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魚のぶろぐ

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ヒメオニハゼ

2012年12月10日 23時12分29秒 | 魚介類飼育(海水)

土曜日に車で横浜方面へドライブに行ってきました。写真は日本最高峰の富士山。形が最高にかっこいいです。今回初めて新東名高速道路を使いました。確か御殿場JCTまでよく見えたと思います。この日はとても寒く、夜間は新東名・東名で2度という温度をマーク。しかも帰りの東名工事で音羽蒲郡IC周辺から渋滞で2kmはしるのに1時間以上かかるなど、大変な旅でした・・・。

購入したのはサンゴがひとつ、魚が2種類。魚はいずれもハゼの仲間。どんな魚もそうなのですが、観賞魚店では通販というのもあるのですが、私は魚を「見て」購入してほしいと思います。ハゼの仲間の場合、小さいのが多いため1cm、あるいは0.5cmの誤差でいじめられるか、それともいじめる側になるのかが決まると思っています。

横浜のお店で購入したヒメオニハゼTomiyamichthys alleni Iwata, Ohnishi and Hirata ,2000です。オニハゼ属のハゼはホタテツノハゼ属と近縁なものとされており、分類学的に混乱が見られます。もちろん、オニハゼ属の魚を飼育するのは初めてです。

 オニハゼ属の魚もテッポウエビと共生する「共生ハゼ」で、ニシキテッポウエビ、コトブキテッポウエビなどのテッポウエビと共生します。この個体はランドールズ・ピストルシュリンプの英名でもよく知られるコトブキテッポウエビと共生していたそうです。同じ水槽にはヒレナガネジリンボウも安価でいて購入も考えましたが、あまりにも小さいのでやめておきました。ベニハゼの仲間の小型種との飼育には、あのくらいのサイズのが望ましいのでしょうけど・・・

体は茶褐色で白っぽい斑紋があるものの、あまり派手ではありません。しかしこういう地味なハゼもよく見たらきれいなのです。そして観察すると生態がとても面白い。

背鰭の前方の棘がやや長く伸びています。この仲間は口も結構大きく開き、大きな餌も食べることができそうです。この水槽には今回購入した2種と合わせ3種の共生ハゼがいますがその中では一番臆病な種類。しかしマイワシ・ミンチを餌に与えると活発に食っていました。このミンチは最高の餌のようにも思えますが、栄養が偏ったり水質悪化を招くという欠点があり、注意が必要です。

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横濱大和相模原厚木

2012年12月08日 22時47分47秒 | 携帯版


に行ってきました。写真はスイハイ画像。オオバナと深場ミドリイシのコラボ。とても美しいです!

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フィリピン魚86.サラサハゼ

2012年12月06日 22時24分54秒 | 魚紹介

今日のフィリピン魚は、ハゼ科のサラサハゼAmblygobius phalaena (Valenciennes,1837) です。

サラサハゼ属のハゼはインド洋・太平洋の熱帯・亜熱帯域に生息するハゼ亜科のハゼです。サラサハゼの仲間はクロイトハゼの仲間のように、口に砂を含み鰓から砂を排出するという独特の摂餌方法で知られています。

写真の個体は大型の個体で、体長も10cmちかくはあったように思います。Fishbaseによると、最大で全長15cmを超え、熱帯性のハゼ科魚類としてはやや大きくなる種類です。写真の個体はこのように黒っぽく地味ですが、生時や新鮮な個体は体側に横帯があったりしてきれいです。

尾鰭の黒色斑は大型個体にも小型個体にもあります。模様は幼魚のほうが鮮明ですが、あまり差はないようです。本種や同じサラサハゼ属のほかの魚は観賞魚として販売されることもあります。これらについてはまた今度書きます

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あまり調子が良くない

2012年12月05日 21時47分46秒 | 魚介類飼育(海水)

メインの60cm水槽の調子はよさそうですが、上の45cm水槽のほうはイマイチ・・・

魚の状態自体は悪くはなさそうですが、写真にもありますようにコケがびっしりと生えています。写真はまだましな状況で、ひどいときにはやや細い毛糸のようなこけがびっしりと水槽の背面にこびりついています。もしかしたら照明を点灯する時間が長いからかもしれません。

 

 

サツキハゼParioglossus dotui Tomiyama,1958は我が家の水槽で長生きしている魚。もう1年以上もこの水槽にいます。最初は10匹採集してきたのですが、残念ながら6匹に減ってしまいました。細い体で弱弱しくみえますが、実際にはとても丈夫で飼いやすい魚です。ただ強い魚と一緒ではないほうがよいでしょう。餌はプランクトンを上げる必要はなく、配合飼料を細かくしたもので十分。メガバイトのSサイズならそのまま与えても大丈夫。

センカエルウオIstiblennius lineatus (Valenciennes,1836)はコケばっかり食っています。しかしなかなかおなかも膨らみません。栄養の足しになっていないのでしょうか。それとも海藻のコケをいれたら喜んで食うのかしら。

奥に見えるコバンハゼ属の1種Gobiodon sp.は、メガバイトのSサイズを食べるようになりました。このほか、たまにプランクトンなどの生餌を与えようと思っているところです。ただこれらは水を汚し、コケの栄養になったりするので気を付けないといけません。ああ、これだからコケがはえるんでしょうな、きっと・・・

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センカエルウオ

2012年12月04日 16時36分07秒 | 魚介類飼育(海水)

先月のオフ会の際に宮崎県日南海岸の潮溜まりで採集したイソギンポ科・カエルウオ属のセンカエルウオIstiblennius lineatus (Valenciennes,1836)です。我が家の水槽ではヤエヤマギンポとならぶ大きめのイソギンポですが、こちらのほうが細みのボディ

いつもは水槽右側のサテライトの下あたりにいたり、最初の写真のようにサンゴの隙間の中にいたり、ということが多いのですが、たまにとんでもないところにいたりします。

こんな感じで、水槽から頭部を空気中に露出させるなど。水槽から飛び出さないように気を付けないといけません。

水槽のパイプにモザイクをかけたのはあまりにも汚すぎるからです。配管があまりよくないのか、こういうよごれがすぐたまってしまいます。昨日など、ここが詰まって水位がかなり上がった状態になってしまっていました。危なかった・・・

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