♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■エステルの勇気とイエスの愛 / 羽鳥頼和

2012年05月19日 | Weblog
2012/5/19放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 羽鳥頼和です。今からおよそ2500年ほど前にギリシャを戦場としたペルシャ戦争がありました。この戦争の時、ギリシャの戦場から3000キロ以上離れたペルシャの都での出来事が旧約聖書のエステル記に記されています。そこには歴史に働かれる神様の摂理が記されています。

 ギリシャとの戦いで敗北続きのペルシャ王は体制を整えギリシャと戦う準備をしました。今度こそ勝なければなりません。王がギリシャに出陣する決意をしました。そして帝国全土の指導者を都に集め盛大な宴会を開いたのです。並々ならぬ決意で臨んだ戦いでしたがまたまた敗北をしてしまい、王は都に退却、戦争はギリシャの勝利に終わります。
 
 その頃ペルシャ帝国には多くのユダヤ人が住んでいました。その一人が主人公のエステルです。彼女は失意の中にあるペルシャの王を慰めるために行われた王妃選びに連れて行かれ図らずも王妃となってしまったのでした。そんな中、あるペルシャの権力者がユダヤ人への個人的な恨みからユダヤ人全員を虐殺する計画を立てたのです。彼は王のお気に入りでした。虐殺計画を知ったエステルは勇気をふりしぼって王に嘆願したのです。王は賢明にもエステルの願いを聞き入れてくれました。そして首謀者は処刑されユダヤ人たちは助かったのです。エステルが王妃となったことは神様の不思議な摂理でした。このように神様は一人のか弱い女性によってユダヤ民族を救ってくださいました。

 それからおよそ500年後、今からおよそ2000年前に神様は一人の人によってユダヤ民族だけでなく、世界のすべての民に救いを与えてくださいました。そうです。すべての民・私たちを救うお方、まことの人でありまことの神であるイエス・キリストです。

 今でもユダヤ人はエステルによって自分たちが救われたことを記念してプリムの祭りを行なっています。そしてキリスト教会ではイエス・キリストの十字架の愛によって自分たちが救われたことを感謝して日曜日に主を礼拝しています。あなたもぜひ教会にいらしてください。

 ( PBA制作「世の光」2012.5.19放送でのお話より )

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このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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東海地方での世の光/さわやか世の光/ジェネレーションXの放送に協力してくださるキリスト教会・キリスト者の皆様の献金は、

  郵便振替 00890-3-111071 東海福音放送協力会   まで

  お問い合わせは、
  電話 052-762-2196 (自由ケ丘キリスト教会内)  東海福音放送協力会 へ
            
 

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■礼拝とは / 岩井基雄

2012年05月18日 | Weblog
2012/5/18放送

 世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。キリスト教会で使われている用語には分るようで分りにくいことがありますよね。今日も、ちょっと分りにくいキリスト教用語を学んでみましょう。
 
 今日は「礼拝」です。よく耳にする「礼拝」とは、神聖な存在に敬意を表して拝むことを意味しますが、本来は「価値を何々に帰す」という意味で偉い人や様々な物に対しても使うことばだそうです。その人が何に価値を置いているのかが現れるのが礼拝なのですね。

 聖書の時代にはギリシャのアテネの町に様々な神様が祭られていましたが、その中に「知られない神に」と刻まれた祭壇がありました。それを築いた人は御利益さえあれば何でもいいと思ったのでしょうか。それを見たパウロという人がアテネの人々にこう語っています。

私が道を通りながら、あなたがたの拝むものをよく見ているうちに、『知られない神に。』と刻まれた祭壇があるのを見つけました。そこで、あなたがたが知らずに拝んでいるものを、教えましょう。この世界とその中にあるすべてのものをお造りになった神は、天地の主ですから、手でこしらえた宮などにはお住みになりません。また、何かに不自由なことでもあるかのように、人の手によって仕えられる必要はありません。神は、すべての人に、いのちと息と万物とをお与えになった方だからです。」 新約聖書使徒の働き17章23節から25節

 パウロは本当に礼拝されるべきものは人の手による物や天地に存在するものではなく、命を与えすべてのものを創造された神様であると紹介したのです。

 キリスト教の礼拝はまことの創造者であり導き手である神様を心から誉めたたえ讃美を歌い神のことばである聖書から学ぶ時です。それは神様に最上の価値を帰す時なのです。

 自分の欲望に振り回され時には周りの人も自分をも傷つけてしまう自己中心的な私たちが揺り動かされない確かな人生を歩むために正しく神を礼拝し人生の基盤を明確にする必要性を聖書は語ってのです。

 あなたが価値を置いているものは何ですか? 何をあなたは礼拝しているでしょうか。そのあなたが礼拝するすべてを創造されたまことの神様を正しく礼拝するものとされませんか? その礼拝からこそ本当の人生が始まるのです。

   (PBA制作「世の光」2012.5.18放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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■神の御子キリスト / 福井 誠

2012年05月17日 | Weblog
2012/5/17放送
 
 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「神の御子キリスト」です。それではマタイの福音書16章15節、16節から読んでみましょう。

イエスは彼らに言われた。「あなたがたは、わたしをだれだと言いますか。」 シモン・ペテロが答えて言った。「あなたは、生ける神の御子キリストです。」

 イエスがピリポ・カイザリヤの地方に出かけられた時のことです。ピリポ・カイザリヤはエルサレムから約200キロ北にある町です。ユダヤ人の町ではなく、異邦人の町として知られていました。そこでは様々な宗教が入り込み、パレスチナの土着信仰であるバアル礼拝が盛んな町でもありました。さらにこの町にヘロデ大王は皇帝礼拝を強要するローマ皇帝アウグカトゥスのための神殿も建てていました。そんな町でイエスが弟子たちに質問し「人々は自分のことを誰だと言っているのか」と。彼らは昔の有名な預言者の名前を挙げて「ちまたではそういう人達の再来であると噂されている」と答えました。しかしイエスは、「ちまたの人がどう言うのではなくてあなたがたはわたしをどう理解しているのか」、とツッコミを入れるのです。そこで弟子の一人ペテロが言いました。「あなたは生きる神の御子キリストです。」 ペテロは率直に「あなたは神の子---神様---であると言うのですね。

 さてこれまでラジオを通してイエス様についてのお話を聞いて来られた皆さんは、イエス様をどのように受け止めているでしょうか。偉大な教師であるという人もいます。キリスト教の創始者であるという人もいます。偉大な博愛主義の倫理実践家であるという人もいます。しかしあなたはイエスを誰だと受けとめ理解しているでしょうか。

 ナルニア国物語を書いたC.S.ルイスという人は、私たちはイエスの前で彼がどういう方かと言うことへの判断を迫られている、と言っています。ご自分を神とするこの人物について彼をそのことば通り神として認めるのか、それとも精神異常者として見ていくのか、どちらかの選択であるというのです。聖書を読む中で、イエスについてのはっきりとした理解を持ち、救い主として信じて行きたいところですね。

  ( PBA制作「世の光」2012.5.17放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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■豊かさ故の争い / 板倉邦雄

2012年05月16日 | Weblog
2012/5/16放送


 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「豊かさゆえの争い」という題でお話ししましょう。

 私たちは極貧であるために争うこともあります。が、しかし豊さのゆえに争うということもありますね。旧約聖書の創世記13章に入ります。

 アブラムは妻とすべての持ち物を携えエジプトを出て約束の地へ帰ったのです。弟の子ロトの家族も一緒でした。まず、アブラムは家畜と金銀に富んでいた、とあります。正当な労働と神様の恵みによってアブラムは豊かになりました。豊かになり富むことは問題ではありません。問題となるのは財産や富の豊かさを誇り自慢しそれらに頼ることではないでしょうか。しかしアブラムは初めに築いた祭壇の所に行き、その所で主なる神の名を呼んだ、と描かれています。豊かになりましてもアブラムは主なる神様を第一にし信頼していたということですね。

 さて一方、アブラムの弟の子ロトも羊・牛・使用人を持つようになりました。ロト一族を持つようになったのです。いわゆる豊かな財産を持つようになりました。不動産ではなく動産である牛や羊も持つことになりました。そこで問題が起こってきました。豊かさゆえの争いです。土地はアブラムとロト一族を支えて共に住むことができなくなってきたと聖書に書いてあります。そして豊かさのゆえの争いが始まりました。牛や羊の牧草地の取り合いです。アブラムの家畜の牧者たちとロトの家畜の牧者たちの間に争いが始まりました。牧草地だけではなく井戸水の取り合いも起こりました。自分たちの羊や牛に食べさせたいのです。また飲ませたいのです。共同牧草地はいいようですが、問題をはらんでいたようですね。貧しいから争いが起こる。豊かになれば争いはなくなるのでしょうか? いいえ、豊かになればなるほど私たちはもっと豊かになりたいのです。そのために争いが起こります。私たちは満足することはないのです。

 聖書のことばです。

 「あなたがたの中の戦いや争いは、いったい、どこから起るのか。それはほかではない。あなたがたの肢体の中で相戦う欲情からではないかあなたがたは、むさぼるが得られない。そこで人殺しをする。熱望するが手に入れることができない。そこで争い戦う。
         ヤコブの手紙 4章1節と2節 口語訳

( PBA制作「世の光」2012.5.16放送でのお話より )

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■祝福の連鎖 / 山中直義

2012年05月15日 | Weblog
2012/5/15放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、山中直義です。

 親から子、子から孫へと続く営みの中で、目に見えない何かが継承されていくことがあります。旧約聖書創世記36章に登場するエサウはその子孫を深刻な負の連鎖に巻き込んでしまった人物でした。

 エサウはある時、そこにとどまるようにと神が言われた土地・約束の地を捨てて他の地へと移り住んでしまいました。より豊かでより安定した生活を手に入れようと神のことばよりも自分の考えを優先させました。そしてその後エサウとその子孫は彼の思惑通り一見豊かに増え広がったかのように見えました。ですが後にエドムと呼ばれるようになったその民族はエサウと同様、神のない虚しい歩みを続け、弱肉強食の争いの末に歴史の表舞台から空しく消えて行くことになりました。神のことばを軽んじ、神なき歩みを続けたエサウのあの生き方が後の子孫を大変な負の連鎖に巻き込んでしまったと言えます。

 さてそのエサウにヤコブという双子の弟がいました。このヤコブはエサウとは異なり約束の地にとどまったと聖書は言います。そして神のことばに従ったヤコブは様々な困難を体験しながらも神が共にいてくださるということの素晴らしさを体験していくことになりました。その上、神のことばを重んじ神と共に歩むというその幸いは、彼の子孫イスラエルの民族に継承され祝福の連鎖が広がっていったと聖書は言います。

 何を重んじ、どう生きるのか。私たちの生き方あるいは一度の決断が次の世代やその子孫にまで目に見えない大きな影響を及ぼすことを思わされます。

 聖書は言います。
 「わたしを愛し、わたしの命令を守る者には、恵みを千代にまで施す」 (出エジプト記 20章6節、申命記 5章10節)

 神様を愛し神様のことばに聞き従うなら、どんな負の連鎖も断ち切ることができる。神のことばに従うとき、あなたがまず変えられ、そのあなたから祝福の連鎖が必ず広がっていく、聖書はそう言います。

 あなたもぜひ神のことばに聞き従ってみてください。そのときあなたから祝福の連鎖が必ず広がっていくのです。

   (PBA制作「世の光」2012.5.15放送でのお話しより )

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■希望、忍耐、祈り / 関根弘興

2012年05月14日 | Weblog
2012/5/14放送


 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。今日は最初にローマ人への手紙 12章12節のことばを紹介します。

 「望みを抱いて喜び、患難に耐え、絶えず祈りに励みなさい。

 イエス・キリストを信頼し生きる生涯というものは望みを--希望を--抱きながら生きる生涯でもあると聖書は教えます。そしてそれは忍耐を学ぶ生涯でもあるんですねえ。ですからその傍らにはいつも祈りがあるんです。

 聖書は、イエス・キリストを信じればすべての艱難はなくなるとか、すべてがハッピーになる、問題のすべてはすぐに解決するなどとは約束いたしません。私たちの人生にはいろいろな苦しみや困難があるんです。しかし神様に信頼する者は決して失望に終わることが無いと聖書は約束してるんですね。確かに苦しいこと悲しいこといろんなことが人生では起こりますけども、決して最後の最後まで失望のままで終わらせることはしないと約束してくださってるんです。

 私たちはイエス・キリストが私たちの罪を背負い、あのむごたらしい十字架について死んでくださったことを聖書から知ることができます。そのことによって私たちの罪が赦され、またイエス・キリストは十字架で死なれ三日目に復活なさいましたね、それによってイエス・キリストは死を打ち破る命を(ご自分を)信じる一人一人に与えてくださると約束しています。キリストの命がけの十字架の愛と復活によって証明された永遠の命が与えられ生かされていくなら、それは私たちにとっての大きな希望の源となっていきますよね。

 キリスト教会の歴史を見ると、特にローマ時代においては多くのクリスチャンたちは迫害によって命を落としていきました。しかしそれにもかかわらず、ローマ帝国はクリスチャンたちを撲滅することはできませんでした。なぜなら迫害されたクリスチャンたちは苦しみの中で天を見上げ、永遠の希望・永遠の御国を見つめ生涯を閉じていたからです。

 迫害によっても彼らの永遠の希望を奪うことはできませんでした。逆に迫害があったにもかかわらず多くの人たちがクリスチャンになっていったんです。なぜならそこにはローマ政府が決して提供することのできない神様に愛されていることからくる心の平安や、赦され受け入れられ永遠の希望に生きることができる命が溢れていたからです。

 私たちの人生にはいろんな困難があるでしょう。でもイエス・キリストを信頼し生きていく中で希望を持ち艱難に耐え祈り続けていく生涯を神様はあなたに与えてくださるんです。

  (PBA制作「世の光」2012.5.14放送でのお話しより)

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■悲しみが悔い改めを生じさせる  / 羽鳥頼和

2012年05月12日 | Weblog
2012/5/12放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 羽鳥頼和です。

 旧約聖書にエズラという人が登場します。彼は聖職者のトップである大祭司の子孫であり、神の教えである律法に通じている学者でした。彼は、イスラエルの人々に神様の掟と定めを教えるよう、と堅く決意をしていました。

 人々に教える意欲に燃えたエズラがエルサレムに行った時、そんな彼に残念な報告がされました。その報告とはイスラエルの人々の信仰堕落の実態でした。イスラエルの一般の人々だけでなく祭司やレビ人ら聖職者までもが異教の神々を信じる外国の女性と結婚をして偶像崇拝を行なっていたのです。

 この報告を聞き、エズラは愕然としてしまいました。民の罪を前にしてエズラは、私たちは罪を犯しているので誰も神様の前に立つことができません、と告白します。彼は涙を流しながら神様に祈りました。そんなエズラの所にイスラエルの内から男や女や子供たちまでもが大勢集まってきました。そして彼らもエズラのように激しく涙を流して泣いたのでした。彼らは自分たちの犯している罪を心から後悔し、悲しみました。

 この大きな悲しみはイスラエルがしなければならない事でした。自分の悪いことを後悔する悲しみ無しに救いはないのです。

 聖書に「神のみこころに添った悲しみは、悔いのない、救いに至る悔い改めを生じさせますが、世の悲しみは死をもたらします。」(コリント人への手紙第二 7章10節)とあります。

 この「神のみこころに添った悲しみ」とはエズラたちが自分たちの罪を後悔した悲しみです。

 それに対して「世の悲しみ」とは自分のした悪いことを後悔することなく、自分の思い通りにならないことを悲しむことです。この世の悲しみは自分の罪、自分の悪を後悔することが無いので、その人を不幸にし、ついにはその人に死をもたらします。その人は晩年に自分の人生を悔やむことになります。

 しかし、自分の罪を後悔する悲しみは神様の御心にかなっているので、神様はその人に救いを与え、安心のある幸せを与えてくださいます。

 聖書のことば
 「神のみこころに添った悲しみは、悔いのない、救いに至る悔い改めを生じさせますが、世の悲しみは死をもたらします。
コリント人への手紙第二 7章10節

 ( PBA制作「世の光」2012.5.12放送でのお話より )

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■愛を行い続ける力 / 岩井基雄

2012年05月11日 | Weblog
2012/5/11放送

 世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。インドのカルカッタで死にゆく人々や極度の貧しさに震える人々に聖書が語る神様の愛を届け続けたマザー・テレサさんが天に帰られて15年が経とうとしています。誤解や迫害を受けつつも、極貧の人々と共に歩み続け、愛を表し続けたマザー・テレサさんの姿は世界に大きな影響を与えました。世界の母とも呼ばれたマザー・テレサさんは私たちに次のような愛のチャレンジをしています。

「人は不合理、非論理、利己的です。気にすることなく人を愛しなさい。

 あなたが善を行うと利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう。気にすることなく善を行いなさい。
 目的を達しようとするとき邪魔立てする人に出会うでしょう。気にすることなくやり遂げなさい。
 良い行いをしても恐らく次の日には忘れられるでしょう。気にすることなくし続けなさい。
 あなたの正直さと誠実さとがあなたを傷つけるでしょう。気にすること無く正直で誠実であり続けなさい。
 あなたが作り上げたものが壊されるでしょう。気にすることなく作り続けなさい。
 助けた相手から恩知らずの仕打ちを受けるでしょう。気にすることなく助け続けなさい。

 あなたの中の最良のものを世に与えなさい。蹴り返されるかもしれません。でも気にすることなく最良のものを与え続けなさい。」

 私たちは自分が傷ついてまで他の人を愛することは困難ですね。誤解されたり邪魔をされたりするとき、私たちはもう人を愛せなくなりがちです。でも愛なる神様はそんな私たちにもチャレンジしています。

 「子どもたちよ。私たちは、ことばや口先だけで愛することをせず、行ないと真実をもって愛そうではありませんか。
   新約聖書 ヨハネ第一の手紙 3章18節 

 愛なる神様はあなたを見ていてくださいます。人がどのようにあなたに仕打ちをしても、誤解をしても、あざけっても、神様はすべてを御存知であなたを愛し、あなたを力強い愛の御手で支えてくださるのです。あなたもこの愛なる神様のもとに来て永遠の愛を豊かに受け取って、愛を表わす者、そして人を愛する者、愛の人へと変えられて行きませんか? どうぞあなたは人を気にすることなく神を見上げて愛を表してください。

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■時のしるしを見分ける / 福井 誠

2012年05月10日 | Weblog
2012/5/10放送
 
 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「時のしるしを見分ける」です。

それではマタイの福音書16章3節から読んでみましょう。

 朝には、『朝焼けでどんよりしているから、きょうは荒れ模様だ。』と言う。そんなによく、空模様の見分け方を知っていながら、なぜ時のしるしを見分けることができないのですか。

 ユダヤの宗教家がイエスを試そうとして「天からのしるしを見せてください。」と頼みました(マタイの福音書16章1節)。「しるし」と訳されたことばは単に奇跡や力を意味するのではなくてイエスがどういうお方なのかということが分るような不思議なこと、つまりイエスを約束の救い主・メシヤであると証拠づけるものを意味しています。しかしイエスが公に宣教を開始してから彼らがこのように頼み込んだのは実は4度目になります。その間彼らは沢山のイエスの奇蹟を見てきたのですが、それらを決してしるしであるとは認めようとはしなかった訳です。奇跡、それだけではない。しるしを見せろというわけですね。救い主としての証拠を見せろと。

 ところで出エジプト記にエジプトの王様が十の災いを送り込まれながらそれらを神様からのものとは認めなかったというお話があります。イスラエルの人たちがエジプトで奴隷にされていた時にモーセという指導者が現れ、イスラエルの人たちを解放しました。その時に神様は十の災いを次々と起こされ、ご自身の存在を明らかにされたのです。しかしエジプトの王様パロはそれらを神様からのものとは決して信じなかったのです。

 「神様が本当にいるんだったら証拠を見せてみろ。」と言った人がいますが、確かにその気持ちは分からないわけではありませんが、物事を信じようとしない人というのは証拠があっても信じないものではないでしょうか。

 しかし証拠はいつでも示されているのです。空がどんよりしていると今日一日の天気も荒れ模様だと考える。とすれば自然の神秘や不思議に神の存在を覚える事はあるものですね。神様がお造りになった自然や与えてくださった聖書を通じて神様を信じていきたいものですね。

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■激しいききん / 板倉邦雄

2012年05月09日 | Weblog
2012/5/9放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「激しい飢饉」という題でお話しましょう。

 神様の約束された土地に移住してきたアブラム一家でした。一家族だけではなく使用人も家畜も財産もありました。アブラムはすでに族長と呼ばれる人物になっていたのです。家族はもちろんですが一族を守らなくてはならない責任がありました。そのような時、激しい飢饉が神様の約束の地カナンにあったのです。旧約聖書の創世記の12章です。

 そこでまず激しい飢饉の中でアブラムはエジプトに寄留しようと決断します。家族や一族、家畜を保護するためでした。神様の約束された土地でこんな大飢饉に遭うとは思いもよらなかったでしょう。アブラムはさっさとエジプトへ下る決断をするのです。残念なことは、それまで移住の先々で主なる神様の名を呼んでいました。しかし今回のエジプト行きにはそれがありません。

 ところが激しい飢饉のためエジプト国境までたどり着きました。しかしアブラムは急に怖くなったのです。夫アブラムは妻サライに言いました。「お前は美しい。エジプト人はお前が妻だと分ると、きっと私を殺しお前を生かすだろう。だから私の妹だと言ってくれ。そうすればあなたのおかげで私は無事だし、命も助かるだろうよ。」

 聖書にこう書いてあります。 「人を恐れるとわなにかかる。しかし主に信頼する者は守られる。」 箴言29章25節 

 アブラムはエジプト人を恐れて自分可愛さなのでしょうか、妻を犠牲にしてしまいます。

 さて第三に、激しい飢饉は妻サライを危険にさらすことになりました。妹だと申告してエジプトへ入国しました。美しい妻サライは人目を引きます。ついにエジプト国王パロに召し入れられます。兄アブラムには王様から金銀宝石、多くの羊や牛、使用人が贈られました。

 わが身可愛さが招いた災いをアブラムはどんなに悔やんだことでしょう。でも神様はあっと驚く方法で妻サライを救ってくださいました。神様は妻サライのために働いてくださいました。夫に従順だったサライのためでした。主なる神様はパウロ王様とその家族を病気にすることによって妻サライを助けてくださったのです。

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PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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