喜界島オフ会前日の4月30日、オフ会参加メンバーでかごしま水族館を訪問しました。かごしま水族館は、鹿児島の生物を中心に飼育・展示している、テーマ性の高い水族館となっています。
かごしま水族館といえば、世界最大の魚類でありますジンベエザメRhincodon typus Smithを飼育していることで有名です。この水槽にはジンベエザメ以外にも、シイラ、サバヒー、ハガツオなど、あまり他の水族館で見られない魚や、貴重な古代魚であるカラチョウザメなどが飼育されています。とくに日本産カラチョウザメが見られる水族館はここしかなさそう。
鹿児島県は北は熊本県・宮崎県と接し、南端の与論島は沖縄島のすぐ近くです。南西諸島の海を再現したサンゴ礁水槽。ここにもかなりマニアックな魚がたくさんいます。この水槽では巨大なハタ「タマカイ」などがいました。小魚は何がいるか忘れましたが、それでもかなりマニアック。
温帯域のアマモ場を再現した水槽です。ここにはシロギスやスジハゼの仲間など、温帯域らしい魚がたくさんいます。写真はポーズをとってくれたホウボウChelidonichthys spinosus (McClelland)。この水族館では温帯域の魚にもかなりこだわっており、ヒメヤマノカミやつい最近新種記載されたばかりのモモイロカグヤハゼなども展示されていました。
つぎはオオウナギ水槽。鹿児島ではウナギの養殖が盛んですが、オオウナギも時々みられます。この水槽ではみんな「でかい!」と連発。
たしかにデカイです。オオクチユゴイKuhlia rupestris (Lacepède)。こんなでかいの見たことない!ていうくらいのでかさ。5年くらい前に来た時にはもっと小さいのがたくさんいたはず。その1ぴきがこうなったんだろう。この水槽の主役!です。
このような水槽もあります。子供たちはこのような水槽から自然を学んでいくのでしょうかね。岩をひっくり返せるようになっていて、その下にテナガエビなどが隠れているところなども、非常に遊び心があります。
ということで、喜界島出発前にかなーり楽しい思いをしてから出発です。