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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■心の内の闇を認める勇気 / 岩井基雄

2018年10月22日 | Weblog
2018/9/17放送

 世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。第三週の月曜日はマルコの福音書から学んでいます。

 私たちの心には様々な闇がありますね。しかしそれと正面から向き合い、その闇を認めることは簡単なことではありません。イスラエルの指導者やパリサイ人たちは自分たちこそ神の国を受け継ぐ存在であり、神の律法を堅く守っていると自負していました。しかし、心の奥にある高慢、人々を見下す傲慢には心を留めていなかったのです。救い主キリストは彼らに向かって、時に激しいことばを語り、「白く塗った墓だ」(参照マタイの福音書23章27節)と彼らの偽善性、心の腐れを指摘されたのです。それはキリストが彼らをも愛し、悔い改めに導くためでした。キリストは食前に手を洗うというユダヤのしきたりを用いて心の罪の問題をはっきりと語りました。
 手を払わないで食事をするなら穢れると言われているが、本当の穢れは人の心の中から出てくる、と指摘されたのです。

 キリストは私たちにも語ります。
 「外から入って、人を汚すことのできるものは何もありません。人の中から出て来るものが、人を汚すのです。」 新約聖書 マルコの福音書7章15節(新改訳2017)

 そして人の心の内側から出てくる悪についてこう続けました。
 「内側から、すなわち人の心の中から、悪い考えが出て来ます。淫らな行い、盗み、殺人、姦淫、貪欲、悪行、欺き、好色、ねたみ、ののしり、高慢、愚かさで、これらの悪は、みな内側から出て来て、人を汚すのです。」 
        マルコの福音書7章21節から23節

 私たちの心から出て来る罪の現実を私たちは避けることができません。私たち一人ひとりが神様の前に自分の内側にある罪を問われるのです。そして罪の結果は永遠の死であると聖書はっきり語ります。しかし、自分の罪と向き合い、その罪を認め、神様の前に悔い改めていく歩みは私たちを内側から変えていくのです。神様はあなたの心にある汚れも闇も全部御存知で、なおあなたを愛し、あなたを赦しと解放へと招いてくださっているからです。

 聖書のことば
 「もし私たちが自分の罪を告白するなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、私たちをすべての不義からきよめてくださいます。
             (ヨハネの手紙第一 1章9節)

 (PBA制作「世の光」2018.9.17放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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