魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

ヤエギス幼魚

2021年11月24日 09時53分48秒 | 魚紹介

最近は大きな仕事が終わったので同僚との飲み会に行ったりしています。魚民、山岡家、チェーン店ですがまいうー。

今日ご紹介するのはヤエギスという魚。ヤエギスはユニークな体をしているが、写真は幼魚。ハチビキの胃の中から出てきたという個体である。そのため背鰭や腹鰭、臀鰭、そして体表などがだいぶ溶けてしまっているのだが、それでもヤエギスとわかった。沖合性であまり漁獲されることのない珍しい魚である。幼魚のうちは体側にシェブロン模様が入り、巨大な鰭と合わせて格好いい魚である。数は多いと思われるが外洋にすむためあまり漁獲されることはない魚である。漁獲されるのもまれな本種ではあるが、伊豆などでは幼魚が写真撮影されているようだ。なお水族館においてもアクアマリンふくしまで展示されていたことがある。なお、これもマフグと同様に大栗さん(旅館金龍)からのいただきもの。いつもありがとうございます!ヤエギス科は日本からは4種ほどが知られているが、どの種も同じように中深層を泳いでいるよう。

ヤエギスは以前にも入手したことがある。北海道産の個体を購入したもので、その個体は全身が真っ黒に近い、成魚に近い個体であった。その時は刺身にして食べたが美味しかった。ハチビキなど中深層を遊泳する深海魚にとってもごちそうなのだろう。なお、ヤエギスについては以前にもこのぶろぐで紹介したのだが、株式会社桃鶴堂の社長氏からのハラスメントにより削除されたので、また復旧させてからご紹介したい。

コメント
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