2015/1/2放送
世の光の時間です。新年明けましておめでとうございます。岩井基雄です。どうぞ今年もよろしくお願いします。この新しい年、皆さんはどんな夢やビジョンを抱いていらっしゃいますか? 新しい年を新たな決意や目標を持って始めていくことはとても重要で素晴らしいことですね。
ドイツの神学者ドロテー・ゼレの著書に『幻なき民は滅ぶ』という本があります。題名の由来は聖書からですが、どこかで聞いたことがあるなあと思う方もいらっしゃるかもしれませんね。文語訳という古い訳の聖書には『幻なき民は滅びる』と書かれています。幻やビジョンを持つことは確かに重要ですが、実はこの箇所の本来の意味は少し違っています。その聖書の箇所をお読みしましょう。
「幻がなければ、民はほしいままにふるまう。しかし律法を守る者は幸いである。」
旧約聖書 箴言29章18節
この「幻」と訳されているヘブルの「ハーゾン」は神様からの啓示や夢で示されるメッセージなどを意味し、その直後の「律法」と訳されてることばとセットになっていますから、ここでの幻とは律法すなわち神のことばである聖書のメッセージを中心に指しています。神のことばである聖書に耳を傾けない者はわがままに振る舞い、抑えがきかなくなる。しかし神のことばである聖書を守るものは幸いである、という意味になるのです。自分の思いや願いを目標とすることも素晴らしいと思いますが、神のことばである聖書から私たちへのチャレンジを示され、それをこの一年の目標とする歩みをあなたもしてみませんか? 神のことばである聖書を基盤とし、また人生の指針として歩むとき、私たちは自分のわがままな思いから離れ、自分が喜ぶことではなく、神様が喜んでくださることを優先するようになります。そしてそのような人生は人に喜ばれ、豊かな祝福を受ける者となるのです。この新しい一年、あなたも神様の教えを喜びとし、指針として歩んでいきませんか?
聖書のことば
「主のおしえを喜びとし、昼も夜もそのおしえを口ずさむ。その人は、水路のそばに植わった木のようだ。時が来ると実がなり、その葉は枯れない。その人は、何をしても栄える。」
詩篇 1篇2節、3節
(PBA制作「世の光」2015.1.2放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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世の光の時間です。新年明けましておめでとうございます。岩井基雄です。どうぞ今年もよろしくお願いします。この新しい年、皆さんはどんな夢やビジョンを抱いていらっしゃいますか? 新しい年を新たな決意や目標を持って始めていくことはとても重要で素晴らしいことですね。
ドイツの神学者ドロテー・ゼレの著書に『幻なき民は滅ぶ』という本があります。題名の由来は聖書からですが、どこかで聞いたことがあるなあと思う方もいらっしゃるかもしれませんね。文語訳という古い訳の聖書には『幻なき民は滅びる』と書かれています。幻やビジョンを持つことは確かに重要ですが、実はこの箇所の本来の意味は少し違っています。その聖書の箇所をお読みしましょう。
「幻がなければ、民はほしいままにふるまう。しかし律法を守る者は幸いである。」
旧約聖書 箴言29章18節
この「幻」と訳されているヘブルの「ハーゾン」は神様からの啓示や夢で示されるメッセージなどを意味し、その直後の「律法」と訳されてることばとセットになっていますから、ここでの幻とは律法すなわち神のことばである聖書のメッセージを中心に指しています。神のことばである聖書に耳を傾けない者はわがままに振る舞い、抑えがきかなくなる。しかし神のことばである聖書を守るものは幸いである、という意味になるのです。自分の思いや願いを目標とすることも素晴らしいと思いますが、神のことばである聖書から私たちへのチャレンジを示され、それをこの一年の目標とする歩みをあなたもしてみませんか? 神のことばである聖書を基盤とし、また人生の指針として歩むとき、私たちは自分のわがままな思いから離れ、自分が喜ぶことではなく、神様が喜んでくださることを優先するようになります。そしてそのような人生は人に喜ばれ、豊かな祝福を受ける者となるのです。この新しい一年、あなたも神様の教えを喜びとし、指針として歩んでいきませんか?
聖書のことば
「主のおしえを喜びとし、昼も夜もそのおしえを口ずさむ。その人は、水路のそばに植わった木のようだ。時が来ると実がなり、その葉は枯れない。その人は、何をしても栄える。」
詩篇 1篇2節、3節
(PBA制作「世の光」2015.1.2放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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