていたら、先日のトンガの海底火山噴火による津波警報(岩手県;4%)津波注意報(宮城県;1%)で避難した人の割合が極めて低かった、それは油断であって「宜しくない」と言っていました。

悪いのはNHKです。

津波警報、津波注意報はトンガの海底火山噴火に起因する観測史上初めてのタイプの津波だということをチラリとも触れませんでした。 
トカラ列島という言葉は聞いたけれど震源もわからない、暫くテレビを注視していました。そして全局がその報道一色でした。
しかし、噴火の空振による珍しい津波であるという一言は遂に無かったです。(悪いのは気象庁?)

私は諦めてiPadに入れてある地震警報のサイトを検索してみました。

全く無し・・・

(トンガの海底火山の噴火の画像は食い入るように見ました・・・目に見える衝撃波!ベイルートの爆発の様に)

そして今日のニュースの中で「地震がなかったので津波と言われてもピンと来なかった」というコメントが出ました。

NHKは腐りきっていますね。

「地震がなくて津波が来る」のは誰がなんと言おうとチリ地震による津波でしょう。

そんなことも知らない人たちが報道なんて反吐が出ますね。

https://kahoku.news/articles/20200519kho000000189000c.html

トンガは大変なことになっています。

トンガは日本にとって大切な友好国ですが、日本代表として重要なラグビー選手の出身地でもあります。

例えば

中島イシレリ(もはやタレント?)

アナアキ・レレイ・マフィ(南ア戦逆転のラストパス、長年体を張ってJAPANを支えた)

シオサイア・フィフィタ(江見翔太ばり筋肉モリモリの強いランナー天理大優勝の立役者)

トンガは心配です。

(私の模型ほど心配ではないかもしれませんが)


昨日最後の調整をして吹き付けをお終わった3507です。


最終仕上げの天井削り用にNTドレッサーの替え刃を使います。


交換中、優秀なNTドレッサーですが、先端部を意識するとよく削れるのですが、中の構造を見ると少し頷けます。


(天井)を削りました。


上回りはこれで良いかなと思います。

少しふっくら大きくなりました。


デハ3508です。

一応完成させたつもりだった3508、ついでにパテを塗ってしまいました。

替刃に替えたNTドレッサーでもなかなか進みません。


#120という粗い紙やすりで邪魔なところを削ってからドレッサーで削るとだいぶ進みます。


上回りはなかなかそういうわけにいかないから大変です。


反った厄介なところを修正しました。


一旦完成と思っていたのにずいぶん削ってしまいました。


サハの削り。 #120の紙やすりを大胆に使ってしまいます。


NTドレッサーの100倍も削れます!

実際は30倍程度かもしれませんが・・・餅は餅屋ということでしょうか。


NTドレッサーで仕上げます。


思い切りましたね!ほんまかいなこんなに削って・・・


サハと3508は一回吹いて少し#800で仕上げました。

そして

これから3両とももう一回吹き付けることにしました。

作品としては良くなりそうですが時間のかかることです。

右手の人差し指がおかしくなってきました。 腕が痛くて上げられないのは同じ状態が続きます。

明日は屋根の艤装準備にかかるかもしれません。




1月22日

2022-01-23 | 鉄道模型

アングルを選ぶ段階です。

最終的に迷ったのは4.0✖️4.0にするか3.0✖️4.0にするかですが、サハは前者、デハは後者にしました。

ずらりと並んでいるのは乘工社デハ3450の床下機器です。

デハの時手強いのは抵抗器の前に並んだヒューズボックスです。

これが車体側板寄りに付くのでアングルは3.0にします。

サハを4.0✖️4.0にするのは我が家に在庫が多い(3つありました)からです。


左はエコーモデル避雷器Eです。 右は玉電デハ150避雷器です。


アングル付けてみます。

バルサではないのですが木は30mm幅に切り出した1.7mm厚のものです。

今回の東急電車の床板は0.7mm厚です。

乘工社デハ3450は床下から車体裾まで2.0mmでした。(床下機器はその高さで床に直接固定するモノです)

300mmのステンレススケールは厚さ1.0mmですので木と重ねて2.7mmを出してそれを使ってアングルの高さを出します。


こんな感じです。

(意外に油断ならない作業でした。車体側板が軽いので浮き上がったりするのです)

デハ3507の時が面倒臭そうです。 シルヘッダーは車体を曲げた後じゃないと付けられないのでどうするか考えなくてはなりません。


なんとか取り付けました。


デハ2両のアングル取付スペーサーの外寄りだけ付けました。


屋根を削ります。

完成でも良いやと思っていたサハと3508は奥の2つです。

「焦眉の急」というべきデハ3507は手前です。 これから始めます。


削る前の上から見た姿です。


剛力「NTドレッサー」で力一杯削るのですがほとんど歯が立ちません。

マッハの赤いパテはなかなか凄い!

正直サーフェーサーとの相性がどうのデハなく、光硬化タイプを使っておけばよかったと思うほどです。


力を尽くした数時間の闘いの跡


下側です。

この後少々削って、OKとして、サーフェーサーを上下から掛けてあるのが今の状態です。

サイズ、形状ともに「まあまあ」の出来です。