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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■墓の中にいる者たち / 板倉邦雄

2024年01月23日 | Weblog

2023/9/19放送

 「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「墓の中にいる者たち」という題でお話ししましょう。

 はじめに、ヨハネの福音書5章28節から29節を口語訳聖書でお読みします。
  「このことを驚くには及ばない。墓の中にいる者たちがみな神の子の声を聞き、善をおこなった人々は、生命を受けるためによみがえり、悪をおこなった人々は、さばきを受けるためによみがえって、それぞれ出てくる時が来るであろう」

 この神の子イエス様のことばは、最後の審判の日のことを語っています。その日、その時、すべての死者は神の子イエス・キリストの声を聞いて起き上がり、墓から出てくると言うのです。なぜならキリストにあって死とは眠りです。眠っているので、「起きろ」というキリストの声に死者はむっくりと起き上がるのです。すなわち、私たちの完成された肉体の復活でしょう。私たちは死んで「よみ」と呼ばれる死者の世界へ行きます。イエス様も、十字架で死なれ、墓に葬られ、よみに下りました。すなわち死者の世界に行かれたのです。しかし、父なる神の声によって三日目によみがえり復活されました。そして鍵のかかった部屋に自由に入ってこられ、飲食をし、手足を弟子たちに見せ、四十日間弟子たちや信徒たちに現れたのです。そして天に昇られました。

 神の子イエス様のことばによりますと、「墓の中にいる者たち」は皆、神の子イエス・キリストの声を聞いて、よみから帰って来るのです。すなわち、よみがえり復活するのです。霊ではなく完成された身体の復活です。

 何のためですか。すべての人が最後の審判を受けるためです。父なる神様は、神の子イエス・キリストに裁きのことをすべてゆだねられました。イエス様はこう言われています。「父はだれをもさばかない。さばきのことはすべて、子であるわたしにゆだねられたからである。」と言っています。

 では、神の子イエス・キリストにゆだねられた裁きとは何でしょう。それは、善を行った人々は生命を受けるため、悪をおこなった人々は裁きを受けるために、それぞれ墓から出て来させられるのです。

 私たちの人生は肉体の死で終わりではありません。しかも、この世での人生が、死後の永遠に行く先の、いのちか裁きかを決定するのです。


 ( PBA制作「世の光」 2023.9.19でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 

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