世の光の時間です。お元気でしょうか。村上宣道(のぶみち)です。
えー、処女(おとめ)マリヤからキリストが誕生したということについて、つまずきを覚える人は現代もたくさんいらっしゃると思うんですけれども、もっとそれよりもですね信じ難いこととして、これに驚いた人がいるんですねえ。 それは誰かと言いますと、マリヤの婚約者・許嫁(いいなずけ)であったヨセフという人なんですねえ。
聖書の中にこういうことばがあります。 マタイによる福音書の1章に書いてあるんですけれども、
イエス・キリストの誕生の次第はこうであった。母マリヤはヨセフと婚約していたが、まだ一緒にならない前に、聖霊によって身重になった。夫ヨセフは正しい人であったので、彼女のことが公けになることを好まず、ひそかに離縁しようと決心した。彼がこのことを思いめぐらしていたとき、主の使が夢に現れて言った、「ダビデの子ヨセフよ、心配しないでマリヤを妻として迎えるがよい。その胎内に宿っているものは聖霊によるのである。彼女は男の子を産むであろう。その名をイエスと名づけなさい。彼は、おのれの民をそのもろもろの罪から救う者となるからである」。すべてこれらのことが起ったのは、主が預言者によって言われたことの成就するためである。 (マタイによる福音書1章18節から22節 口語訳聖書)
こういう記事が書かれている訳なんですね。 で、ヨセフは婚約者。 当時の婚約というのは、もう正式に婚姻届けがなされているような、そういう公な形ではもう夫婦とされていたのですね。 でも一緒には生活をしてはいなかった。 なのにその婚約者であるマリヤが身重になった、ということを知った時の驚き。 これは想像ができますよね。 ですから離縁しようと決めたというその気持ちも分かる訳です。 でも主の使いがこう言われた。 「心配しないで妻として迎え入れるように。 それは聖霊によって宿ったのだから。」という。 この信じ難いことを、しかしヨセフは、マリヤは絶対大丈夫だということをマリヤに対する深い信頼と共に神様がそうなさったのだということを受け入れた。 ヨセフの信仰ですねえ。 このヨセフの信仰がなかったらこのことは成り立たなかったということは思います時にですねえ、本当にヨセフは自分の妻たるべき人への信頼と神様への深い信頼とをもってこれを受け入れたことによってこのクリスマスは成就したのだということを知っていただきたい。 そう思うんです。
( PBA制作「世の光」2008.12.22放送でのお話しより)
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