魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

ゴマダラカミキリ

2016年07月17日 21時11分33秒 | 昆虫・クモ

 


我が家の庭の前に来ていた昆虫。ゴマダラカミキリです。


ピントがあっていませんが、かつて図鑑で見ていたシロスジカミキリ同様のおもしろい顔をしています。都市近郊にも生息する、お馴染みのカミキリムシ。

撮影が終わり外へ逃がそうとしましたが、その前に自ら飛び立っていったのでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジュウモンジサラサハゼ

2016年07月12日 16時16分18秒 | 魚介類飼育(海水)

この間購入した魚はシールズカーディナルフィッシュのほかにもう1種。

B-Boxアクアリウム(松戸)で購入したハゼ科の魚。サラサハゼ属のジュウモンジサラサハゼである。

サラサハゼ属はFishbaseによれば14種が有効とされている。このほかFishbaseでは別属扱いされているキンセンハゼの仲間2種を含めると計16種が知られている。このうち日本に分布しているのはキンセンハゼ、サラサハゼ、スフィンクスサラサハゼ、ワカケサラサハゼ、ホホベニサラサハゼ、エサキサラサハゼ、そしてこのジュウモンジサラサハゼの計7種で、他に未記載種と思われるものが知られている。ジュウモンジサラサハゼは日本では八重山諸島にのみ分布する種で、海外では西太平洋と東インド洋に分布している。生息環境はサンゴ礁域というよりは内湾の砂地に多いようだ。

サラサハゼ属の魚は砂の上をホバリングし、餌を捕食する際には口に砂ごと含み、鰓から砂だけを捨てるという食性をもつ種である。同じような食性をもつものはオトメハゼ属に代表されるクロイトハゼ属の魚や、カニハゼなどが知られている。このような食性のものはサンゴの上に砂をかけてしまうなどサンゴ水槽では入れにくい種もいるが、今回のジュウモンジサラサハゼは小型であるため、今のところはあまり影響はない。

ジュウモンジサラサハゼによく似たものにはホホベニサラサハゼやエサキサラサハゼなどがいるが、本種は尾部に薄い赤色斑があるのに対し、ほかの2種にはないこと、体側には橙色の縦線があるほか薄い横線もあるなどの特徴により見分けることができる。サラサハゼの仲間でも、本種のような薄い縦線が数本あるグループには未記載種もいるなど、まだまだ分類学的にはホットなグループであるといえよう。性格は温和だがタフ。シールズカーディナルフィッシュに脅かされても動じない。現在は一般のサンゴ水槽で飼育しているのだが海藻や海草を入れた水槽で飼育してみたいところだ。そうすれば餌となる微生物がわきやすいため飼いやすくなるだろう。ただ砂を掘るため海藻はいいかもしれないが、海草には影響があるかもしれない。

レインフォーズゴビー

サラサハゼ属の魚は観賞魚店に入荷することはすくない。サラサハゼやキンセンハゼ、キンセンハゼの近縁種であるレインフォーズゴビーはよく入るのだが、ほかの種はほとんどみない。ただしフィリピンの浅い砂地ではスフィンクスサラサハゼやブアンゴビーは多数いるようなので、ただ無視されているだけだろう。浅い砂地のハゼはほとんど来ない。この間のシールズカージナルフィッシュと同じく混じりものを探す「珍カラ」狙いと同じような楽しみがある、ともいえるだろうか。

魚はこの2種を購入したが、ライブコーラルも1種だけ購入している。それはまたいずれ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クワガタムシ

2016年07月11日 19時48分13秒 | 昆虫・クモ

昨日は今シーズン初めてクワガタムシを見ることが出来ました。我が家の網戸に張り付いていた個体。恐らくノコギリクワガタの雌と思われる個体。夜中にトイレに行ってきた帰り、でっかいゴキブリがいるなーと思ったら本種でした。

網ではなく素手でキャッチ。

雌なので小さいですが、いい顎をしてます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シールズカージナルフィッシュ

2016年07月09日 21時36分30秒 | 魚介類飼育(海水)

一昨日インターネットをチェックしていて、B-Boxアクアリウム八潮店のサイトをチェックしていたら、「フタスジイシモチ」が入荷したという報をうけて昨日出かけました。さらに途中松戸店でもお買い物を行い、B-Boxのダブルヘッダー。

るんるん気分で八潮へ到着。そこにいた「フタスジイシモチ」は予想通りシールズカージナルフィッシュ。この種は2014年にも入荷していたが、混じりでしか来ないようで、なかなか入手は難しいのだ。この種には呼び名がいくつかあり、ほかの種と区別されずに扱われていたり、「チークバーカージナル」などの別名で呼ばれていることもある。もちろんどの英名が正しく、どの英名が正しくないなんていうことはない。標準和名がないのでこの種の唯一の正しい名前は学名の「Ostrhinchus sealei」となる。従来Apogon属とされていたが、テンジクダイの仲間の分類は最近大きく変わっているので注意が必要。これは以前にもぶろぐの記事にした通りである。分布域は西太平洋で、フィリピンやソロモン諸島、マレーシアからパラオ、ミクロネシア方面にまで分布している。なお、Fishbaseでは日本にも分布するとあるが、日本にはいないと思われる。


シールズカージナルフィッシュは鰓蓋にあるオレンジ色の横帯が特徴。体側には2本の縦帯があるが、これは点状になることもあり、尾柄部には黒い斑点がある(上の写真)。体は黄色っぽいというか、オレンジ色っぽいというか微妙な色であるが、これはまた綺麗である。よくにたものに西太平洋やマレー近海に生息するスポッテッドギルカージナルフィッシュというのがいるが、これは鰓蓋の模様がことなっている。シールズカーディナルフィッシュではオレンジ色の横帯になるのに対し、スポッテッドギルカージナルフィッシュではオレンジ色の斑点となっている。特徴そのままの英名である。

テンジクダイ科の魚はきれいで概ねおとなしいし、口腔内で卵を保護する様子も観察できるなど、観賞魚としての魅力がたくさん詰まった魚のはずなのだが、あまり人気はない。海水魚の仲間ではどうしても人気は小型ヤッコなどに集まってしまう傾向がある。

到着してすぐの魚は本来は購入を避けるのがベターなのだが、今回のシールズカージナルフィッシュは水槽導入後すぐに「クリーンコペポーダ」「メガバイトレッド」を口の中に含むのを確認出来て一安心。しかしながらテンジクダイの仲間は輸送によわい面があるので、この仲間の魚を初めて飼育するならばお店に長く在庫され配合飼料もばくばく食うような個体が安心だ。体表にすれ傷がある個体や、鰭が溶けてしまっているような個体は絶対に避ける。また薬にもあまり強くないのに白点病が出ることもあるため、安定してかつ綺麗な水質を保つように心がけたい。ミドリイシの水槽ももちろんよい。ミドリイシの合間を泳ぐテンジクダイの仲間はとてもきれいであろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ナガメ

2016年07月02日 18時02分15秒 | 昆虫・クモ

我が家の家庭菜園。ダイコンに昆虫がいるのを発見。ナガメという昆虫。

ナガメは岐阜大学のサイトではカメムシ亜目・カメムシ科に属する種類のよう。カメムシ亜目にはほかにもいろいろいて、キンカメムシ科やクヌギカメムシ科、ツノカメムシ科などもある。サシガメの仲間もカメムシ亜目に含まれている。

他にも淡水でお馴染みのタイコウチやアメンボ、コオイムシ、そしてタガメといった種もカメムシの仲間。ナガメはダイコンなどアブラナ科につく害虫ということである。近い仲間にヒメナガメというのもいるがこれは模様がナガメと若干違うよう。カメムシ類は種類も豊富。色々見てみたいものである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする