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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■喜びの源 / 山中直義

2012年01月31日 | Weblog
2012/1/31放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、山中直義です。いつも心に深い喜びが満ちている、それは本当に素晴らしいことですよね。今日は「喜びの源」と題して聖書からお話をさせていただきます。

 ある時、イエス・キリストの弟子たちが喜びに満ちてこう言いました。「主よ。あなたの御名を使うと、悪霊どもでさえ、私たちに服従します。」(ルカ 10章17節) 弟子たちはこの時、イエス様から特別な力をいただいて悩み苦しむ人々を助ける働きをしていました。人の力ではどうすることもできない目に見えないどうしようもない問題さえ克服することができる。そうして人を助けることができる。弟子たちはそのことを心から喜んでいました。そしてそれは本当に素晴らしいことだとは思います。

 ですが以外にもイエス様は彼らにこう言われました。「悪霊どもがあなたがたに服従するからといって、喜んではなりません。ただあなたがたの名が天に書きしるされていることを喜びなさい。」(ルカ 10章20節) 私たち人間が本当に喜ぶべきこと、そして心の底から喜び続けることができること、それはあなたの名が天に書き記されていることだ、と言います。これは即ち、地上での功績ということをはるかに超えて天の神様があなたという存在そのものを深く心に留めていてくださる。それこそが何よりの喜び、喜びの源だとイエス様は言われたのです。

 私たちは日頃何を喜んで生きているでしょうか。特別な力があることや悩む人々を助けることができる、それは本当に素晴らしいことです。ですが、そういった地上での功績ばかりに心を留め、それだけを喜びとしているなら、私たちの喜びはいつしか枯れ果てていくことになります。

 聖書が教えている喜びの源それは神様が私たちのことを深く心に留めていてくださるという事、それほどに愛していてくださる神様を知るところにこそ喜びが満ち溢れるのだと聖書は言うのです。私たちの心にも尽きることのない喜びが溢れるようになる。それは実に聖書のことばに耳を傾けイエス・キリストを深く知らされるところに実現すると聖書は言うのです。

    (PBA制作「世の光」2012.1.31放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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