魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

ユメタチモドキ

2010年06月20日 22時50分40秒 | 魚紹介

ちょっと古いネタではありますが、「ユメタチモドキ」を食する機会がありましたので、ご紹介いたします。

ユメタチモドキEvoxymetopon taeniatus  Poeyは、その名の通りタチウオ科に属する魚です。しかしタチウオと違うところ、それは立派な尾鰭をもっているということです。

この仲間には何種類かあって、そのうち「ナガユメタチモドキ」というものは2mを超えます。本種はそこまで大きくはならないですが、1.5mくらいにはなります。

このユメタチモドキはトロールで漁獲されたもので、鰭は結構ボロボロではありますが、かなり美味しいものです。

刺身:脂っこい。脂ののりがよいことでしられるトロールのタチウオよりもはるかに脂がのっています。ただ脂がのりすぎて却ってあまり多くは食べられないかもしれません。

焼き物:タチウオのように焼いてみました。体から脂が出てくるので非常によく焼けます。ただ半生のほうが美味しいかもしれません。塩を軽く振ってあげると、非常に美味なものです。

タチウオというよりは、むしろナガタチカマスに似てるかもしれません。あれも脂が強いですが、結構美味しい魚です。

コメント (2)
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