魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

ウスコモンサンゴ 2012年7月16日

2012年07月16日 14時56分22秒 | ウスコモン日記

こんにちはー。海の日なのに海に行けず、部屋で悶々としてます~

窓を開ければ熱風が出てきて、ようやく、夏らしい天気になりました。

今日はメイン水槽のシステム紹介と、使用する添加剤について。


●水槽設備

 

水槽:ニッソー製 90×45×45(cm)水槽
上部濾過装置:ニッソー製
外部濾過装置:エーハイム製
照明:ゼンスイ製LED、ラパスで販売されていたLED
殺菌灯 ターボツイスト (新魚やサンゴを入れたときの雑菌対策)
クーラー ジェックス製クーラー 200lまで対応 水温は摂氏24もしくは25度にセット。

ご覧のように、プロスキもプレナムも使わない、強制濾過(ウェット)の水槽です。このほか左端の器具でエアーレーションをしています。エアーレーションは魚などすべての生物に必要な酸素を供給するのですが、直接エアが当たるとサンゴは嫌がりますので、このカバーをつけます。

このほか、このエアを付けると、水位より上ではものすごい泡がでます。これをうまく利用すれば、水槽の濾過の補助になるのではと考えています。

 

●添加剤

アイオダイン(沃素)は、デルフィスからでている「ライブシー」シリーズものを使用しています。人工海水もライブシーソルトを使用。沃素はハード、ソフト、魚、甲殻類すべてに重要なものですが、入れすぎるとかえって生態に害になります。もっとも、これはカルシウム、ストロンチウム、トレースなど、ほかの添加剤も一緒ですね

しかし、それにしても俺って腕が太いなあ・・・。これが筋肉だといいのですが・・・

ストロンチウムはアキュリからでている「エクストリーム ストロンチウム」 ストロンチウムはハードコーラルの骨格と共肉の結合に必須とあります。ソフトコーラルにも必要な成分のようです。

カルシウム・マグネシウム・カリウムはやはりアキュリのエクストリームシリーズ。週1回60-80ml添加とありますが、ここでは毎日わずかづつ添加したいと思います。

本日は水質測定をしました。まだ大丈夫かな??

 

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ウスコモンサンゴ 2012年7月14日

2012年07月14日 13時47分23秒 | ウスコモン日記

今日もウスコモンサンゴは問題なさそう。今のところ先端がすこし傷ついているだけであとは大丈夫そうです。

我が家の水槽は6時ごろ点灯し、夜10時くらいには消すようにしています。照明はLED3灯、単純にスイッチをオフからオン、オンからオフにするだけです。

朝起きて水槽をのぞくと、横からはえているサボテングサのような藻類が白化している!やばい!!

と思われましたが・・・

その6時間後にはみごとに回復していました。

また、お店の方と相談し、新しいパテを購入しました。このパテをつかってウスコモンをライブロックに固定したのですが、なかなかうまくいかないもので、不格好なものになってしまいました。

今日は水槽に入っている他のサンゴ・・・オオタバサンゴ、イボヤギ、ナンヨウキサンゴ、ネジレタバネサンゴ、などに冷凍のプランクトンフードを与えてみました。基本的にパックに入っているのを水に入れてとかし、スポイトで与えるのですが、水が汚れないか不安です。ということで明日か明後日には硝酸塩を再度測定してみたいと思います。

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ウスコモンサンゴ 2012年7月13日

2012年07月13日 12時50分36秒 | ウスコモン日記

昨日我が家に到着し、導入されたウスコモンサンゴです。

●ウスコモンサンゴとは

サンゴの中には大きく分けて六放サンゴと八放サンゴ(分類学上での分け方)、ハードコーラルとソフトコーラル(アクアリストの間での分け方)、好日性サンゴと陰日性サンゴ(光を必要とするか否か)に分けられていますが、これらのくくりの中では、ウスコモンサンゴはそれぞれ六放サンゴ、ハードコーラル、好日性サンゴのなかに入ります。

コモンサンゴの仲間は、ミドリイシなどと近いレベルの水質が必要とされますが、それでもウスコモンサンゴの場合はミドリイシと比べると丈夫で飼いやすいとされています。そして特殊な成長の仕方をします。

光についてもミドリイシなどのような強い光が必要です。水流についても強く、できればランダムな水流が必要になります。しかし条件があえば、がんがん成長します、ということですので、とても楽しみです。

光は王道を突き進むならばメタルハライドランプを使用したいところですが、メタハラですと電気代も食いますし、水温も上昇します。最近はLEDでも、この手のサンゴをうまく育てられるようなものが出ていますので、LEDでやってみたいと思います。

上の写真と同じ個体ですが、フラッシュで撮影したもの。実際に見た感じでは、写真よりも少し茶色が薄い感じです。左側には海藻が写っていますが、これもカルシウムが適正値であれば大きくなりそうです。こちらの変化も楽しみです。

さっそくレッドシーの亜硝酸/硝酸テスターで硝酸の値を測ってみました。0-2の範囲でしょうか。いずれにせよ、2日前に水替えをしたばかりで、値は今のところ、小さい値に抑えられています。この状態をキープして、カルシウムなどを添加していけば成長も可能かしら??

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ついにやってきた

2012年07月12日 22時43分12秒 | 魚介類飼育(海水)

残念ながら、私の知人が海水魚の飼育をやめるということで、ライブロックやサンゴなどを頂ました。一番注目、一番気になるのはウスコモンサンゴ。茶色い個体です。紫色とか、そういう派手なのはうちの設備で飼育するのは難しそうなのです.濾過も普通の濾過装置と、外部濾過装置だけ。BPSというミドリイシやコモンサンゴを飼育する新しいシステムがありますが、そのようなシステムは大変にシビアで、難しいという話を聞きます。

外部濾過装置はこれまでリング濾材と、コンペイトウ状の濾材を使用していましたが、先週掃除した際にそれらの半分を出してしまいました。そして出した分を、サンゴ砂(というか礫?)を入れることにしました。濾材の中ではヨコエビやゴカイなどがたくさんいました、これらも濾過装置の方に再度投入。ヨコエビの類は濾過装置の、濾材入れの中を縦横に動き回り、つまりの改善をしてくれました。

梱包はうまくされていましたが振動でちょっと割れてしまっておりました。割れたカケラを集めたもので、これらは明日接着します。7、8キロくらいはありましたでしょうか、それでも、送料は1000円を少しオーバーするくらいでした(当方、愛知県在住、送っていただいた方は静岡でした)

ウスコモンサンゴのほか、青いディスクコーラルや、スナギンチャク系などが付着していました。ただスナギンチャク系は、ペパーミントシュリンプに襲われるかもしれません。

ヤエヤマギンポSalarias fasciatus (Bloch)も新しいライブロックはお気に入りのご様子。前回、左側にあったタバネサンゴは、水槽の右側に移動させました。一番強い光が当たる場所ですが、大きなライブロックの陰になる部分に置いておくことで、状態よく飼えると思います。

照明はゼンスイLEDと、ラパスで購入したLED(白+青)、今後、コモンサンゴを増やしていく場合は照明の追加は必至でしょう。それ以前に綺麗な水質の維持につとめる必要があります。明日外出予定なのですが、その前に硝酸塩は測定しておこうと思っています。

ハードコーラルの飼育には各種添加剤が必要ですが、我が家では水換えを中心にしてしのぐ予定です。ただしストロンチウムと沃素、フィトプランクトン、だけは添加しようと思っています。ただ沃素については、あまりにも多く入れすぎると問題を引き起こすことがあると聞きます、添加は少量にする予定です。フィトプランクトンについてですが、他アワサンゴやソフトコーラルの成長にも効果があるとのことで、むしろこれらのサンゴの成長のために添加します。そのほかのハードコーラル、いわゆるLPSについては5~10日に1回ほど動物プランクトンやイワシミンチを給餌していきます。

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フィリピン魚72.ハクテンカタギ

2012年07月11日 21時08分27秒 | 魚紹介

今日のフィリピン魚はハクテンカタギChaetodon reticulatus Cuvier。久しぶりとなるチョウチョウウオ科の魚です。

チョウチョウウオの仲間はいくつかの亜属に分けられていますが、その中では本種はカエトドントプス亜属に含まれているようです。この仲間にはチョウチョウウオや、クラカケチョウチョウウオなどが含まれています。

ハクテンカタギの体色は黒い地色で、薄い黄色の小さな斑点が並ぶという、派手さはないものの大変美しいチョウチョウウオです。

尾鰭には黒色線があり、臀鰭にある赤色がワンポイント、となっています。

分布は太平洋のサンゴ礁。インドネシア、フィリピンからミクロネシア、ポリネシアと分布が大変広く、日本では沖縄や小笠原でその姿を拝むことができます。

ハクテンカタギはその美しい色彩を持ち、観賞魚としても人気があるのですが、餌付けが大変に難しいものとされており長期飼育は困難だそうです。全長18cmにもなる大型種、食用として販売もされているそうです。

コメント (2)
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