世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 福井 誠です。
今日のバイブル・メッセージは「イエスによって神に近づく」です。
それでは聖書の中のヘブル人への手紙7章19節から読んでみましょう。
「----律法は何事も全うしなかったのです。---- 他方で、さらにすぐれた希望が導き入れられました。私たちはこれによって神に近づくのです。」
聖書で律法というのは遥か3500年も昔、モーセという指導者の時代にイスラエル人に与えられた神の戒めのことです。
「 殺してはならない。
姦淫してはならない。
偽ってはならない。
・・・・ 」
という文言で知られる十戒のことである、と言った方がピーンと来る人もいるかもしれませんねえ。それら十の戒めをユダヤ人は更に詳しい戒めにして律法と呼び、日々守るように教えられました。それを守るならば神に祝福される、と信じられたからです。
しかしどうでしょうか、実際問題、神の戒めはなかなか守れるものではありません。神の戒めを守ろうとすれば、ますます戒めを守ることのできない自分の弱さに気づかされることがあります。神に近づくどころではないのです。まして神の祝福を受けるなど、そんな資格はまったくない弱く役立たずの人間であることを思い知らされることでしょう。「律法は何事も全うしなかった」 つまり律法に神の祝福を受けさせる力などなかったということですね。
そこで聖書は続けて言います。「さらにすぐれた希望が導き入れられました。私たちはこれによって神に近づくのです。」
「さらにすぐれた希望」というのはキリストの十字架という希望です。キリストは私たちの罪の身代わりとして十字架上にその命を捧げられました。それは私たちがイエスの犠牲によって神の祝福を受けるためです。十字架は律法にできないことを成し遂げてくれたのです。私たちは十字架によって神に近づくことができます。そして約束された神の祝福を受け取ることができるのです。
神の戒めに従い良い行いを積み重ねても神に近づくことはできません。しかし私たちの罪を赦す十字架によって私たちは大胆に神に近づくことができます。
あなたも十字架を自分のものとして受け入れ、神の祝福を受けるように神に近づいてみませんか?
( PBA制作「世の光」2009.11.12放送でのお話しより )
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