魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

マアジ

2021年06月21日 20時32分26秒 | 魚紹介

3月の終わりにぶろぐを消されましたので、4~5月に起こった出来事を更新してきます。

長崎産のアジ、マアジを購入。

マアジは細長い体をしているアジで、マルアジなどのムロアジ類にも一見似ているのだが、マアジはムロアジ類と異なり背鰭と臀鰭の後方に小離鰭があるので見分けることができる。また側線の全域にわたって稜鱗(ぜんご・ぜいご)があるのでこの特徴でも見分けることができるだろう。日本沿岸でマアジとマルアジを見分けるのであれば、さほど難しいことではない。

マアジ属は世界の温帯から熱帯域に14種が知られているが、日本にはマアジのみが知られている。マアジは北海道から沖縄本島までの広い範囲にすみ、海外で台湾、朝鮮半島全沿岸、中国沿岸、南シナ海、ロシア極東部に生息する。しかし世界のマアジ属は種類が多く同定が難しい。日本にはマアジしかいないのでなんとか同定できるが、ニュージーランドなど複数種が知られているところでは同定が難しそうだ。

長崎のマアジはよく脂がのっていて美味しい。主に釣りや定置網、底曳網などで漁獲されるが、定置網で漁獲されているように思う。親が塩焼きが好きなので塩焼きで食べたが、私は刺身やたたきが大好きなのである。そのためもう少し欲しいところである。でも塩焼きもかなり美味しかった。今回のマアジは長崎 印束商店の石田拓治さんより。ありがとうございます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする